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カードゲーム作成記 1 (序文)

毎年、新しいことを1つ始めてみようとしている。今年、2019年はカードゲームをの作成にチャレンジ。


なんでカードゲーム?

自分のルーツの一つはカードゲームだと思ってる。中学2年のころ Matig the Gathering(3rd edition)という海外のゲームに出会った。当時はまだ、ホビージャパン社が日本語版を出しておらず、100ページ以上あるルールブックを自力で和訳して布教していた(おかげで英語の長文読解が得意になった)。

カードゲームを通じて、確率、期待値と分散、リソース管理や、リスク管理、テンポ・アドバンテージなど、様々な概念を学んだ。

特にメタゲーム(個々のゲームの勝敗ではなく、ゲーム内の生態系やプレイスタイルの分布を加味し対応すること)のような、「リングの外の戦い」という概念を気づかせてくれたのは大きい。

ブログやらアプリやら、サービス設計やら、その後の人生は、このころ学んだことにかなり影響を受けているように思える。


UX vs カード

サービス設計やUXを仕事でやっていると、これはゲームの領域に転用できるノウハウが多いなぁと思う。

なぜなら、カードゲーム(ボードゲーム)はエクスペリエンスの集合体であり、エクスペリエンスそのものが商品価値だからだ。

面白いか面白くないか、盛り上がるかシラけるか。どんなに理屈を重ねたところで、数ゲームプレイすれば残酷なまでに明白になる。ゲームを作ること自体が、体験設計そのものの実践的な訓練になるのではないかと思う。

もともと、学生時代にMTGの独自エキスパンション一式作ったり、レーティング表をつくったり、期待値計算をしたりして遊んでいた。最近noteやスタートアップのボドゲクラスタとご縁ができたので、よい機会なのではじめてみようかなと。

あわせて、作りながらメモを随時アップしていけたらと思いう。


定期的にベータテストをおこなっていく予定なので、みなさまテストプレイヤーなど、よろしくお願いいたします。

いただいたサポートは、コロナでオフィスいけてないので、コロナあけにnoteチームにピザおごったり、サービス設計の参考書籍代にします。