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第7節 ベガルタ仙台

前節は暖かい中での滝行。
今節は暖かく日差しが強い。天気が良いことは何よりだ。

マテウス帰還

試合前に談笑する集団が。
中心にはマテウスモラエスだ。

そして、新加入のカルロスこと髙橋利樹がメンバー入りした。

髙橋利樹

カルロストシキの歌を聴いて三ツ沢へ向かった人もいるのではないだろうか。

さて試合に移ろう。
試合開始から一進一退の攻防を繰り広げる両チーム。なかなか刺激的な試合になる事は想像に固くなかった。
前半15分、ファウルの判定が無いことに抗議のアクションをしている中で、仙台が前線へ一本送ると、中山とボニが競り合う。もつれながら中山の放ったシュートは市川の脇をすり抜けゴールへ。そこに飛び込んで来たのが福森。ゴール前で決死のスライディングでクリア。確実に失点を覚悟したが見事に凌ぎきった。
前半39分、福森のCKからペナルティエリア内でもつれクリアされたボールを中野嘉大が駆け込んで右足を振り抜くと見事にネットに突き刺さり先制点をあげる。中野は今シーズン3点目だ。
前半はしっかりチャンスをモノにした横浜が1-0で折り返す。

後半開始後も均衡状態は変わらなかったものの、後半12分に右サイドを崩されクロス。中山が合わせて追いつかれてしまう。
直後の後半17分、福森のパスをカットされショートカウンター。相楽が流し込み逆転を許す。
今シーズンも出てしまった。昨シーズン序盤の欠点として上がっていた、失点をして意気消沈してしまう状態だ。覇気がなくなり、足が止まり、チーム全体のバランスが崩れてしまった。
そんな流れを変えるために投入されたのは、小川慶治朗に替わり入ったカルロスこと髙橋利樹だ。
果敢にクロスへ飛び込み、チームへの喝を入れようと奮闘するも最後まで実を結ぶことが出来ずタイムアップとなった。

スターティングメンバー
市川暉記

前半、中山に浴びたシュート時のポジショニングは難しかっただろう。非常に良くやっているし、キック精度も良かった。

岩武克弥

3失点目を防ぐも、全体的には休み明けの影響が感じられた。中3日でしっかり立て直してほしい。

ンドカボニフェイス

中山との肉弾戦は大迫力。

食らいつくボニ
僅かに届かずシュートを打たれる

水戸でチームメイトの2人。手の内を知り合うもの同士の戦いだったが、今回は中山の勝利だった。今シーズンは全体的に素晴らしいし今日も良かったと思うが、秋はしっかりと中山を封殺してほしい。

福森晃斗

決死のスライディングクリアも、逆転となる失点の起点になってしまう。しかし、セットプレーの脅威や、一撃でチャンスへと結びつくプレーが今シーズンのチームカラーになっているので、岡山ではそろそろFKを沈めてもらおう。

中村拓海

良くも悪くもThe拓海という感じだが、その中でも好調は維持している。この男の復活は頼もしい。

ユーリララ

今日も凄すぎた。バチバチと音が聞こえるほど、激しいタックルから何度もボールをかっさらった。上位と目されるチーム相手の方がやり易いのだろう。

和田拓也

絶妙なポジショニングでバランス良く立ち回る。ビハインドになると交代候補という立ち位置はちょっと可哀想だ。

中野嘉大

CKのこぼれ球を強烈なシュートを突き刺した。やはりこの男は持っている。

喜び溢れる中野嘉大

シーズン3得点は、カテゴリーは違えどキャリアハイを記録。最高のキャリアを描き続けろ。

カプリーニ

90分間集中力が途切れないのは素晴らしい。士気が高くミスもないし、視野も広く状況判断も素晴らしく、前から追うのも惜しまない。ビハインドをも跳ね返そうという気持ちの部分は頭抜けている。体力面の問題以外では下がらないでもらいたい1人だ。

小川慶治朗

追い回し続け、裏に抜け出しと脅威を与えている。しっかりと役割を果たして下がっていった。

伊藤翔

ポストプレーでしっかりと起点を作った。前半には相手を躱し絶好のシュートチャンスを迎えたもののブロックにあってしまった。この試合を見ても、FWのファーストチョイスはこの男だろう。

三田啓貴

和田との交代で投入。個人的にはまだ期待はしているが、途中投入で流れを引き寄せる可能性は極めて低い。あの男が戻ってくるまでは期待をし続けるしかないのだ。

武田英二郎

中野との交代で投入。クロスへの期待も含めの投入だったようだが、あまり目立った場面はなかった。

新井瑞希

伊藤翔との交代で投入。ドリブルで仕掛け続けるも流れは変えられず。切り返して剥がしは出来るが、その後がいまひとつな事が多い。最後のプレーではクロスを入れられるタイミングはあったが、ドリブルに固執してしまった。ロマンある選手であり、2022年味スタでの市川のセーブにあったシュートを見ているので期待値は高い。後は短い時間で決めきって見せてほしい。

櫻川ソロモン

カプとの交代で投入。短い時間で脅威にはなれず。次節は古巣の岡山戦。先発出場もありそうだ。

髙橋利樹 

慶治朗との交代で投入。チャンスはほとんどなかったものの、試合に飢えているというのは伝わってきた。

飛び込むカルロス
得意の空中戦は期待感ある

期待感が高いだけにハードルを越えられるかは心配だが、越えてもらわないと困るのだ。頼んだぞカルロス。

永井堅梧

出場なし

山根永遠

出場なし。現状のチームでこの男が出場なしは勿体ない。本人は相当悔しかっただろう。岡山戦で爆発を期待したい。

四方田修平

今回は交代で流れは変わらなかった。ビハインドになった時に和田を下げても同点に追いつくことはなかった。栃木戦もそうだが、ボランチのコンビはそのまま90分戦った状態の試合も見てみたい。もちろん結果論での戯言ではあるのだが。

ホームでの逆転負けは非常にダメージが残る。こんな試合の後に、すぐ試合が訪れるというのはなんとも恵まれない。
だがサポーターは悔しい結果にも関わらず後押しをした。
次節は水曜アウェイで岡山戦。あのGKとの初対戦だ。攻略の糸口は分かっているはずだ。連敗するな。勝って帰ろう。

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