第13節 水戸ホーリーホック
2006年からのサポーターだが、やはり水戸とは腐れ縁というイメージがある。
水戸と初めての対戦は2006年の8月6日だった。城彰二が土壇場で決めた決勝弾は記憶に残るゴールの1つだ。
そんな日から時は流れて今節の話へ。連戦という中でメンバーが少しチェンジ。
ボニが中央に戻り、和田と潮音がコンビを組んだ。そしてカプが第7節以来のスタメン復帰となった。
序盤は細かいミスか多く、水戸にミスをつつかれる展開。バタバタとしながらも徐々に横浜がペースを握った。
伊藤翔、カルロス、村田など続々とゴールを脅かすものの得点は奪えずスコアレスで折り返した。
後半開始からも前半に引き続いて攻め立てると、全く想像つかない形でゴールが生まれる。
水戸のGK春名が余裕をもってパントキックを行うと、GKへ寄せて自陣へ戻るカルロスの背中にボールが直撃。そのボールを拾ったカプが持ち込んで左足を振り抜き先制点をあげた。
この得点を契機に完全に試合を支配。後半22分に福森のCKから岩武がヘッドで合わせて勝負を決めた。
残り時間は試合に飢えた男達が登場し、沸かせる場面を作るも追加点は奪えずタイムアップとなった。
今節もクリーンシートを達成。後半は全く危ないところはなかった。早くも7試合目のクリーンシート。素晴らしい安定感で今節を終えてJ2最少失点となった。
試合を決めるヘッドが炸裂した。
今シーズン2点目となった。守備も全く問題なく笑顔のMIPとなった。
序盤は中途半端な対応が目立ち、ピンチを招く場面があったが、なんとか最後まで凌ぎきった。今節は相手に助けられたが、気を引き締めて次節の千葉でも活躍を期待したい。
2点目が決まると大きく手を挙げた。
完璧なボールで今シーズン7アシスト目。毎回同じ感想だが、本当に凄い精度のボールが飛んでいて本当に見ていて楽しい。
右サイドから何度も攻め込んで圧倒した。高精度のクロスも供給して好調を維持。もっともっとやってやれ。
前半は痒いところに手が届く感じで顔を出し、ピンチを摘んでいってくれた。ここぞという時にやってくれる頼もしい男だ。
余裕たっぷりのゲームメイクで、次節へ余力を残してゲームを後にした。あとは昨年見せた華麗なゴールが早く見たい。
前半のシュートシーンは惜しかった。だんだんと風格が出てきて、自分の色が出てきている。掴んだレギュラーの座を大きく活かしてほしい。
相手のミスを逃さず決めきった。
流し込んだ実力は流石というところ。1歩目の速さで勝負を決めたハンターは、豊富なアイデアで攻撃を彩った。
福森からのクロスをヘッドはキーパーの好セーブにあってしまうも、縦横無尽に顔を出し攻撃を牽引し続けた。
追い続けていれば何かある。とはいえ、まさかの背中直撃アシストだ。
地道にプレッシャーを与え続けたおかげだ。毎試合かけるプレッシャーは相当で、替えが利かなくなっている。あとは遠ざかっているゴールを決めてヒーローになってほしい。
ターンオーバーによってベンチスタート。勝敗がほぼ決定的になった場面の投入で、大きな負担なく終えられたのは大きい。フクアリでは全開でやってくれるはずだ。
結果を出してポリバレントに働いているが、ベンチが続いている。もどかしい時間が続いているが、必ずスポットライトが当たる時が来るはずだ。
歓声が1番あがっている選手なのだが、今節もゴールならず。絶好機が到来したものの、決められない印象が強くなってしまっている。カルロスもまだ1ゴールで付け入る隙はあるはずだ。
気合いの入り方が半端ではない。調子が良さそうな気はするが、チームの調子が良い影響でチャンスが回ってこない。この状況でモチベーションを保てるかが心配だ。
僅かな時間の出場となった。
出場なしメンバー。
見事な連勝となった。要所を休ませながら後半は完璧な展開に。いつも以上に控えメンバーが沸かせる活躍を見せ、これ以上ない勝利となった。
最後にフリ丸からの抱擁には恐縮していたが、みんなが抱擁したくなるような気持ちになる試合だった。
ビクトリーステージ
腐れ縁だからかリスペクトからなのか、水戸アレのチャントにWOO!FULIE!で応戦した。最近は被るチャントがあると、すぐに応戦することも度々あったが、今回はチャントの一部を水戸の太鼓のリズムで演奏している感じがあり、その辺は真意が知りたいところである。
そして、本間を恋い焦がれる声が響いたり、やっぱり水戸と戦うのは良いものだと感じる。
ただ、今の横浜は水戸となるべくJ2以下では戦いたくない気持ちだ。いつの日かJ1の舞台で戦うことになったら、どのような気持ちになるのかなと思いつつ、次節はジェフとの対戦がすぐに待っている。
GW3連戦を3連勝で締めくくってくれ。
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