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#マンガ

100日間マンガを描いたら、キャラクターがこちらに語りかけてきた

100日間マンガを描いたら、キャラクターがこちらに語りかけてきた

水島新司は、原稿を描き終えるまで、そのストーリーに出てくる試合がどんな結果になるのかわからないらしい。
浦沢直樹は、自分のマンガのキャラクターがいつも勝手な行動を取るので困ってしまうそうだ。
「左ききのエレン」のかっぴーさんはインタビューで、「脳内にいるキャラクター達が会話しているのを聞いてセリフに書いているだけ」と言っていた。

いや、さすがに無理あるでしょ

正直そう思ってました。物語やキャラ

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嫉妬の鬼だった私が、その気持ちを乗り越えて、穏やかに描き続けられるようになるまで

嫉妬の鬼だった私が、その気持ちを乗り越えて、穏やかに描き続けられるようになるまで



あの頃私は、嫉妬の鬼だった私には一時期、Twitterが見られない時期がありました。
なぜならそこには、売れてる漫画がじゃばじゃば流れてくるからです。

2018年、私は初めての連載漫画の打ち切りを経験しました。
それはもう、脳が焼けて、体の一部がもぎ取られるような苦しみでした。

SNSには、世の中のイケてる人たちの活躍が日夜怒濤の勢いで流れてきます。
打ちきりを経験し、心がもんのすごく参っ

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SIGMAのカメラ同人誌『飛びこめ!!沼 01』

SIGMAのカメラ同人誌『飛びこめ!!沼 01』

安倍吉俊のSIGMAのカメラ同人誌『飛びこめ!!沼』シリーズの第1巻です。

第1巻は2016年の冬に執筆しました。SIGMAのsd Quattro Hが発表されたところで、楽しみすぎて思わず一冊描いてしまったという感じです。ここから主にSIGMAのカメラを題材にした同人誌を描き続けて、現在に至ります。現在は、SIGMAの新カメラマウントLマウントアライアンスと最新のカメラ、SIGMA fpを中心

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一般人のおっさんがなぜ色んな漫画にフリー素材的に登場するようになったのか

一般人のおっさんがなぜ色んな漫画にフリー素材的に登場するようになったのか

『惰性67パーセント』・『からかい上手の高木さん』・『ちおちゃんの通学路』・『吸血鬼すぐ死ぬ』といった数多くの漫画に、フリー素材のようにモブとして登場する坊主(たまにモヒカン)に髭面メガネの中年男性、吉田輝和……。

「なんで漫画に登場するようになったのか」、「そもそも吉田輝和ってなんなんだ」とよく聞かれるのですが、自分でもなんかわからなくなってきているので、まとめようと思います。

こちらは吉田

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螺旋じかけの海 1話

螺旋じかけの海 1話



1話読切形式のお話です。64Pありますがどうぞ

アフタヌーンで不定期連載していたバイオSFです。
出版契約解除して作者管理とさせてもらったので、1話をupします。
こういった形の1話読切形式の連作で、進むとちょっと重めの話も入ってきます。
もしよければ電子書籍としてkindle,楽天等各電子書籍ストアにて2巻まで配信しておりますので、よろしくお願いいたします。

3巻は6月下旬以降配信の予定

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競争ではなくて共創のほうが合理的な理由

noteでCXOをやっている深津さんが良いことをいっていました。

簡単にいうと

- 戦争をするって最後の手段であり、大体のケース、しないほうがいいよね
- お互いに市場を拡大したほうがお得なことがあるよね
- 市場が飽和していないなら棲み分けたほうがいいよね

という内容で、個人的にはとても同意です。

というのも、たとえば、A社とB社が、まだ市場が拡大していないのに100万人のユーザーを取り

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大金持ちが何億ドルも無駄にする話。もしくは『スティーブズ特別編"ソーシャル・ディスタンス"』

大金持ちが何億ドルも無駄にする話。もしくは『スティーブズ特別編"ソーシャル・ディスタンス"』



最後にメリンダ&ゲイツ財団のCOVID-19対策の寄付窓口のURLをはっておきます。

"この基金を通じて、皆様は、ウイルスの蔓延を食い止め、病気にかかった人々を健康な状態に戻すための最も有望な診断法、治療法、ワクチンを開発する一流の科学機関を支援することができます"(訳DeepL)

会社やめてアフリカで10億円の前澤ファンド通過した話

会社やめてアフリカで10億円の前澤ファンド通過した話

こんにちは、なつめぐです。
コロナで先行き不安な2020年いかがお過ごしでしょうか。

ぼくも完全に自粛モードで、ここ数日間一歩も外出せずに家で料理とZoomで打ち合わせばかりの日々です。

こんな状況の中ですが、10億円の出資を得られるチャンスがある元ZOZO前澤さんのファンド「前澤ファンド」を通過しました!ありがとうございます!

「通過」と言っても書類でまだ先があるので、まだまだなのですがと

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喧嘩稼業 別冊



かつて最強と呼ばれる者がいた。

「十年早く生まれていれば――いや、師が十年遅く生まれていればよかったのだ。ならば俺は師のもとで学ばず、師と対峙できたのに…………。」
               山本陸

 一章  名護夕間

1950年(昭和25年)GHQ占領下の日本

 (一)

 そこは、かつて武道場と呼ばれいてた。
 周辺は空襲を受け両隣の家屋は焼失したが、武道を愛する者達の命懸

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マンガでわかるHCI: 公衆衛生とデータ可視化の歴史

マンガでわかるHCI: 公衆衛生とデータ可視化の歴史



さて、世界は今コロナ一色ですね。

日本では少し落ち着きを取り戻してきたみたいですが、アメリカでは
- 大統領は、コロナをChinese Virusと呼び出したり
- 若者たちはオレたちゃ重症化しねぇとフロリダのビーチに押しかけたり
- 暴動が起こると予想して、身の危険を感じる人々が銃を買い求めたり
といった、なかなかカオスなことになってます。笑

ちなみに、著者はアメリカのPhD学生で、現在

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