スタートアップひとりめのデザイナーと、組織の話。 【鎗ヶ崎クリエイティブ談話室#2】

こんにちはRettyの二見です。6/26にツクルバさんで開催された鎗ヶ崎クリエイティブ談話室#2に参加したので、イベントレポを考察も兼ねて書きたいと思います。

鎗ヶ崎クリエイティブ談話室は、「つくる」に関わる人が集まり、情報交換や知見共有を行う参加型トークショーのイベントです。

#2のテーマは「スタートアップひとりめのデザイナーと、組織の話。」でした。一人目のデザイナーだからこそ苦労した話、2人目・3人目と組織にしていった話などが盛り上がっていました。

第二回となるゲストは
・tsukuruba studios creative室長 柴田さん
・Retty チーフデザイナー 近藤(@yskondo)
のお二人でした!

上記のお二人に加えて、各社スタートアップのデザイナー20名ほどでテーブルを囲んで盛り上がりました!

そんな中でも非デザイナーの自分から見て、印象に残ったテーマと考察をまとめたいと思います。

1. なぜスタートアップひとりめのデザイナーになったのか?

まず最初のテーマは、なぜひとりめのデザイナーととして入ったのか?でした。

(柴田さん)「ツクルバの持っている課題に共感した。ツクルバにいる人たちと一緒に仕事がしたいなと思った」
(近藤さん)「会社のビジョンと個人のビジョンの共通点が多かった」

柴田さんはcowcamoの立ち上げフェーズでひとりめのデザイナーとしてジョインしており、入ってから2年間ほどは1人でデザイン周りやその他の仕事をこなしていたそうです。

近藤さんもRettyの組織自体が小さいフェーズでのジョインでしたが、組織ビジョンへの共感を強く感じジョインを決めました。また代表の作りたい世界観に強く共感したのも決め手の一つとなったそうです。

2. ひとりめのデザイナーの苦労や失敗は?

ひとりめのデザイナーだからこその苦労話やここだけの話が展開されました。

(柴田さん)「デザインと事務仕事のバランスが難しかった」
(近藤さん)「失敗を失敗として捉えていない。強いて挙げると自信のあったアウトプットと周りの反応の乖離が大きかった時。」

ツクルバの柴田さんやデザイナー陣からはデザインとそれ以外の仕事のバランスが難しいという話が印象的でした。またデザイナーとして転職してくると前職との仕事のギャップ(デザイン以外の仕事もある)を実感するそうです。

3. スタートアップ組織におけるデザイナーの役割って何?

そんな苦労を乗り越えて、どんどん成長する組織にとってデザイナーとしてどのような役割が求められるのかというテーマでした。

(柴田さん)「強い個々人を繋げていくことも組織が成長していく中では大切」
(近藤さん)「経営者が持っているビジョンに対して、実現方法を肉付けしていく役割。プロセスを作っていくことが求められる」

Rettyの近藤さんは「いけてる感じ」というのをどんどん形にしていくこともデザイナーの役割の一つとなると言います。経営陣が持っている課題や解決方法を具体化し、プロセスにしていくことが重要です。

近藤さんのスタートアップひとりめのデザイナーとしての役割は下記のブログでも詳細に書かれています

またツクルバの柴田さんからはマネージャー的な役割の人も重要だと言います。スタートアップでは個々人が非常に強くても組織として価値を発揮するにはまとめたり、具体的に形にしていく人も必要です。

4.  スタートアップのデザイナーとして大切にしていることは?

(柴田さん)「限られた時間とリソースの中でも120点のものを作れたかどうかが大切」
(近藤さん)「限られた時間とリソースの中最適なものを作れたかどうかが大切」

スタートアップは短い時間と限られたリソースで急成長することが求められます。いくらでも時間をかけていい場合にデザイナーは120点のものを作れるかもしれませんが、限られた中でいかに良いものを作りきれるかが大切だとおっしゃっていました。

また柴田さんはとにかく手を動かして、アウトプットを出すことも大切だと言います。

5. レギュレーション(基準やルール)はどのように作れば良い?

最後に印象に残ったテーマとしてデザイナーとして、組織としてのレギュレーション(基準やルール)はどのように作っていけば良いかの話です。

(柴田さん)「ずっと使われるものを作るというより、数年スパンでどんどん作り変えるようにしている」
(近藤さん)「Rettyではブランドに対する細かなレギュレーションは作らなかった。それが正解になって価値観が狭くなってしまう恐れがある」

スタートアップひとりめだからこそ、様々な基準も自分たちで作っていかなければなりません。しかし最初からガッチリ固めたルールよりも変更することを見越していくのが良いと言います。

またツクルバデザイナーの光井さんは、事業フェーズによってどんどん変わっていくものだと言います。

非デザイナーとしての学びと考察

イベント自体はスタートアップのデザイナー向けでしたが、組織論や個人のアウトプットとスタンスのテーマが多かっただけに学びになる部分も多かったと感じています。

アウトプットに対して限られたリソースでどのようなスタンスで取り組むかの話は、デザイナーだけに限らずアウトプットを常に求められるエンジニアやデータアナリストにも通ずるところがあると思いました。

また役割や役職として社内で1人だからと言って、アウトプット先行になるのではなく、経営陣やPMの目的から課題を洗い出してプロセスにしていくのが大切という点も学びになりました。少ないリソースだからこそいかにしてアウトプットを最大化するかがひとりめのデザイナーとして重要なことなのではないかと思いました!


最後にRettyではデザイナーやプロダクトマネージャー向けのイベント参加を積極的にやっていきます!

関係者の方や企画者の方はぜひお声掛けください!

【追記】
ツクルバさんの方でもレポートが公開されましたので、是非以下もご覧ください!

photo by ©︎2019 後藤円香(tsukuruba).All Rights Reserved

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daiki_futami

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