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初めて話した

いい天気、お昼に外へ出る瞬間、あの明るさと空気が好き。生き返る、なんて大げさかな?


いつからかずっと思っていた、でも考えたくなかったことを上司に話した。

話しちゃった。

なんでこの人には話してしまうんだろう。


いつだって見透かされているような気がして。でもわかるわけないって思ってて。自分勝手な私は今日だって一度は話すのをやめた。

でも、少しずつ話すうちに導かれるようにその想いを言葉にしていた。

上司は「うん」と相槌を打って、少ない言葉で核心をつく。

私が言いたいけど言えないことや認めたくないこと、逃げたいこと、ぐっと捕まえられて動けない。


今日話す前から感じていたのだろうか。どう思っていたのだろうか。どう思ったのだろうか。






ほんとは離れたくない、なんて、これは言えないけれど。

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