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【企業インタビュー①】「男性育休を当たり前に」2023年度は100%取得を目指す!/九州電力株式会社の場合

こんにちは!
「笑っている父親」を増やす、ファザーリング・ジャパン九州(FJQ)です!


FJQでは、「産Q育Qプロジェクト」と題し、男性の産休・育休取得を推進する活動を行っています。
プロジェクトの一環として、男性育休推進の先進企業インタビューをスタートしました。
インタビュー第1弾である九州電力株式会社さまの取り組みをご紹介いたします!

男性育休取得率8%から80%に激増!その理由は?

九州電力株式会社(以下敬称略)の2021年の男性育休取得実績は26名。
取得可能者に占める割合は8%程度であったと言います。
ところが、今年度の4〜8月には取得可能者のうち80%にあたる83名の男性が育休を取得。
しかも、平均取得日数は30日・2週間以上の取得者は全体の45%にも上ります。

この劇的な変化…いったい何が起こったのでしょうか?

父子手帳「PAPANOTE」を所属長から本人へ交付など、数々の取り組み

多様な価値観やライフスタイルの従業員が挑戦・活躍できる会社を目指し、同社は2022年4月より男性育休推進への取り組みを強化しました。
「いくQ-over2weeks-」をスローガンに掲げ、男性社員も2週間以上の育休取得することを推奨し、制度の充実・風土の醸成に力を注いでいます。

中でも興味深い取り組みのひとつが、実際に育休取得したメンバーの所属するチームで作成した父子手帳「PAPANOTE(ぱぱのて)」。
「PAPANOTE」には、パパとしての心構えや育休制度、妊娠・出産に関する有益な情報が盛り込まれています。
所属長が取得対象者に直接手渡すことで、管理職自らが育休取得への理解を深めるきっかけになり、育休取得者の言い出しにくさを防ぐことにもつながります。

「男性育休を当たり前に」2023年度は100%取得を目指す!

その他、育休の初め10営業日分の有給化や管理職・取得対象者それぞれへの学びの機会創出など、あらゆる取り組みを行う九州電力株式会社。
社内テレビ番組でトップメッセージを発信したり、子どもの生まれた従業員におめでとうのメッセージカードを贈ったりと、組織のトップである池辺和弘代表取締役も男性育休推進に大きくコミットされています。

男性育休取得による喜びを皆で分かち合い、男性育休を成長の機会ととらえる九州電力株式会社。
同社は、育休が当たり前になることを願い、「2023年度の男性育休取得率100%」を目指しています。

▼独自の父子手帳「PAPANOTE」のデータも公開いただきました。インタビュー記事より、ぜひご覧ください!

※このnoteは、FJQ公式メールマガジン(2022年10月号)より抜粋したものです。メールマガジンはこちらより購読いただけます。







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