自分の怒りのメカニズムについて深掘りする

自分の短所・悪癖について、 ChatGPT を通して質問してみた。


"最初は優しかったが最近はずっと怒ってばかりいる" を肯定的に表現すると次のようになります:

最初の優しさがあり、状況に対して感情を表現している姿勢があります。これは情熱的で、自分の考えや感情に真剣に向き合っている証拠です。感情を率直に表現することで、自分自身や他の人との関係を向上させるための努力をしているとも捉えられます。


確かに、自分自身の怒りの感情について、このように肯定的、あるいは中立的に捉えることはなかった。自分自身はこの感情が悪いものだと捉えていて、「怒りの感情が渦巻いていて、その悪癖をコントロールできない」というネガティブな側面しか見えなかった。しかし一方では上記のように、問題点の改善のために真剣に向き合い努力をしている、と取れるかもしれない。

が、それは同時に怒りを向けられる相手からすれば、自分は「優しい人だ」という印象を持って付き合っていたのに、共に過ごす時間が長くなるうちに「この人は些細なことですぐ怒る人だ」という悪印象に繋がってしまう。

最初は好意的に捉えているものが悪印象につながるというのは、逆のパターンより深刻である。例として、不良が善行をすると、イメージがマイナススタートからゼロあるいはプラス方面に向かうことで普通以上に好印象を抱くのに対し、普段はおとなしい優等生キャラが急に暴言を吐いたり刃向かったりすると悪印象につながる、ということと似ているかもしれない。

私がなぜ時間の経過と共にそのようになってしまうのか、その要因について考えてみると、最初は相手に受け入れられようと自分を偽ってしまうことに起因しているのではないかと推測している。それは「優しい自分でなければ受け入れられないのではないか」という自己肯定感の低さが原因ではないか。

…と、ここまで自己認識を深めるのに、自分だけではなかなか難しい。ましてや自分のような性格だと、自分自身の感情について深掘りするのは、日常生活でなかなか時間をとってできることではない。

しかしそうやって自分自身の感情と向き合わないまま時間を過ごしてしまい、いっそう自分がどう感じているのか、周囲に与える印象が結果的にどうなるのか、という問題意識にまでつなかがっていなかった。

今更何を、という問題な気もするが、今後同じ過ちを犯さないように、自分のアンガーマネージメントについては、ずっと意識して改善いきたい。


この記事を書くにあたって、あやめさんの記事内にある「短所を長所に変換する」という内容からアイディアをいただいた。ありがとうございます。

こちらの記事は他にも参考になることが多いと思うので、関連していくつか記事を書ければと思っています。

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