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vol.4 必要なものは根性のみ!足立先生がブログアフィリエイトで年収3000万円稼ぐようになって勤め人を卒業した話

足立先生 サウザーの白熱教室
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※試聴版。オリジナル版(57:28)は購入後に視聴可能。

第4話。(全5話)

また本編とは関係ないエッセイ。製作者特権で僕はこの音声をリリースする前に既に5周ぐらい聴き込みしてるんだが、その聴き込みから得られた上澄みの汁みたいな内容を書いてる。

リスナーの皆様もこのオーディオを繰り返し聴いていくうちに、意外な発見や閃きがあるのかもしれない。

以下本文。

僕が一年間ブログを書き続けて(アメブロで)得たものとは、いったい何であろうか。

結論から言うと、一番の財産はブログ読者の皆様であると僕は思う。

もっと言えば、読者の一人一人から寄せられる認知と信用である。

「あいつが書く物だから、まあ暇な時にでも読んでおいてやるか」

と言う認識の集合が、僕にとって非常に大きな財産となっている。

人は誰かに認識されて初めて人になる、と言うが、人に認識されないならばそれは存在しないのと同じなのだ。僕は人になれた。

というか、ブロガーと言う自意識を得たのも、ブログ書いたからなのだ。Twitterだけやってたら持ちようが無いセルフイメージである。

一方で『数字』はどうだったのか?

ブログの毎日更新を終了させたのが2018年1月末ごろで、その時のアクセス数が月間で70万PV強、ユニークユーザー数は一日に6000人。
(※アメブロ公表のPV数とUU数であるので、ちょっと割り引いて考えないとではある)

過去にGoogleアナリティクスがまだ生きていた時に示した『セッション/ページビュー』が1セッションあたり『3.5~4PV』であった。

ブログは継続する限りにおいて必ず右肩上がりにアクセスが伸びる、と言うのも重要な知見である。僕の場合はバズったりハネたりせず、着実な右肩上がりだった。

たくさんの人にブログを読んでもらえたし、一部の濃ゆいファンが一回のサイト訪問で複数のページを巡回して読んでくれるという成績で、いわゆる『優良サイト』の数字ではあった。

ところが、これをアフィリエイター視点で見るとどうか?

一言で言うと、

「物足りぬ」

である。

僕は一年間ほぼ毎日ブログ更新した。作業時間はあれこれ含めて一日平均3時間ほど。冠婚葬祭も疎かにし、勤め人の仕事も全身全霊の努力で手抜きし、アホみたいにブログ書いて、やっと月70万PVである。

しかも僕はTwitterのアカウントでフォロワー数千人という基盤があった所からスタートした。ゼロから始めたんじゃない。

ゼロからだったら半分行ってたかどうか、下手したら10万PVだったかもしれない。

さて、では、いやらしい話をしようか。

月70万PVをカネに換算するとどれぐらいの金銭価値なのか?と。

たとえば、Googleアドセンスだけとしよう。訪問者の方にあんまり『搾り圧』をかけないやり方である。

だいたい0.2円/1PVぐらいが月間のGoogle広告の相場であるとの事だから、ざっくり言って月14万円である。一年しこたま頑張って、しかもその頑張りを継続すると言う条件で、月14万円の収入増がその成果物だとなると、良いような悪いような、と言う複雑な感想だ。

足立先生のマンガ好き.comは、月間500万PVで、アドセンスだけだとおよそ月100万円弱の収入だとおっしゃっていたから、まあ0.2円ぐらいとは妥当な線なのであろう。(※マンガ好き.comは他にもヘッダーの広告枠とかを、月間の枠売りで募集しているそうだから、アドセンスの基礎収入に広告枠の収入が乗ってくる計算となる)

ちなみに、多彩なアフィリエイト技をマスターする先生いわく、マンガ好き.comは典型的な薄利多売モデルで走っていて、検索エンジンからPVを沢山集めてそのPVに薄ーく課金する事を狙っている、とおっしゃっていた。逆に、月3000PVで月間広告料5万円取れる、PVに対する収益性が高いサイトも持ってるとの事である。

先生と初めてお会いした時点では、マンガ好き.comは開設して3ヶ月経過していた頃であったが、その時点で既に月間120万PVの化け物サイトになっていた。

「自分がこれまでに培った経験と知識と人脈(外注先)を、全てを注ぎ込んだサイトですから」

との事だったが、要するにガチのアフィリエイターの人が全力でサイト構築をやると、たったの3ヶ月で100万PVのブログを作れてしまうって事である。

恐ろしい話だ。

話を戻そう。

月間70万PVのブログ読者に、強めの『搾り圧』をかけ、amazonとかその他ASPとかの広告を出して、けっこう露骨な商品誘導を行ったらどうなるか?と。

0.5円/PVぐらい行くようである。(※あのイケハヤ先生のデータを参考にした)

とすると月に35万円の広告収入であるか。

まあ悪くない。

仮に勤め人の給料があって月35万円の副業収入があれば、勢いよく貯金が貯まってゆくし、勤め人卒業の未来が具体的に見えてくると思う。

確かに、アフィリエイターならそれで良いかもしれない。

しかし、ブロガーとしてはよろしくないやに僕は思う。

ブログを読みに来てくれる読者に対し、誘導を仕掛けて強めの『搾り圧』をかける、これは凄く心苦しい物があるからだ。

理由は一つ。商品誘導によって自分の主張の首尾一貫がブレるから、だ。すなわちアフィリエイト広告ありきに心にも無い事を言わされるから、であり、読者にそれを見透かされるから、だ。詰まる所、読者との間に築いた信用を毀損させるから、これが理由だ。

・読者にこすい誘導を仕掛けないこと。読者を欺かないこと。

・自分が使ってみて本当に良いもの、正直な気持ちで推奨出来るもののみ扱うこと。主張の一貫性を損なわないこと。

・自分が身銭切って買って使ったこと無いモノやサービスを推奨するのは、ダメ!ゼッタイ!

ブロガーがアフィリエイトをやる場合、上の様な厳しい制約が課される。制約の枠内で、戦わないといけない。だからブロガーは広告モデルでは『稼ぎにくい』んである。

どうしてそう言う制約を自らに課すのか?と言うと、ブロガーはカネよりも社会資本の形成を大事にしているからである。

読者との心の交流(それは水面下でしっぽり行われるもの)を財産と考え、金銭よりも大切にする。広告収入より、自分の意見や考えを世に問いたい欲求が重要なものだと考える。

自分の意見を世に問うには、読者からの応援が不可欠の資源だ。ここにおいて読者の応援をカネに交換して切り売りするのは愚かな事だという考えが成立する。

足立先生のようなアフィリエイターは、ネット上でなぜ人間性を消すか?匿名性にこだわるのか?

SEOでサイトに来た人を『即る』からだ。

と言うか、そもそもGoogleアルゴリズムを『即り』に行ってる。やる事はハックである。

匿名ゆえに、一見さんの訪問者から全力で広告収入を吸うサイト構築が出来る。

匿名の人間は、主張の一貫性だの思想だのを問われる事など皆無である。(※だから僕は匿名性の強いネット上の人格が発する情報を、あまり信用したくないなあと思う)

とにかくカネ、読者と人間関係を築こうとは思わない。いや、これは良い悪いの話じゃなくて、ビジネスモデルの話だ。何をエンドポイントに設定するか?の問題だ。

アフィリエイターはそうやって生きる。広告収入を追う、というのが彼らの誇りであり一貫性であり、それを堅守しているに過ぎない。

アフィリエイターのほうがカネは稼ぎやすい。それは尊い事なのだ。向いてる人には福音以外の何者でもない。

カネがあったら貫ける意地もある。貧乏だと、意地の一つも張れない世の中だ。

上段で、僕はお金の話を「いやらしい話」とわざと書いたのだが、くどいこと言うとアフィリエイターにとってはカネの話や収益最大化の志向はいやらしい事ではない。

問題は、『アフィリエイター』がブロガー的なSNSモデルをやろうとしたり、『ブロガー』がアフィリエイターの真似して変な広告に手を出すと、事故る、って事だ。

気をつけないとな。

をはり。



オーディオブックの正しい使い方を伝授する。

1.集中して聴かない。オーディオを聴くための時間をわざわざ取らない。スキマ時間や作業時間に『ながら』で聴くのが正しい使い方である。

2.ぼけーっと繰り返し聴く。聴き返すたびに毎回聴こえ方が違うぞ、とか、刺さる言葉が違うぞ、と思ったならそれは良い聴き方。一回で全部吸収してやろう、と言うのは悪い聴き方。

3.PCのnote.muサイトからMP3ファイルをダウンロードする。itunesその他で、スマホに同期する。電車や車での移動中、家事の最中に聴くのが良いと思う。ストリーミング再生で聴くのはあんまりおすすめしないかな。

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