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四八(仮)【ゲームタイトル勉強会】#51

「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓

配信のアーカイブはこちら↓

#51 四八(仮)【ゲームタイトル勉強会】

本日の主な参加者

ふみいち
しんちゃん
ロット
十両
にくまんおとこ
アロエリ

その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様

1.なぜこのゲームにしたのか

ふみいち
Twitchのパートナースポットライトのタイミングで何をやるかみんなで考えていたんですよね。
誰かが発表してくれる特別編の方が良いのではないかという話になったときに、十両さんが「四八(仮)」なら既に資料作りを始めているので行けそう、とのことだったのでお願いすることになりました。
また、ネット上でもとても有名な作品なので良いのではという事になりましたね。
十両さん今日はよろしくお願いします。

十両
宜しくお願い致します。

2.プレイ勢・未プレイ勢

・プレイ済み

十両
Twitch視聴者 2名

・未プレイ

ふみいち
にくまんおとこ
アロエリ
ロット
視聴者 5名

十両
私は発売日に購入しました。

Twitch視聴者 コメント(詳しい方)
自分も学怖ファンからなので予約勢ですね😃

Twitch視聴者 コメント
 (´・ω・`)一話目でフリーズして売りました

十両
初手フリーズはあるあるですね。

にくまんおとこ
フリーズって、プレイヤーが「え?」ってなるってことですか?

十両
いえ、ゲームがしっかり固まる方です。

にくまんおとこ
おおw


特別編はまとめるのが大変なので、資料のテキストを抜粋して紹介します。
詳しくはアーカイブをご覧ください!

3.はじめに

十両
では、よろしくお願いいたします。
『四八(仮)』(以下『四八』)は2007年クソゲーオブザイヤー大賞を受賞し、ユーザーからは十年に一度のクソゲーと言われました。
今回は四八がなぜこのような評価を受けるに至ったかを解説するものです。
あくまでゲームの客観的評価、発売当時の事実を語るもので四八を貶す目的ではありません。

ふみいち
皆様、愛を持ってコメントをお願いしますね。

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
心までクソゲーになるなですね

にくまんおとこ
なんだそれ!なんかわかるけど!w

十両
解説には重度のネタバレを含みます。

4.基本情報

発売日:2007年11月22日
ジャンル:47都道府県ミステリー
プラットフォーム:PlayStation2
開発:シャノン、アルカディア・プロジェクト
販売:バンプレスト
配信ガイドライン:バンダイナムコエンターテインメントのガイドラインを参照

十両
ジャンル名は、ホラーゲーム全般に言える事かもしれませんが、独自の表現にすることが多いですね
シャノンは本作のデザイナー兼シナリオ担当の飯島多紀哉氏が四八開発時に立ち上げた会社。ゲーム部分の開発はアルカディアプロジェクトが行っていたと思われる。

5.どんなゲームなのか?

● シナリオを読み選択肢を選ぶ事でゲームが進行するサウンドノベル形式のアドベンチャーゲーム。

● 47の都道府県から好きな県を選択し、その土地にまつわる都市伝説や怖い話を見る事ができる。

● 登場人物、背景は実写を使用。一部アニメ調イラストも使用される。
一部シナリオは役者、声優による声付きで語られる。

ふみいち
豪華ですね~


47都道府県から集めた怖い話

● シナリオ選択画面は日本地図になっており、好きな県を選択して話を読める。

● 収録されたシナリオは実際に取材を行って集めたとのこと。

● 同じ県でも分岐により別のシナリオへ移行したり結末が変わる場合がある。


豪華ゲスト陣による執筆、出演

● 稲川淳二氏、筒井康隆氏、伊藤潤二氏、水木しげる氏等の著名人によるシナリオや本人出演ムービー、イラスト等がゲーム内に盛り込まれている。

● またゲーム雑誌『週刊ファミ通』の協力を得てファミ通スタッフが実際に登場するシナリオが存在する。

● ゲスト寄稿以外のシナリオはデザイナー兼シナリオの飯島多紀哉氏本人が全て書き下ろしたと発売前には語られていた。

にくまんおとこ
(配信中には気づきませんでしたが、「発売前は語られていた」とは含みのある書き方ですね、、、ここで既に布石を打たれいたとは、、、w)


住民移動

● シナリオに新たな人物が登場すると『住民』としてリストに登録される。

● 住民情報画面より住民の状態を確認でき、任意の県に移動させることが可能。

● 住民がいる/いないことによってシナリオに変化があったり、特定の住民が揃っている状態だとシナリオが解放されたりといった形で影響する。

ふみいち
ちょっと思っていたのと違いますね

にくまんおとこ
普通に面白そうだぞ。


契力

● ゲーム内で消費するポイント。新たなシナリオを解放したり、死亡した住人を復活させるために使う。

● シナリオを1つ終える度に獲得できる他、多くの契力を得られるミニゲームもある。

● 設定上、四八の世界を形成する重要な力で5未満になるとゲームオーバーとなる。

しんちゃん
AVDなのにゲームオーバーがあるんですね。意外。


『あなたシナリオ』

● 『あなた』の元にある日、新作ゲームのサンプルが届く。それこそが『四八(仮)』であり、あなたがゲームを遊び始めるところから物語はスタートする。

● 『四八(仮)』をプレイするあなたの周りで様々な奇怪な現象が巻き起こっていく、というストーリー。

● 都道府県シナリオを一定数クリアすると新たなシナリオが開始され、全12話をクリアするとエンディングを迎える。

十両
四七都道府県+『あなた』で『四八』。サンプルなので仮がついて『四八(仮)』

ふみいち
なるほど!それで「(仮)」なんですね。

十両
面白そうでしょ

Twitch視聴者 コメント
面白そう

しんちゃん
今までのホラーゲームのイメージとは少し違いますよね

ふみいち
全然想像していたのと違って、なんかロジカルな雰囲気で面白そうですよね。

十両
また、そもそもADVはシステム的に多少難があってもシナリオさえちゃんとしていればだいたい満足度は高いはずなのですが、、、、

6.十年に一度のクソゲー

十両
十年に一度のクソゲーとして評される事になってしまうわけですね。

● 名作ゲーム『学校であった怖い話』ディレクターの復帰作である事、発表当初大々的な宣伝を打った事で注目が集まっていた。

● カタログスペックを見れば期待の高まる良質なホラーゲームかに見えた。が、実際プレイしてみるとそのクソゲーぶりが次々と明るみになり、ユーザーを震撼させた。

● 『ADVはクソゲーが出づらい』というのが通説であったがその油断を突かれる形となった。

● 最終的に2007年クソゲーオブザイヤー大賞に輝くことになる。

にくまんおとこ
wwww


クソゲーオブザイヤー

● インターネット掲示板5ちゃんねる(当時は2ちゃんねる)のスレッド。
その年に発売されたゲームからクソゲーを選出し、大賞を決めるもの。

● 投稿者によってゲームの選評が提出され、スレ住人の合議によって大賞が選出される。

● 選評の作成にあたっては第三者の公平な視点、作品の正確な評価や検証が求められる。

● 名称のKuso-game Of The YearからKOTY(コティ、コーティ)という略称で親しまれる。

十両
該当スレッドは当時3か月に1スレッド(書き込み上限1000件)を消費する程度の速度だったが、四八(仮)登場時には1か月で4スレッドが消費されました。、そのくらい議論が白熱したんですね。
ちなみにKOTYの名称はGOTY(Game Of The Year)に似せています。

7.ストレスにしかならないシステム

● 一見面白そうなシステムを積んでいるがそのどれもがゲーム内で有効に活用されているとはいえず、プレイの足を引っ張る要素になっている。

● 文章のオートモード、バックログ閲覧、ムービースキップといったシステムも未搭載。早送り可能なのが救い。

● 選択肢画面でのセーブも出来ないので選択肢を埋めるタイプのゲームとしてはかなり不便。

ロット
流石にバッグログは欲しいなぁ。

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
SFCのサウンドノベルでもありましたからね

十両
ミニゲームでバックログを見れてしまうとそのまま答えになってしまうものがあり、そのために全編バックログを無くしたらしいです

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
ミニゲームというより鹿児島埼玉のあるシナリオの人の名前当てるだけなんですよね


住民移動

● ほとんどの場合シナリオを開始するために必要な人員を揃えるだけなので手間でしかない。

● ある県で特定の人物が必要だが、その人物を出すためには別の県のシナリオを見ねばならず、見た後で住民移動させる必要がある。もしシナリオ中で死んだりしようものなら復活のための契力がかさむ。

● 選択肢を埋めるために繰り返す中で住民が死ねば復活させてからでないと再開できないため面倒な上に契力まで消費する。

● 登場人物が死亡している事で発生するシナリオが存在するといった意味のある使い方もされている。

Twitch視聴者 コメント
住民集めるために住民集めなきゃいけないのか。

Twitch視聴者 コメント
もったいないなあ。


契力

● 住民移動と合わせて進行の手間を増やす存在になっている。

● 県の開放に消費、さらにシナリオを読むごとに消費、住民が死亡などの状態になれば消費と使う場面が多いわりにシナリオを終えても貰える量は少ない。

● 普通に進めればじり貧になるのでどこかで稼ぎプレイをする必要がある。

ふみいち
稼ぎプレイってなに?!

十両
収支がプラスになるシナリオを見つけて、そのシナリオを何回もみるんです。スキップも早送りも無い状態で。

にくまんおとこ
辛い!

● しかし神奈川県のシナリオで遊べる(ごく簡単な)ミニゲームをクリアすることで9000の契力を獲得できる(通常一つのシナリオを見て得られる契力は30とか40)。これだけの量があればエンディングを見るまでは有り余る。

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
問題を何度も聞き直せるすごく優しいゲームです。公式チートコードですね。

にくまんおとこ
www

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
大体の攻略サイトで神奈川を出身地にしろ書かれてますね


コンプリート不可

● 全シナリオを開放した県は緑色で表示されるが東京都だけは全てのシナリオを見ても緑にならない。

● この仕様(攻略本には仕様と明記されている)のためシナリオをコンプリートすることはできない。

● コンプリートに対してご褒美はないのでプレイヤーがもやもやするだけで済む。

● 公式サイトに『シナリオを読破し、全住民137人から、ある人物を、ある条件で集めると、隠しシナリオが出現します』との記述があったがそのようなものはない。

Twitch視聴者 コメント
そんなものはないw

Twitch視聴者 コメント
ひどいw

十両
2023年2月現在、公式サイトは閉鎖されていて閲覧できませんが、発売当初は住民の数が全150人と記載されていたらしいです。
スレで間違いの指摘が上がり始めたころに修正されています。
後に、飯島多紀哉氏によると当初の予定より大幅にシナリオが削られた旨が語られている。隠しシナリオもなしになったらしいですね。

Twitch視聴者 コメント
何人か行方不明になったかな


2周目の存在

● 『あなたシナリオ』を読破しエンディングを迎えるとこのまま遊ぶか2周目に入るか選択できる。

● 2周目に入っても契力を保持したまま進行状況がリセットされるだけでメリットは存在しない。

十両
なんならゲーム開始時点より契力が減っている可能性もあるので、その場合は弱くてニューゲーム状態になります。

Twitch視聴者 コメント
ただの二周目w

十両
また、2周目を終えると再び2周目に入るかを問われます

にくまんおとこ
怖ッ!今、なんかすごいゾッとした!

十両
でも安心してください。シナリオが良ければ何とかなるのがAVDですから。

にくまんおとこ
なんですかそのフリは?!w

Twitch視聴者 コメント
終わらないw

Twitch視聴者 コメント
こわいよ~。

8.趣旨のずれたシナリオ

● 『全国47都道府県の究極の怖い話が集結』『北海道から沖縄まで日本全国250か所以上で取材を慣行』と銘打たれた本作だが、実際に収録されているのは都道府県と何の関わりもない話、地域の逸話だが怖い話とは呼べないもの、観光案内などあまりにもコンセプトからずれた内容のものばかり。

● 内容は素人でも多少ネットで調べれば集められるような話が目立つ。

● 一部声付きで語られるシナリオがあるが、妙に軽い調子だったりキャラ付けの濃い人物がいたりして雰囲気を損なう。

● ゲストライターの書いたシナリオは単体では面白いがコンセプトに合っているかと言われると……。

十両
『山梨に滞在している筒井康隆氏に原稿をもらいに行く』シナリオがあるが筒井氏は兵庫在住であるなどちぐはぐなことも。


ゲームの雰囲気

十両
今日はゲームの雰囲気を味わっていただけるように、シナリオを要約した資料を作ってきましたので、どうぞ皆さんもゲームをプレイしている気持ちで観てください。
多分、すごい雰囲気になってしまうと思います。

※これは実際に動画でアーカイブを見ていただいた方が良いかと思います!

沖縄県-花見-

(要約)
〈少女のフルボイスで語られる〉
語り部の少女・黒井くららがマイファミリーとショッピングに行ったときにブロッサムをシーイング(=花見にゴー)していると、くららは一人の少女の姿を発見する。しかし、マイマザーが振り返るとその姿はナッシングだった。

ブロッサムのシーイングを終え、マイホームへリターンするが、去り際に先ほどの少女が手を振っているのをくららは見る。くららにとってはすこーーーーしホラーな体験となったのだった。

〈完〉

にくまんおとこ
ファッ!何が起こったんだ?!

十両
では、沖縄県のエピソードのポイントを解説していきたいと思います。

● 沖縄である必要がない。
● 『幽霊に会った』以上の情報がない。
● 全編フルボイスで演じられるルー語を操る少女による語り。
● 『フルボイスは危険』という四八の基本原則を表すシナリオ。

にくまんおとこ
確かに、沖縄の意味ねぇ!!!いくらだってあるだろ沖縄ならwww

十両
有識者によると写真の桜は沖縄のものではないらしい。
ただ、この沖縄のシナリオはゲスト出演するはずだった小学生アイドルが書いたものをそのまま使ったらしいので多めに見てあげてほしいです。

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
あなたシナリオで淳二ムービーによる沖縄の怪談があるのでまだ恵まれてます


宮崎県-モイドン-

にくまんおとこ
おお!タイトルに都市伝説感があっていいですよ~!

(要約)
鹿児島県の上西園に生えているという『モイドンの樹』は触れると病気になる、葉を持ち帰ると死ぬといった噂があり、呪われた樹と恐れられていた。

これと同じ樹が宮崎県にもあるという。

〈完〉

アロエリ
これは鹿児島の話なのでは?!

十両
では、宮崎県のエピソードのポイントを解説していきたいと思います。

● シナリオの9割は『鹿児島県にあるモイドンの樹』の逸話。
● 最後に宮崎にも同じ樹がある事をわずかに付け足して終わる。
● モイドンの話自体はそれなりに興味深い。

十両
ちなみに『モイドン』の単語で検索しても鹿児島にまつわる話しか出てきません。『モイドン 宮崎』と範囲を絞ると四八(仮)の記事しかでてきません。

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
鹿児島はかなり優遇されてるから腹が立つ

にくまんおとこ
どういう感情?!w


静岡県-奇石博物館-

にくまんおとこ
これは怖そう!

(要約)
奇跡博物館とは世界各地の珍しい石が展示してある博物館のことだ。ここではコンニャク石、テレビ石など様々な石が見られる。

博物館から見える富士山の景色も綺麗で30分間宝石が取り放題の『宝石わくわく広場』というコーナーもある。

しかし中には不吉な事があったため展示せず倉庫にしまわれている呪われた石が存在するらしい。


にくまんおとこ
お。ついにきたぞ、、、、!!!

ふみいち
いいねぇ、、、、!




〈完〉

Twitch視聴者 コメント

ふみいち・にくまんおとこ
(爆笑)

Twitch視聴者 コメント
怖い話・・?

アロエリ
これは観光案内では、、、

Twitch視聴者 コメント
まるで案件

十両
では、静岡県のエピソードのポイントを解説していきたいと思います。

● 全編に渡って奇跡博物館の紹介。
● 最後に取ってつけたように呪われた石があるというホラー要素を入れ込む。
● 具体的なエピソードはなく『あるらしい』という根拠薄弱な噂話。

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
四八(仮)巡礼してる四八マニアによると嘘だったらしいです


山口県-壇ノ浦-

(要約)
壇ノ浦は1185年、源氏と平氏が最後の戦いを繰り広げた合戦場。ここに生息する平家蟹は甲羅が怒った顔のような模様をしている事から壇ノ浦で死んだ平家の怨念が宿っていると言われている。

〈完〉

ロット
ちょ、ちょっと、、、

Twitch視聴者 コメント
まってくれええええええ。

十両
では、静岡県のエピソードのポイントを解説していきたいと思います。

● 平家蟹の話。
● 知ってる人は知ってる割と有名な逸話。
● 人によっては面白いと感じてもらえる

Twitch視聴者 コメント
ただのうんちく。

Twitch視聴者 コメント
 テンポいいなぁ


群馬県-分福茶釜-

(要約)
ぶんぶく茶釜の話を聞かされます。

〈完〉

Twitch視聴者 コメント
なにいいいいいいいい。

Twitch視聴者 コメント
日本むかしばなし

Twitch視聴者 コメント
もはや、怪談ではないw

十両
では、群馬県のエピソードのポイントを解説していきたいと思います。

● 有名な昔話である。
● なぜかアニメ調のイラストが差し込まれる。
● 群馬県にあるお寺の話なのでご当地エピソードという前提は満たしているし、話自体はきちんと語られているのでホラーでないという点に背を向ければ楽しめる。


広島県-ヒバゴン-

(要約)
『変なものが写っている写真』を見せられる
ただの風景の写真のように見える。



しばらくすると、陽気なおじさんの顔がゆっくりとフェードイン



〈完〉

にくまんおとこ
????wwww

十両
では、広島県のエピソードのポイントを解説していきたいと思います。

● 見せられた写真にランダムで色々なものが写るという内容。
● タイトル『ヒバゴン』は広島県で目撃されたというUMA。
● 写ったものがヒバゴンなのかどうかは語られない。
● というかシナリオ中でヒバゴンについては一切触れられない。
● 全シナリオ最短の1分で読了する。

にくまんおとこ
ヒバゴンファンとしては結構がっかりですよね、、、

十両
おそらく四八の中で最も有名なエピソードです。
知名度に違わず破壊力は抜群。
ランダムに表示される写真の中にはヒバゴンらしきものもあるが、山姥や蛇や写真を見せた少女の知人など無関係な写真の方が多い。
少女はこれを『心霊写真』と語るがUMAは心霊ではありません。
写真のみの画面になってから12秒ほど放置する必要がある。
何かが写る前にボタンを押すと『何も写らないって?じゃあもういいよ!』と少女が怒り出してバッドエンドになる。

にくまんおとこ
ゲームオーバーはヒドイ!w

十両
早送りすると数十秒で終わり、かつ収支がプラスになるため契力稼ぎの場として利用されやすい。

Twitch視聴者 コメント
稼ぎができるから人気なの?w


青森県-キリストの墓-

(要約)
オカルト雑誌記者が青森県にあるというキリストの墓へ取材に訪れるところから物語は始まる。
キリストの墓について聞きえ終えた後、管理事務所の人間から記者は『エデンの園』という別のオカルト情報を得て、そこへ向かうことになる。

途中、立ち寄った定食屋でエデンの園について尋ねるがそのような話を知る者は誰もいない。
困惑する記者へ親子連れの客が『騙されましたね。この辺りにあるのはピラミッドですよ』と嬉しそうに語る。
出ていく家族を後目に、記者はうんざりしてきのこ鍋を食べて東京へ帰るのだった。

〈完〉

十両
では、青森県のエピソードのポイントを解説していきたいと思います。

● タイトルの『キリストの墓』については序盤であっさりと終わり、別のスポットへと話の焦点は移る。

● 思わせぶりなフリをしておいて『見つからなかったのできのこ鍋を食べて帰る』という肩透かしなオチ。

● 県にまつわるエピソード、ホラー要素がありそうな前振り、ここまで積み上げてきて何も起きず終わるという構成力のみで勝負した純粋なクソシナリオ。

Twitch視聴者 コメント
純粋なksシナリオw

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
この怖い家族は取材中に出会った人をモデルにしたらしいですよ

十両
別ルートで『昨日焼身自殺者が出た池がある』という話もあるがこちらも空情報で何も得られず東京に戻った挙句、再度問い合わせてみると最初に記者が話を聞いた人物は存在していなかったというありきたりなオチ。

一応選択肢により分岐があり、バッドエンドがあります。バッドエンドは道を間違えて目的地にたどり着けず仕舞いだったというもの。トゥルーと状況が変わらない。


あなたシナリオ

(要約)
ある日、あなたの元に周防勇人なる人物から新作ゲームのサンプル『四八(仮)』が届く。あなたは夢中になってこれを遊ぶが、次第に身の回りでおかしな出来事が増え始める。体調が悪くなり、丸一日記憶がない日もあるという。さらにあなたの元へ四八のモニターや開発に携わった人物が次々現れ『あなたが四八の原作者だろう』と訴えかけてくる。

あなたは謎を解くためCMでメーカーとして名前を連ねているバンプレストへアポイントメントなしで来社する。社内でゲームに登場するアドバイザーに瓜二つの人物に案内され、あなたは四八のディレクターと出会う。そして自分の元に四八のサンプルがあることを訴えるが、ゲームソフトを持ってきていないため信じてもらえない。

悪質なクレーマーと判断されたあなたにディレクターは原作者の飯島多紀哉を紹介し、文句は彼に言えと丸投げする。飯島と連絡を取り、直接話すがこの時もやはりゲームソフトは持って行かない。飯島によれば四八は差出人不明の謎の人物から送られた企画書を元にゲームにしたとのこと。話していくうちに飯島はあなたが四八の企画を送った張本人ではないかと疑い始める。

様々な人物が四八を作ったのはあなただと言ってくる。次第に判断のつかなくなってきたあなたはついに四八の原作者であることを認め、雑誌のインタビューにも応じ、まるで自分の作ったゲームかのようにすらすらと質問に答えていく。さらには飯島らの提案で続編の制作を承諾する。しかし、家に戻ると本当に自分が原作者なのかを疑い始め自分の全てを信じられなくなり頭を抱える。

次の瞬間、あなたはベッドの上にいた。あなたを複数の、どこかで見た事のある人物が見下ろしている。あなたは車椅子で運ばれながら四八というゲームの妄想を医師に話し続ける。四八とはあなたの頭の中にある世界だったのだ。そしてあなたの話を聞いた周りの人間も影響を受け、四八の世界を生み出す存在へと変わっていくのだった……。

十両
あなたシナリオの内容は十両が精いっぱい解釈したものなので本当にこれで合ってるかは自分の目で確かめてほしいです。

さて、あなたシナリオのポイントです。

● おそらく現実のプレイヤーと主人公を重ね合わせて見せる狙い。

● 作中で登場人物がやたらと四八を称賛することに加え『発売前から続編の制作が決定』『映画化のオファーも来ている』ということが語られる。

● ゲームソフトを持っていかないなど主人公の不可解な行動が多い。

● 最終盤の展開は唐突でいわゆる夢オチに近い形のためあまりすっきりしない。

● エンディング曲はホラーに似つかわしくない軽妙なジャズ調の曲。

● エンドロールで『原作:飯島多紀哉』の名前部分が主人公のものに置き換わる。

● シナリオを終えさえすれば1回とカウントされるので契力を稼ぐ目的や選択肢を埋めるため周回しているとそれだけで新しいシナリオが発生していく。しかも見ない選択ができないので結果ほとんどの県を素通りしてエンディングを迎えるケースが多い。

● 48回の都道府県シナリオを見れば完結できるためRTAでは最短シナリオの広島県を徹底して周回するのが最適解とされている。

にくまんおとこ
「称賛」じゃなくて「あんまりおもしろくない」とか「責任はお前にある」とかだったら、シナリオ的にもまた違ったのでは?

9.その他にも見どころがいっぱい

● 描写と画像、SEのかみ合わない箇所があったり文章がおかしな箇所が散見される。

● 進行が不可能になる重大なバグがある。

● メーカーの対応にも疑問の声が上がる。


おかしな文章

● 『まだプレゼントを頂いてないですよね?』『お帰りになる所をごらんになっていないのです』といったおかしな文法。

● 『自分で自画自賛』といった重複表現。

● その他沢山のおかしな言い回しや細かい誤字が散見される。

十両
文章を読むのがメインになるゲームでこういった間違いはかなり目についてしまいす。それも1,2か所程度ではなく相当数あるんですよね。


噛み合わない演出

● 『生首が睨んでいる』と描写されるシーンでは首は目を閉じている。

● 『ジャンジャンジャンという音が聞こえる』とあるが実際聞こえるSEは『カランコロン』といった音。

● 立ち絵に使われる役者の演技が文章の雰囲気と合わない。また演技が下手。

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
佐竹くんのオーバーリアクションにも注目です


進行不可能になるバグ

■フリーズ

● セーブ後『セーブを終了しますか?』という文言が出るがここでセーブ画面を閉じるために×を押すと高確率でフリーズする。

● ムービー中、エンディング中、メニュー画面を出した時など様々な状況でもフリーズする場合がある。原因不明なため回避不能。

● 対策としてはこまめにセーブしてフリーズしないことを祈る。

十両
大阪シナリオでは稲川淳二の怪談ムービーが再生されるがここでフリーズの危険があります。このシナリオはランダム分岐になっており、全ての選択を埋めるためにスキップ不能なムービーを何度も見なくてはいけません。

しんちゃん
RTAではお祈りポイントでしょうねw

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
100%RTAは10時間掛かります

■白枠

● セーブデータのロードを行うと稀に白い長方形(枠)が出現し、ゲーム画面を覆い隠す場合がある。

● バグの出現条件・回避方法は不明。出現する枠のサイズはランダム。

● そして一度出現すればセーブせずにロードしなおしても絶対消えない。

● 対策としてはこまめにセーブデータを分けて保存し、汚染されたデータは諦める。

ふみいち
怖い!ホラーだなぁ!

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
全画面真っ白とかもありますよ

十両
全画面真っ白な状態でもゲームは進行しているので、オプションはでてきます


疑問の残るメーカー、開発側の対応

● フリーズへの対処を問い合わせたところメーカーからは『メモリーカードを抜き差しすれば直る』と回答があったらしい。機器の故障を招きかねない操作を提案されたことで物議を醸した。

● 公式サイトにはゲーム中全く出てこないムービー映像や偽情報(隠しシナリオのヒント)が掲載されていた。

● 発売前は飯島多紀哉氏が『ゲスト以外の全てのシナリオは自分で書き下ろした』と語っていたが後年、一部別の人間の書いたシナリオもあることを明かした。中には小学生の書いたものをそのまま採用した例もある(沖縄等)。

● 飯島氏は本作の出来栄えについては認めており自身の語るところによると開発にはほとんど関わっておらず、さらに開発過程でシナリオを大幅に削除されたとのこと。

10.四八(仮)の良いところ

● 住民移動のアイデア自体は面白そう。

● オープニングムービーは怖く、期待値は高い。

● BGMはどれも評価が高く、ホラーゲームとしての雰囲気作りに役立っている。

● 収録シナリオはかなりの量があり中にはホラーとして面白い話も含まれている。ゲスト作家の書いたシナリオも面白いものばかり。

● 『次こそ面白い話を引き当てたい』という期待、『次はどんなシナリオが待っているか』という好奇心から意外と辞められない中毒性がある。

● お笑い芸人の陣内智則氏は自身のYouTubeチャンネルで実況プレイ動画をあげ『ツッコミの教材として最適』と評価している。

11.まとめ

● ゲーム進行の邪魔をするシステム

● コンセプトとかけ離れた面白くないシナリオ

● 致命的なバグ

● 杜撰なメーカー対応、反感を買う原作者の発言

これらの要因を併せ持った『四八(仮)』はクソゲーオブザイヤー大賞を受賞。『十年に一度のクソゲー』と呼ばれるに至りました。
そしてこのゲームの登場によってこれまで培ってきたクソゲー観は完全に崩壊。クソゲーとは何なのかということを見つめなおす契機となります。

以後KOTYスレにおいてはクソゲー選出の際に推薦人からの客観的かつ厳正な評価を求められるようになり、選評を見た上で投票ではなくスレ住人による合議によって大賞を選出するという手段が取られるようになります。

自分が気に入らないからと安易にクソゲーとして名を挙げるのではなく、真摯にゲームと向き合い本当にクソゲー足りうるのかを個々人が考える時代が訪れました。

こういった一連の動きを指して『四八ショック』と呼び、四八は偉大な先人としてクソゲー界の歴史にその名を大きく刻むことになりました。

十両
今一度、今あなたがプレイしているゲームが本当にクソゲーなのか、ヨンパチマンを思い出して、立ち返ってほしいですね。

12.「四八ショック」の余波

● 『日本デジタルゲーム学会』2012年夏季研究発表大会において、当時山形大学助教授であった吉永大祐氏によってひとつの論文が発表された。

● 『「四八ショック」とは何だったのか-インターネット上のゲームユーザーコミュニティにおける「クソゲー」概念とその変容-』という題目で発表されたこの論文は2013年度学会賞を受賞している。

http://digrajapan.org/app-def/S-102/DiGRAJ_WP/wp-content/uploads/2019/06/Yoshinaga-Daisuke.pdf

Twitch視聴者 コメント
すごいw

13.「四八ショック」を考察した論文

ふみいち
こちらはKOTY掲示板でテキストマイニングなど行って、言葉の使われ方の変遷などをまとめた論文です。この場で全てを読むことはしませんが、ごく簡単に要約しますと、

● KOTYでは、当初は敢えて名作をクソゲーとして総評を書いてみんなで楽しんだり、言葉や文字の面白さで盛り上がっていた

● 以前は投票などでイヤーを決めていた。

● そんな中で四八(仮)が発売され、十年に一度のクソゲーと評された

● それ以降、どんなゲームがでても「四八(仮) よりましだしな」となってしまう現象が発生。これを「四八ショック」と呼んだ。

ふみいち
四八(仮)の登場によって、何がクソゲーなのかわからなくなってしまったんですね。
そして、このままではダメだ!という流れを生むことになります。
当時のKOTYの状況を表す一つの書き込みをご紹介します。

お前ら四八は忘れろ ゼロから審査基準決めよう 最近、四八に囚われすぎて真実を見れていない気がする

ふみいち
この辺りの書き込みを機に、クソゲーというものをちゃんと客観的に評価しよう。という話の流れになったんですね。
KOTYは、今では投票などではなく、合議によってクソゲーを決めるというという方法を取られるようになりました。
また、この論文は以下のように締めくくられています。

本稿では、2ちゃんねる「クソゲーオブザイヤー」スレッドに注目し、ゲームユーザーに大きな衝撃をえた『四八(仮)』という作品の登場のもたらした変化を、スレッドへの書き込みから検討してきた。

その結果、「クソゲー」という概念は主観的なものからより客観的なものとして捉えられるようになり、その過程には「動画配信」という新たなゲーム消費文化が大きな影響を与えていたと結論づけた。

情熱を込めて創った作品を「クソゲー」とけなされることは、クリエイターにとっては屈辱でしかないだろう。

しかし、同時にクソゲーすら愛でることができるゲームファンたちのゲームにかける深い愛に、筆者は感動すら覚えるのである。

にくまんおとこ
ええ話や。

14.感想

ロット
クソゲーオブザイヤーは好きでずっと見ていたのですが、四八(仮)はプレイしたことが無かったので、どういうゲームなんだろうと思っていました。今日はその納得がいきました。なんなら一度プレイしてみたくなりました。

アロエリ
四八(仮)はタイトルとパッケージしか知らなかったのですが、突っ込みどころ満載のスライドが楽しかったです。
クソゲーオブザイヤーも知らなかったので、もう少し中身の事とか観てみようかなと思いました。

にくまんおとこ
今日はまるでプレイしたかのような気もちになれたのかなと思いました。
しかもそれをバグ無しで!なのでタイムパフォーマンスの良い時間でした。面白かったです。

しんちゃん
ゲームの雰囲気が伝わってくる資料ですごく面白かったです。
続きが気になるというか。
ちょっとゲームのホラー要素も気になって、プレイしてみたくなってきました。
あと、物作りを生業にしている私としてはバグの話が完全にホラーでしたね。

Twitch視聴者 コメント
確かに、クソゲー観が変わる一作だと感じた。
シナリオの中でも面白そうなものや中途半端なものも結構あって興味深く感じた。小説を読んでいても、たまに中絶作品に出会うことがあり、続きを読めない悲しみを感じるが、この作品のファンも同じように是非このシナリオの続きが読みたいというシナリオも各々あるのかなぁと想像しました。
私としては、是非、安易に”クソゲー”と言わないのと同様に安易に”神ゲー”という言葉が出てこないといいなぁ。と思いました。

Twitch視聴者 コメント
最後の論文の締めがとても興味深いですね。
ひとつのゲームソフトがジャーナリズムというか、ゲームの文化レベルが発展した「瞬間」の中心地だったことに心が震えました。
自分はこのゲームは知りませんでしたが、いわゆる大ヒットゲームだけでゲーム文化がなりたっているのではないんだな、と思いました。

四八(仮)に詳しい Twitch視聴者
自分48の攻略スレにいたのですが仲間と攻略したあの時は楽しかったですねえ☺️

Twitch視聴者 コメント
ただのホラーノベライズのゲームだと思ってたのが、まったく想像と違っててシステム的に惜しいゲームでもあり、いろんな要素がクソゲーになりえる要素はあったんだろうなと感じました。
KOTY自体がゲームをプレイするという文化が日本に根付いてるから、多角的に盛り上がれる要素があると感じました。
真剣にクソゲーを吟味するというのもゲームを楽しめる地盤があるから話題になってくんだと思いました。

ふみいち
感じたことが2つありました。
1つ目はゲームの中身の話で、そうそうたる面々を集めて開発が始まったゲームだと思うのですが、理想と現実で乖離が生まれちゃったのかなと感じました。どんなゲームでも、開発の中心人物が求めるゲーム体験を作るのって大変だと思うのですが、それがとことんうまくいかなかった。中心人物ともなると経歴にも残ってしまいますし、開発者が保守的になるのも仕方がないのかなと思いました。

2つ目は、何らかの現象について、誰かがこうやって論文などにまとめるという事をしないと、後世に残っていかないんだろうなという怖さを感じました。
例えば、「ゲーム実況」という現象について、昔話をスレッドやブログで書いたりする人は沢山いると思うのですが、論拠が存在するような学術的な資料は皆無です。
意味のある形としてまとめておくことはやっぱり必要なことなんだろうなと思いました。

十両
私は四八(仮)をプレイしたことで、ちょっとやそっとじゃ「クソゲー」とは思わなくなったんですよね。
心に四八(仮)を持っている人は優しいひとたちなんです。
これからもこの気持ちを大切にしてゲームを遊んでいきたいですね。

私が発売当時にこのゲームを買った時には、バグにも遭遇せず、普通にEDまでたどりつき「なんだこの面白くないゲームは」くらいで終わってたんですよね。
後にクソゲーオブザイヤーで、四八(仮)が受賞しているのを知って、つまらないゲームではあったんですが、笑ったシナリオもあったりして、そこまでか?と思った記憶があります。

発売から数十年が経ち、評価だけが一人歩きしているタイトルだと思うのですが、本当に噂どおりのゲームだったのか、今一度立ち返っていただくいい機会になっていたらうれしいです。
ぜひクソゲーオブザイヤーのwikiも観てほしいですね。2007年以降と以前でかなり論表の熱量が変わっていますので。
ありがとうございました。

次回 研究予定のタイトル
2023年2月25日(土)「龍が如く シリーズ」

次回は龍が如く シリーズというテーマで調べたいと思います。
みんなで調べている様子はふみいちTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください

近藤史一ゲーム研究会では
一緒に "ゲーム研究" をしてくれる仲間を募集中です。
ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
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近藤史一/ふみいち

1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。

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