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LPGAのプロテストが終わりました

どうも、どうも。
Five Oclock Golfの倉本です。

一昨日の金曜日に女子プロゴルフのプロテストの最終日が行われ、21名の新人プロが誕生しました。

同時に、90名の不合格者も存在します。

90名の不合格者は2つの決断をする必要があります。

①将来のプロテストに挑む
②新しい道を進む

▼将来のプロテストに挑む

あるものにとってはアマチュアとして大学なり、専門学校なりに通いながら、アマチュアの試合に出ながら練習していくことになります。

またあるものにとっては、ゴルフ場やゴルフスクールに入り込んで、出ることができる小さな試合(1日の試合)に参戦しながら、来年のテストに挑むことになります。

正直、大学へ進学しアマチュアの試合、学生の試合に出場しながら来年以降のプロテストを考えるが最も良い方法かな~と思います。

ゴルフ場やゴルフスクールに入り込むは、厳しい戦いになることを覚悟する必要があると思います。

理由は上記でも書きましたが、出場出来る試合があまりなく、あったとしてもワンデイトーナメントで”プロテストや将来のツアー⇒複数日”に対応できるラウンド力(体力、精神力、気力)を身に付けることが出来ないと思うからです。


▼新しい道を進む

更に二つの道に分かれます。
一つ目は、海外のツアーに参戦する。
二つ目は、プロの道を断念し、別の道へ進む。

海外のツアーに参戦するは、コロナの都合が大きく関わってきます。

これは日本だけ落ち着いてもダメで、該当の国も落ち着いている必要があります。

正直かなり不確定要素が絡んできます。

不透明としか言いようがありません。


プロを断念し別の道に歩むことを選ぶ者もいます。

もしかしたら、この道が本人にとって1番良い道なのかも知れません。

こればかりは、周りの人の意見を聞くことも大切ですが、最後は本人が決めることだと思います。

そんな者たちに送る言葉があります。

”僕も頑張ってきた、あなたも頑張れ“

▼まとめ

今回は思うところがあり、少し重たいお話をさせて頂きました。

以下は僕の意見なので「そういう考えもある」と思って頂けると幸いです。

▼少しだけ僕の考え

なぜこのような記事を書いたのか?

それは今の女子プロの仕組みはどうなの??と思っているからです。


一昨年まではプロテストとツアーに出るためのテスト”QT(クォリファイングトーナメント)“は別でした。

ちなみに、男子ツアー、海外ツアーはQTからツアー参戦が基本です。USPGAツアーは下部ツアーからの勝ち上がりとなっており、QTは下部ツアーへの参戦の為のものになります。

例え、プロテストに落ちた者でもQTを受け、上位に入れば次年度のツアー出場の権利を得ることが出来ていました。

もしもQTでダメだった場合でも、QTである程度の順位だと下部ツアーに出場することが出来て、そこからツアーへの道もありました。


しかし、昨今の外国勢(主に韓国勢)の勢いに危機感を感じた協会側は「日本のプロテストを通過していないものはQTを受けることが出来ない」と規定を変えました。

更に、QTを受けることが出来ないということは、下部ツアーの出場も出来ないということを意味します。

表向きは「単年登録等、プロではないものが出場していることは混乱を招く」としていますが、海外のツアーは全てQTからツアーへの流れです。

どのツアーでも単年登録が普通で、賞金次第で次年度のシード、トーナメントの勝利者が2年シード、ナショナルオープンの勝利者が複数年のシードとなります。

そもそもプロテストなんて存在するのは日本だけで、僕はそれすらいらないと思っています。

もう一つ問題だと思うのは、毎年新たにQTを受けることが出来るものは、プロテストを通過した20名のみというのはどうなの?と思います。

閉鎖的にも程があるとさえ思っています。

僕は数年か数十年先にこの制度は廃止されると思っています。

もしそうなると、この制度がある時に選手としての最盛期を迎えた選手たちはどう思うか、、、。

皆さんはどう思いますか??

では〜

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