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vol.1 チャット率99.7%を維持するチャットレディ一伽さまの講義 人妻熟女系チャットの要点

チャットレディ一伽 サウザーの白熱教室
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※試聴版。オリジナル版(54:42)は購入後に視聴可能。

第1話(全3話)

白熱教室チャットレディシリーズ待望の第2弾。今回のゲストは一伽さま。このお名前は「いちか」と読む。読んで字のごとく「一夜かぎりの夜伽のお相手」という意味合いとのこと。早くも詩的な感性を感じさせてくださるが、全くその通りのお人柄である。本編の中で徐々に明らかになっていくのであるが、そのキャラクターには「さま」という敬称がふさわしい。女子にありがちな「ちゃん」でも「さん」でもない。漢字で「様」でもない。「さま」が最も適切である。そのことは、本編を聴き進めていただけたらきっとわかってもらえるはずだ。

本編は一伽さまの自己紹介から始まる。年齢的にはアラサー、チャットレディを始めて9ヶ月目、勤め人の給与+20万円/月というチャトレ界の猛者である。そして白熱教室という舞台において、チャットレディを語るならば「あい先生」との比較は避けては通れない。同じくチャットレディのあい先生編と本作はどう違うのか?そう感じたリスナーも多いことだろう。安心してほしい。本作は前作の焼き直しには、決してならない。あい先生はチャトレ歴5年を超えるレジェンド的存在なのだが、彼女が唯一、手を出せていない領域があった。

「人妻・熟女」

収録当時あい先生はリアル年齢が若すぎて手を出せておらず、欠けていた領域であった。この領域に精通するのが一伽さまなのである。また比較対象とする中で浮かび上がってくるのは、あい先生の豊かな才能であった。多くの初心者チャトレが脱落してしまうところをサラっとクリアし、ストイックに自ら道を切り開いたあい先生は、お手本とするにはやや難易度が高いのかもしれない。僕らは最初からイチロー選手を見ていたのである。

一言に「チャットレディ」という呼称はあれど、実はその中身には多種多様な流派がある。なぜならばチャトレの顧客もまた、多種多様な趣味嗜好を持っているからだ。例えるならば、あい先生は若者に人気のお洒落なイタリアンレストラン。対して一伽さまは知る人ぞ知る、隠れ家的な高級割烹。どちらが優れているか、明確に判断することは難しい。顧客が持つ様々な嗜好に、いかにドンピシャなストライクボールを、いかに深く強く投げ込めるか。チャトレの奥義はそこに収斂する。

一伽さまの自己紹介を続けよう。一伽さまはパワハラ・セクハラ・長時間勤務というブラック三拍子が揃った職場で3年、勤務した。体力・精神ともに多大なダメージを負い、その回復としてマッサージやエステに通って、貯金が全くできなかったという。まさに「給与=労働力回復の経費」そのものを体現していた。折しも「サウザーラジオ」と出会い、転進を誓う。そして今ではゆるふわホワイト企業に転職し、温存した気力体力でチャトレに取り組み、月給+20万円を実現している。本業の給与を高くしようと足掻くよりも、本業での消耗を抑え、自分の事業に注力した方が実入りが大きくなる。まさに好例と言えよう。

さて後半ではいよいよチャトレについての講義が始まる。一伽さまは言う。チャトレで稼げたおかげで、金銭的・精神的に元気になれたと。お金のことで苦労している女性そして既に始めているがうまくいっていない人に、稼げるようになってほしいという純粋な想いと願いで、本作を捧ぐ。

Vol.1では心構えと初期の始め方についての解説がなされる。まず第一に「チャトレはそんなに甘くない」ということを再認識してほしいと一伽さまは強調する。巷には「簡単に稼げる」「初心者でも稼げる」という広告が跋扈しているが、それは違うと一伽さまは警告する。覚悟を持って取り組むまなくては、生き残って稼ぎ続けることはできないのだ。では覚悟とは何なのか?それはメンタルへのダメージである。チャトレにやってくる男性客を一伽さまは「普段の生活では決して出会わない別種の生き物、社会の底辺のゴミ捨て場」と評し喝破する。これを総称して「クソ客」と呼ぶのであるが、そんな魑魅魍魎が蠢く魔境に飛び込むのだから、それ相応の覚悟が必要なのは想像に難くない。この覚悟なくしては、クソ客にメンタルを壊されて再起不能になってしまう。しかしながら、覚悟をしていてもメンタルダメージは受ける。この時の解消法や、準備をしておこう。この順応が序盤の山場である。クソ客の生態と攻略法についてはVol.2で詳しく解説を行う。

次に、初期の始め方として「事務所への所属」を一伽さまは推奨する。もちろん、チャトレはあい先生のように自宅で個人プレーヤーとして参加すれば利益を最大化させることができる。しかしながら、初期の頃は利益を最大化させることよりも、事務所のサポートを受けながら経験を積むことがオススメだと自身の経験から語る。事務所には部屋や道具などの設備資本が整っているだけではなく、組織としてのサポートを得られる点が初心者には心強い。特に、クソ客への対応方法や動画流出トラブルなどを相談できる点は見逃せない。これらは慣れていない初心者では対応が難しく、それだけで脱落してしまう危険性すらあるからだ。事務所は組織という単位で交渉ができるから、チャトレ運営会社にも無視されにくいし、これまでのケーススタディの蓄積もある。とはいえ、事務所のマージンは無視できないので、基盤ができたら事務所を卒業し、個人・自宅での活動へシフトしていく。一伽さまは「事務所から始めて良かった」と当初を振り返る。もし最初から個人で始めていたら、初期のダメージで脱落してしまっていたかもしれないと。これから始めようと思っている人には有用な事例であろう。ただし、事務所はたくさんあり、中には悪質な事務所もあるから警戒も必要である。

チャットレディを志す女性にも、様々なバックグラウンドがある。ゆえに大学生の頃にスタートし、新卒ホワイト勤務、最初から個人で活動していた、若き才媛あい先生の手法をそのまま実行できないな、イチローには手が届かないなと感じていた女性リスナーも一定数いたのではないかと思う。そういう皆様には、一伽さまの手法は大変参考になるのではないだろうか。

春の陽光の中、花畑ではためく可憐な紋白蝶があい先生であるならば、闇夜にぽっかりと浮かび、地平を穏やかに照らす満月が一伽さまなのだ。

つづく。

著・ヤコバシ


【オーディオブックの正しい使い方を伝授する】
1.集中して聴かない。オーディオを聴くための時間をわざわざ取らない。スキマ時間や作業時間に『ながら』で聴くのが正しい使い方である。
2.ぼけーっと繰り返し聴く。聴き返すたびに毎回聴こえ方が違うぞ、とか、刺さる言葉が違うぞ、と思ったならそれは良い聴き方。一回で全部吸収してやろう、と言うのは悪い聴き方。
3.PCのnote.muサイトからMP3ファイルをダウンロードする。itunesその他で、スマホに同期する。電車や車での移動中、家事の最中に聴くのが良いと思う。ストリーミング再生で聴くのはあんまりおすすめしないかな。

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