2022.12.22【第1605話】小型クラブ運営②

こんにちは、若月です。
引き続き小型クラブ運営について持論を書いてみます。

三次元マネジメントとは個人的造語で、
施設、立地、料金やソフト、ハード、ヒューマンという枠組みで語られていた、
これまでのフィットネスクラブのマネジメントとは一線を画すものです。
優劣ではなく異なるという意味で、従来のマネジメントでは成果が出ないのです。

小型という時点で会員数上限が低く、
お客様との接点距離が近くなることは自然の流れです。
人として、トレーナーとして、社会人としての在り方が色濃く問われます。
従来のマネジメントはここがスッポリ抜け落ちているから、
施設、立地、料金という言わば業態で誤魔化すしかありません。

しかし人間としての在り方をどうすれば醸成できるか、
高次汎用性で確立することはフィットネス業界においては難しいでしょう。
働く者の土台がそもそも低く、
業態からして給与や福利厚生といった
現代人が重視する領域で満足を提供できる組織がほとんどないからです。

人間としての醸成がクラブの数字を表します。
どういう環境下であろうと個人力だけで一定数の数字を残せる。
これが小型クラブの一つの特性です。
言うなれば数字を残せないのは働く者の個人力の責任。
大型のフィットネスクラブのように
ヒューマンの未熟さをハードやソフトで誤魔化すことは出来ません。

人間、社会人、トレーナーの全領域で育成が見込めないなら、
小型でも無人クラブを運営すべきということです。

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