#22 行動をつづけ、自分を越える~ラッパーRYKEYからの手紙~

こんにちは、fkr8(エフクリエイト)です

このnoteでは、主にプログラミングとHIPHOPに関することを書いています

2021年3月1日、ラッパーのRYKEY氏がインスタグラムで手紙を投稿した。

自粛中のRYKEY氏は、今年の9月に活動を再開する予定だ

彼の言魂が散りばめられた、ファンに向けた手紙の内容は

コロナ禍の今、多くの人が読むべき内容になっている。

ストーリーで消えてしまうことが勿体ない内容になっているので

ファンとして、テキストで残したいとおもった。


RYKEY氏からファンへ向けた手紙

※以下、RYKEY氏の手紙を僭越ながら、引用させて頂きます。

画像1

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「親愛なる支持者様へ。

久しぶりだな、そちらの方は元気にやっているか。

不安はないか。心配はないか。辛くはないか。大丈夫か。

下を向いて歩いてないか。俺はそれが心配だ。負けるなよ。

俺の方は大丈夫だ。日々、忍耐に努めている。精進の日々だ。

茨城県の水戸という所で自粛生活を送っている。修行中だ。

ここには電気機器も無ければ、音楽もない。

有るのは、何も無い中にある俺の意思だけだ。

その次元の中、独房で活字の滝に打たれて生活をしている。

そして、俺が水戸に居ることをどのようにして知ったのか分からんが

支持者様からの手紙もちゃんと読ませていただいている。

心から有難うと言わせてくれ。感謝している。

手紙を読んでいると、感慨深くなり、とてもではないが

言葉にできない感情にさせられている。

俺の言魂をしっかりと心で受け止めてくれているみたいだな。

水戸にまで手紙を書いてくれるなんて嬉しいじゃねえか。

汚ねぇ文字から勇気が伝わってくるぜ。

その時、その時の想いや、苦しみや、かなしみ、未来や、希望。

負けたくないと云う葛藤、そして感謝など、様々な感情が

文字から、しっかりと伝わってくるぜ。

もう一度言う。有難う。


さて、折角こうして支持者様にペンを走らせているんだ。

俺からの言葉を伝えさせてくれ。

まず、今この時期の行いが、

お前様の未来を大きく変えていくことを自覚してくれ。

この疫病禍の中、仕事が減り、収入が減り、

先が不安になっている人たちが居るかもしれない。辛いよな

気持ちは理解しているつもりだ。公務員でさえ不安なはずだ。

逃げ出したくなるよな。気持ちはよく判るぜ。

だが全ての事柄は必ずお前様達を次の次元に成長させる。

お前様達だけが知る試練だと云う事を忘れないでいてくれ。

この手紙を読んでいる支持者様なら理解が出来るはずだ。

逃げは許さんからな。必ずこの試練を乗り越えるんだ。

俺は2021年9月23日にこの自粛を終わらせる。

その頃には銀河連盟協力のもと、世が大きく動き、

ワクチンの供給が進んでいるはずだ。

人生、先の事などは分からんが、先の事に備える事は出来る。

時間は平等だが、使い方は人それぞれだ。平等のようで平等ではない。

家でだらだらとスマートフォンをいじり時を過ごすのか

精進して時を過ごすのか。お前様の行動に掛かっているぜ


悪いが俺は次の次元に行かせていただくぜ。

言っておくが、俺はもう、俺を越えたぜ

RYKEYはRYKEYを超えた。

俺を越えるのは俺しか無理だったんだ。

つまり、お前様を越えるのも、お前様しか無理なんだ。

俺の言う事を聞いてくれた奴等は皆して共通に出世している。

だが逆も然り、俺の言う事に理解が出来ない奴等は

共通してポンコツとして世を生きている。悲しい事だが現実だ。

だが俺は信じている。お前様は強い人間だと。

俺の支持者様には小物が居ない事を...

 男だろうが女だろうが関係ない。

餓鬼だろうが大人だろうが関係ねぇんだ。

学びを止めるなよ。現実に満足するな。努力は止めるな。

本当に大事なことは、結果より行動だ。

人生とは成長を続ける事だ。過去よりも先を見るんだ。

水戸からお前様に心からエールを送るぜ

魂を込めて


追伸

改めて記者会見をする。あばよ。 2021.3.1

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今をどう生きるか

この手紙では、コロナ禍みんなが抱えている不安を共感しながらも

いまこそ自分を見つめ直して、どう行動したかが

今後の自分の未来を大きく変えるという前向きで力強いメッセージが込められている。

彼の音楽の大きな魅力とは「言葉の強さ」にある。

聞く人の心を、言葉で殴り起こすような力を持っている

そしてその強い言葉は音楽を越えて、RYKEYという人間自体の

オリジナルなキャラクターを生み出し、より一層多くの固いフォロワーを

集めている。

不安な毎日、外出自粛やテレワーク

家で過ごすことが格段と増えた今。

コロナ以前、活気にあふれていた街もいまでは遠い過去のようだが

今家にいる時間を、前はどう過ごしていた?

そして今を、どう過ごしている?

上がっていない人へ

僕はコロナが本格化する直前、2020年の2月に

プログラミングの勉強をスタートした。

いま思えば先を予兆してたかのようなタイミングだったのかもしれない。

それからは自粛期間を追い風と考えて

無意味だと思っていた飲み会や無駄な外出の時間を

勉強に充ててきた。

通販サイトの開発と並行して

オンラインプログラミング学習サービス「ヲフトレ」を仲間とともに

運営している。

この1年で生活は大きく変わったが

いまの自分のバイブスは悪くない。

むしろ良い方向に向かっている。

もし、なにも新しい行動をせず組織にしがみついている状態だったら

自分もただただ「家で寝っ転がってスマホをいじる」ことで時間を浪費していたに違いない。

時代の流れを急激に変えるパラダイムシフトを迎えたとき

人は変化のチャンスを迎える。

個人のコントロールを大きく超えた時代の流れ。

良きに向かうか、悪きに向かうかは

自分次第だ。

大きな変化を迎えたときこそ、悲観せず行動を始めなければならない。

いま、上がってない自分を見過ごしている自分が心の中にいるのなら

すぐに行動をはじめよう。

変化したなら続けよう

ここで大事なのは、「行動を始めたなら止まってはいけない」。

物事は続けなければなにも見えてこない。

人間どん底に落ちたあとは、どこかでまたチャンスが来る。

しかし準備してなければ、その波にも乗ることができない。

毎日、毎日をいつか必ずくる波に備えて

準備を進めることがなによりも大事なこと。

悲観しすぎず、今の自分をあきらめることなく、続けよう。


RYKEY氏の手紙は、このことを改めて気づかせてくれた。

ファンのひとりとして、有難う。



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