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第15節 ロアッソ熊本

早くも今シーズンのアウェイ九州シリーズは終了となる。日程発表時、ここまで九州をまとめられてしまうと、遠征資金の工面が大変ではあった。
ここまでアウェイ九州CKシリーズは、大分が引き分け、鹿児島が勝利、長崎が敗北と1勝1分1敗の成績だ。なんとか勝利を掴んで締めくくりたい。

今回は最短での遠征で、熊本の滞在時間は7時間。空港とスタジアムの往復のみだ。こういった遠出の遠征は久々な気もする。
空港から光の森駅へ出て予約したシャトルバスでスタジアムへ向かった。

試合はいつものメンバーで熊本へ挑むことに。
前半は両チーム共に低調な内容だった。お互いシュートへなかなか辿り着けない。熊本側からするとほぼ全てボニに阻まれ、横浜側は小さなミスや意思が合わずチャンスを作り出せなかった。

後半開始から潮音が和田に、伊藤翔が慶治朗へ変更となった。
後半7分、慶治朗が左サイドを抜け出しクロス、カルロスが合わせるも惜しくもGK阻まれてしまった。
後半16分には福森のCKからユーリのドンピシャヘッドがセーブされると、その後のボールを拾って最後は山根がシュートを放つが僅かにゴールへは届かなかった。
時間が経つにつれて、ビッチの多くが水たまりによってボールがとまり、よりボールが繋がらなくなった。
すると、後半29分に珍しいカードの切り方をしてきた。村田に替えてソロモンを投入。左サイドには慶治朗、シャドーにカルロスを置き、トップにソロモンを据えた。しかし、全く何も変化は起きることなく、ただただ90分が過ぎ去っただけの試合となった。

スターティングメンバー
市川暉記

最後方から繋いでいく可能性も見せていた。ピッチコンディションが良ければどうなっていたのだろうか気になるところ。

岩武克弥

よく耐え忍んでくれた。難しいピッチの中でも落ち着いて対応していた。

ンドカボニフェイス

ほぼ全ての攻撃を跳ね返した。近くにいた熊本サポーターは、憎むのを通り越して笑うほどの力差を感じていたようだった。

福森晃斗

セットプレーは惜しかった。守備でも割り切るところはしっかり割り切って対応した。

山根永遠

前半は福森とのアイコンタクトで抜け出し、後半はGKのタイミングを外すシュートを放った。好調のクロスは影を潜め、突破も苦労していた。ピッチが上手く読めれば更に前進するだろう。

ユーリララ

馬場読みが唯一完璧な感じで、他者を圧倒していた。セットプレーでも惜しいシュートを放ち、隙あらばゴールを奪うという意識は流石だ。

井上潮音

全体的に低調で前半で交代となった。大一番では何かやってくれそうな雰囲気があるので、大きく期待をしたいところだ。

村田透馬

恩師に成長した姿を見せることは出来ただろうか。水たまりだらけになり、得意のプレーが出来なくなった後は、なかなか目立つことはなく交代となった。

カプリーニ

周囲の選手もこの男を見習って欲しいところだ。守備意識の高さは全選手が統一した意識で挑めているとは思うが、シュートへの意識はカプに追随するのが、ユーリくらいと寂しい現実だ。今節は次第にピッチに気を取られてしまったところはあるが、ボールを持ったら期待感がある唯一の選手だ。

伊藤翔

前半で途中交代。ピッチの読みや細かな働きは長けていそうなだけに、早めに下がってしまったのは勿体なかった。

髙橋利樹

守備での貢献度は非常によく分かるのだが、なかなか攻撃で良い場面が見られない。ここまでゴールが遠いとは想像していなかったが、信じていくしかないのだ。

小川慶治朗

投入直後に抜け出して良いクロスを上げた。次第にピッチに苦しみ、ポジションが左サイドへ移ると、ポジションにも苦しんでしまった。

和田拓也

カウンターの芽を摘んだり、ボールを回収したりと流れを引き寄せる働きは見せた。

櫻川ソロモン

相手に脅威を与えられず。この相手なら何か出来そうな期待はあったのだが今節も空振りだった。

中村拓海

こういう男こそ活きるピッチだったのかもしれない。適応が早く、元々のテクニックが高いのもあり、あっという間にモノにしていたが、時間だけが少なかった。後半頭からでも出ていたら何か変わっていたかもしれない。

永井堅梧

出場なし。次節は契約上ベンチ入り出来ない。

ガブリエウ

出場なし。

中野嘉大

出場なし。

四方田修平

このピッチだからどうしようもないが、前半で蹴りをつけられなかった時点で厳しかった。次節は本当に負けられない。7連勝の相手を止めて見せろ。

屋根があるメインスタンドで観ていたが、時間が経つにつれて雨が降り注ぐスペースが広くなってきた。最初は5列目くらいまでは雨を凌げていたが、最終的には17列目くらいまで雨が侵入してきた。昔はゴール裏で滝行上等だったが、今は屋根ありに移動し、今節は着替えや雨具を持って行ってすらないのだ。時代の流れを感じる一戦となった。
帰りの空港で味千のラーメンとコッコファームのたまごソフトを食べて早々に熊本を後にした。

味千のパイクー麺
たまごソフト

次節は首位清水戦。ここが試金石となる一戦となるだろう。果たしてどんな結果が待ち受けているのか楽しみだ。

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