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2019年は、「つなげる」サービスで奇跡をつくる

あけましておめでとうございます。久しぶりのザーズラック本店でバランスボールに乗りながらnoteを書いています。

自分・弊社の2018年を振り返ると、あれこれやりすぎて、結局何も成せなかった年というように感じています。

会社としてやったこと

2月・「SMAST」構想発表
創業時から練り続けていた、映像教育プラットフォーム「SMAST」(sma-st.us) の構想発表と事前登録受付開始を2月に開始しました。

発表時点では'18年夏ごろの正式リリースを目指していましたが、現状、早くとも今年初春までずれ込む見込みです。

技術面・体制面ではほとんど問題なく進んできたにも関わらず、今年になるまでサービスを開始できなかったことには様々な反省点がありますが、実際の教育関連の方とのヒアリングや調整ができなかったことは大きかったと思います。

5月・「irai.me」リリース→10月クローズ

率直に言いまして、今年の最も大きな後悔の一つが「irai.me」のリリースでした。一切の検証や計画もなく、思いつきだけで2週間を開発に費やし、一年分の熱量も消費。挙句鳴かず飛ばずの末、サービスの不具合によって5ヶ月で一旦幕を降ろすことになりました。

「irai.me」に関しては、↓のnoteでほとんど書ききっていますので、合わせてご覧ください。

2018年の総括と2019年のこれから

昨年の (結果的にそうなった) 主要事業は、かなりつまづきながら進んできて、大変伸びしろの多い () 状態で新年を迎えることになりました。同時に2018年は、年の初めから様々な方とご縁をいただけて、ようやく起業家としての視野を持ち始めたかな (?) と感じる年でもありました。

年末に経済紙の取材を受けた時、2019年に向けての展望のような話をしたのですが、記者の方との話をしていると改めて人との関わりの大切さを実感しました。
大学や交流会など様々な機会に、自分をはるかに超える才能を持つ同世代を目にし、無力感を強く抱きながら過ごしたのが2018年でした。
同時に、起業家として、そういう方々を後押しできる仕事をしたいと強く願うようになりました。

「SMAST」は、学識であれ、抜きん出た趣味であれ、何かしらの豊富な知識を持つ人と、知識を求める人とをつなぐサービスになります。これに加え、今年はさらにもう一つ「つながり」に焦点を当てた事業を計画しています。
「ザーズラック」というチェコ語の社名にも込めた「奇跡」という理念を実現するために、人と人とのつながり方を考え、変えていく一年にしたいと思います。

情報通信技術の進歩により、人と人、人と情報との間はグッと身近になりました。そうした状況下で露呈した問題のうち、今年向き合っていきたいのは、

・意図しないつながりの発生と衝突
・高品質な情報へのアクセシビリティ
・つながりと「関心」とのズレ

の三つです。

個人と個人を直接結ぶ「irai.me」の失敗の理由は、「目的」の部分や双方向性の部分が弱く、匿名コミュニケーションの良さを活かせなかったこともあるかと思っています。次のサービスは、上述の三つに徹底的に向き合い、人の関心のある高品質な情報にアクセスしやすいサービス作りに取り組んでいきます。

まもなく平成も終わります。平成の時代には情報通信が飛躍的に発展しましたが、まだまだネットは真の力を発揮できていません。人間・社会のあり方が、広がりすぎたネット世界に適応しきれなかった平成。次の時代は、情報と人間の付き合い方が激変する時代になるのではないでしょうか。ザーズラックは、その最初のブースターになれたらと思っています。

Twitter:@fk_mb


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