かなしいうた

こんにちは、fizfelisです。

2曲目は「かなしいうた」ですね。

曲名の「かなしいうた」はすべてひらがななのですが、「かなしい」は悲しい・哀しい・愛しい(かなしい)、「うた」は歌・唄・詩をすべて含むという意味で付けました。
”例えかなしい過去があったとしても前を向いていこう”
そういう想いで書いた曲ですね。

曲のテーマとなったのは、2018年夏のとある出来事です。私がメンタルを病む直接の原因となった出来事ですね。それが今でも回復しきれず続いているのですから、まあ何というか私にとっては大変な出来事だったわけです。

その出来事から約半年後、当時のことを思い返しながら作ったのがこの曲です。この曲はメロ先で作りました。曲先で、歌詞は後付けですね。歌詞を付けるのにはとても苦労しました。曲が出来上がってから、歌詞の第一稿を書くまでに半年かかりました。正直この曲は歌詞無しのインストで良いんじゃないかと何度も思いました。それくらい苦しくて大変だったんですが、こうして出来上がってみると歌詞を付けて良かったなと思いますね。

この曲の後ろではギターがずっと泣いています。

最後の「君はどうか笑って」には万感の想いを込めました。それさえ伝わってくれたら、この曲を書いた意味はあるかなと思います。

ちょっと短いですが、今回はここまでです。

それではまた。

かなしいうた 歌詞

ねぇかなしいうたをうたおうか
それは最後の日の記憶
想い出の中の君は綺麗で
Ah
いつもと同じはずのあの日は
何故か酷く胸が騒いだ
何も出来ず空仰いで
あぁ僕は君を見てた

ただ僕ら二人
目を合わせて
意味もなく笑う
それだけで良かった
はずなのに何で
もう届かないの
あぁ君はあの空の果てへ


いつもの癖でふと気づくんだ
あぁ君はもういないんだって
こんな時ほど涙は出ずに
Ah
君のいない世界はモノクロで
泣けない僕が見上げてた
空だけは憎らしいほど
ただ青く青く澄んで

一滴の
雨が零れて
なんだか君の
涙に見えた
あぁそうだ僕が
笑ってないと
あぁ君もまだ笑えないね

もう大丈夫だ
あと少しだけ泣いたら
また笑えるから
あの空の向こう
君のために
この場所から歌うから
嗚呼君はどうか笑って

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