最も読んで欲しい小説
「疾走」 重松清 作 角川文庫
これまで重松清は「”病気””転校”などをテーマにした小学生の物語を書く人」という印象だったので衝撃的でした。
ここまでするのかというくらい残酷な小説です。ですが一度読んだら最後までみんな読み切ると思います。(上、下と分かれていますが)
※あくまで個人の感想です
「疾走」の魅力と感想
1,登場人物の数と名前の表記がいい
重松清さん尊敬します。
読書が苦手な僕でも多くの場合は名前はカタカナで書いてあるのですぐに名前を覚えられます。とても読みやすい。
2,最後まで飽きさせない
ページをめくる手が止まりません。ずっと続きが気になってしまいます。
こんなに「早く読みたい」と思わせてくれる小説は初めてでした。
3,新鮮
ハッピーな要素は一切ないと言ったほうがいいくらい暗くて残酷な小説です。
それがあまり本を読まない僕にとっては新鮮でした。こんなに心にくる小説があるとは思っていなかったので。
僕はもっとたくさんの人に「疾走」を読んで欲しいと思っています。
大きな本屋に行くと置いてあります。
とりあえず騙されたと思って通勤、通学時間10分間だけ読んでみてください。
止まりませんよ。
上下巻一緒になったものもあるようです↓
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