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最強面切決定戦を楽しむ10のポイント

こんにちは、fjです。(Twitter:@usp_pokemon)
7月18日の13時からホゲゲちゃんと最強面切決定戦やります!
ただ、面切のことが全然わからなくて参加できないよ!とか使ったことないから動きの意味が全然わからん!という人も結構いるんじゃないかな?ということで10個のポイントに焦点を当てて記事を書いてみることにしました。
面切とは何かざっくりと説明しつつ、ミラーに関係のありそうな点は少し掘り下げる、という形式で進めます。
どちらかというと参加者向けではなく、面切を使ったことがない人向けの記事です。
僕が解説をするための思考整理という側面もあります。(むしろこっちがメイン)
これを読んで参加を決めてもらっても構いませんし、観戦の際の参考にしてもらっても構いません。

①面切とは?


その名の通り、面霊気と鬼切が採用されているデッキのことです。
環境当初は面切+桜雪+1の形がほとんどでしたが、現在は面切の相性がよすぎて紫岩や紅蓮と組むなど何でもありになってきています。
共通のイメージとしては鬼切を通すためのサポートを面霊気がするイメージ
適当な例をあげると、相手の戦闘カード持ちを面霊気で倒してから両断と獅子の子を構えておくと詰む、とかそんな感じです(実際はそんな単純な話でもないですが)
ミラーでの見どころはいかにして詰ませるか、また、いかにして詰まないようにするか、だと思います。
適当に序盤からカードを切ってしまうとなかなか勝てないので、慣れるまでは難しいデッキです。

②鬼切


序盤、中盤の壁になりつつ、終盤は獅子の子でリーサルを狙える最初から最後まで強い式神。ゲーム開始時は2/4と頼りないですが、形態やバフで大きくなると手が付けられなくなります。
編成は鬼瞬影2枚、覚醒2枚はほぼ確定だと思います。
残りの4枠は好みが出る部分で、よく見る構築としては復讐の刃or散花の刃どちらか2枚、両断2枚or両断と羅城門1枚ずつといったパターンです。

■復讐の刃
レベル1から鬼切の耐久を底上げできる、1度乗ってしまえば次のターン以降鬼火をズルできる(誘発を構えやすい)、メインアタッカーを守り続けられる、と色々メリットはありますが、ミラーにおいては「相手の髭切を無視して刀を構えることができる」ことが強いです。反面ちょっとパワーが物足りないので、上手くバフをかけてあげる必要があります。
また、鬼切自体を守るためにあえて獅子の子を選択することもあります。
どうせ鬼切前出さないし適当に髭切選んどくか…からのトップ復讐の刃で困ることは結構あるので採用している場合は慎重に刀を選ぶ必要があります。

■散花の刃
相手のターンで5/6、髭切で10/6となる形態
ミラーではこの5というのが絶妙で、同系統の面霊気や形態付きの鬼切をギリギリ倒せません。中盤はこの形態の通し合いになることが多いので、返せるカードを序盤に使いすぎないよう注意しましょう。
「どうせ前出てこれないから髭切を選ばなくてもいい」のがこの形態の強みだと思います。

■鬼の刃・両断
戦闘カードの配分に困ったらとりあえずこれ2枚でいいと思います。
途中でテンポを取るのに使う他にも、覚醒してから詰ませるために温存することもあります。
適当に髭切を選んだせいで序盤に両断が出ちゃうのはあんまり強くないことが多いので要注意。

■鬼の刃・羅城門
効果はかなり強いのですが、両断と違って倒さないといけないのが難しいポイント。
覚醒・鬼切や自己欺瞞に合わせて構えられると強いです。
両断よりは警戒されにくいので、ピン採用も全然アリ。

③面霊気


だいたい何でも出来るヤバいやつ
ミラーでは序盤の髭切受け、中盤の裏処理が主な役割ですが前に出て戦うこともあります。薫型では青嵐からのダメージを2軽減できます。
強いカードが多くて、この8枚で確定、というのはほぼありません。
新生両面2枚と輪廻の面2枚はほぼ確定でしょうか?

■新生両面
ランダムと書いてありますが嘘なので注意してください。自分の系統だけでなく相手の式神の系統も変更できます。
他のカードとの相性がいいのでだいたい2枚採用。
系統変えて心生七面で髭切すかして・・・と考えているところに友切が飛んでくることもあるで要注意。

■心生七面
同系統で必殺、別系統でダメージ無効になる戦闘カードです。新生両面と組み合わせることで自由に効果を変更できます。
ミラーでは相手の鬼切に合わせて使うことが多いです。鬼切が出てくる前のターンに輪廻の面に乗っておくと、確定でダメージ無効の効果で使用することが出来ます。

■自己欺瞞
ナーフされて使いにくくなりましたが強力なカード。場に青嵐式神しかいない場合全然ダメージが出ないので、今大会では不採用の構築も見られるかもしれません。

■禁断の面
ランクマッチではあまり見ませんが、かなり強力なドローカード。混色デッキでは採用を検討してもいいと思います。ミラーだと意外と準備のターンを作る余裕があります。

■輪廻の面
紅蓮・・・貫通、全体1バフ
紫岩・・・根性、面霊気とプレイヤー3回復
青嵐・・・神隠し、全体1ダメージ
蒼葉・・・疾走、ランダムな式神に2ダメージ
効果が全部強いうえに根性、神隠しで処理されにくい形態
乗ったターンは紫岩に変えておけば基本的に倒されませんが、vs薫型では鬼道丸のトップ魂狩りが裏目(同系統なので鬼道丸に一方的に倒される)。

■嫉妬心
輪廻の面の効果を複数回発動させられるカードですが、輪廻の面がなくても結構なダメージが出て強いです。
面霊気の数少ないフィニッシュカードなので、並び次第では採用されるかもしれません。

④桜雪姫


今大会で採用率上位にくると予想される式神
投射と眩暈で相手の動きに制限をかけるサポート役です。
編成は秘密を覗く瞳と意臨2枚ずつはほぼ確定ですが、残りは人それぞれ。

■秘密を覗く瞳
チャージを4消費して投射で眩暈を付与する形態
顔を眩暈にして獅子の子を通しやすくしたり、序盤、中盤に顔を守るのに役立つキーカードです。
相手の影殺よりも先に鬼切を眩暈にすることが出来るので、被害を最小限に抑えることもできます。

■意臨
レベル1から眩暈を付与する法術
合わせて倶利伽羅丸まで打つか、温存して別のターンに投射を出すために使うかでプレイングが出そうです。
ミラーでは面霊気を止めておけば裏処理されないのでその使い方が多いかも。

■描写
占い3+2ドロー
キープするかどうかは人によるとのウワサ(僕は割とキープします)
採用枚数も人によって分かれてきます。

■覚醒・桜雪姫
青嵐式神にバフをかける効果。
あまり前に出す式神ではないので、覚醒効果が残りやすく無難に強いです。
バフの有用性に関しては後述。

■山の石雪の雫
ダメージ無効+眩暈付与というとんでもないカード。
髭切すらも無効にしてしまうため、ミラーではこのカードだけで試合が終わることも。
全然関係ない話になりますが、桜雪姫は百鬼異聞録オリジナルキャラであまり設定が詳しく語られていないので、カード名の意味が全くわかりません。
山?石?急に何?

■写意
運が絡みますが、確定除去できるカード。意臨を絡めて複数の式神を除去することもできます。
眩暈状態の自分の式神も破壊してしまうので、ミラーでは使いにくい場面もあるかも。

⑤鬼瞬影の使い方


面切デッキでも特に使い方が難しいカード
ドロー、前出し、誘発構え、刀増やして詰ませる、など出来ることが多すぎるカード
強すぎますが、これがレベル1瞬発って結構やらしいデザインだと思います。温存した方がいい場面でも適当に使えてしまうのが・・・
ミラーで特に意識しておいた方がいい特性としては、髭切と友切を同時に吐かせることが出来る点や、顔が眩暈状態でも前に立てられるといった点でしょうか
桜雪型だと「法術である」という点も評価ポイント
秘密を覗く瞳のチャージがターン開始時+覚醒鬼切+鬼瞬影+何かで0から4まで溜まります。終盤まで温存しておけば毎ターン眩暈にするためのパーツとして使えます。

⑥新生両面の使い方


面霊気のレベル1瞬発カードです。これも実はかなり用途が多く難しいカード
1番よく見る使い方は輪廻の面の効果発動ですね。輪廻の面を引いてる場合はこの使い方だけ意識しておけば基本はOKです。
自己欺瞞の打点をあげるために使うこともあります。相手の後衛式神(薫とか)の系統を変えておくと好きな時にパワー自己欺瞞を打ちやすいです。
vs桜雪型では相手の系統を変えてバフや占いを消したり投射を出しにくくすることもあります。
ほぼ見ない使い方ですが、相手の根性面霊気の系統を変えて倒す、といった使い方もあります(300試合くらい面霊気使ってますが、マヤさんに1回やられただけ)

⑦髭切を透かす


ここまで色々書いてますが、ミラーで1番大事なことは「髭切で詰まないこと」だと思います。
髭切対策のカードは適当に切りすぎないよう注意する必要があります。
逆に髭切を構える側は、髭切対策カードを持っている式神を眩暈にさせておくなど工夫をしないといけません。
ミラーでよく使われる髭切の透かし方
・心生七面(面霊気)
・鬼襲(般若)
・殺人衝動(鬼道丸)
・鹿角衝突(シシオ)
・山の石雪の雫(桜雪姫)
・投射干渉(薫)
など・・・

逆にこれらのカードがなければ前に出てこれない状況であれば、鬼切を押し付ける側は髭切以外を選択することが有効な場合もあります。髭はどうせ無効にされるので・・・という考え方ですね

⑧バフをかける


個人的な意見ですが、輪廻の面のバフ効果、地味ですがこれがなければここまで大暴れするデッキにはならなかったと思います。それくらいパワー1バフが大事です。
式神の基礎体力は基本的に6が最高です。6あればだいたいは壁に出来ます。全盛期の大嶽丸でさえ6は嫌だったみたいです。
ただ、この鬼切という男のパワーを+1すると・・・?
鬼切(3/4)・・・髭切で体力6まで倒せる
散花の刃(6/6)・・・体力6あっても前に出せない=髭切以外を選びやすい
1あがるだけで対応できる範囲が大きく広がります。
放置しておくと手が付けられなくなるので、無理してでもバフが乗った鬼切は倒しておいた方がいいように感じます。

主なバフカード
・輪廻の面(面霊気)
・森の加護(シシオ)
・覚醒・桜雪姫(桜雪姫)
・梟の爪(薫)

⑨輪廻の面を長生きさせよう


輪廻の面は残れば残るほど強いカードです。早めに処理できないとそれだけで勝敗が決まることも。
一方で、形態変化したターンにすぐ倒されるとめちゃくちゃ弱いです。この点、乗ったターンに青嵐の神隠しを使えないのはよく調整されてるなあと思います。(根性は使えるのは意味不明)
乗った次のターン以降はなかなか輪廻の面の対処をする余裕がなかったりするので、とりあえず乗るターンの安全さえ確保しておけばOKです。
具体的には自己欺瞞で倒されないようにしておけばOK。自己欺瞞+意臨+倶利伽羅丸で倒される・・・とかは考えなくていいと思います。

安全確保の方法
■新生両面で紫岩にする
これが1番手っ取り早いですが、相手の頑張り次第では倒されてしまうので過信は禁物。

■面霊気を行動不能にする
自己欺瞞や意臨などを相手の面霊気に当てることで安全を確保します。面霊気以外の裏干渉式神がいる場合はこれだけでは対策になっていないので要注意。

■バフをかける
森の加護や覚醒桜雪姫、梟の守護などで倒されにくくできます。

など・・・

安全に乗れるに越したことはないですが、即倒されても相手がワンテンポ遅れているのでそれはそれでよし!という考え方もあります。
安全確保しようとしすぎるあまり乗るタイミングを逸するよりはお祈りで乗ってしまう方がいいかもしれません。

⑩まとめ

大雑把にまとめてみましたが、あくまでこれはランクマッチで僕が使った感想でしかありません。
ランクマッチでは面切ミラーだけでなく、阿修羅や紫岩にも勝てないといけないので幅広く対応できる構築にする必要があります。対応幅の広さが面切の魅力ですよね。
しかし、今大会では面切ミラーにだけ勝てればいいので普段見ないような尖った構築が見られるかもしれません。
具体例はあげませんが、僕が出るならコイツを使いたいな~というのもいくつかあります。
特殊ルールならではの編成にも触れながら解説できたらいいなと思っています!
https://youtube.com/channel/UCyAsBUA80F4dhhb9Aq8dkxA
配信はホゲゲちゃんのチャンネルでやります。
ぜひ見に来てください!

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