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【メロウなK-POP】SEVENTEEN「Same dream, same mind, same night」(2021)

 今をときめくK-POPアーティストがリリースしたメロウな楽曲を紹介するシリーズです。第2弾の今回はSEVENTEEN(以下セブチ)が今年6月にリリースした最新ミニアルバム『Your Choice』より「Same dream, same mind, same night」を取り上げます。

SEVENTEEN「Same dream, same mind, same night」(2021)

 セブチはボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームの3つのチームから成り立っており、このミニアルバムには各チームの楽曲が1曲ずつ収録されています。ミニアルバムの最後を飾るこの曲はセブチのボーカルチーム(ジョンハン、ジョシュア、ウジ、ドギョム、スングァン)による楽曲です。

 制作者であるメンバーのウジ(WOOZI)はWeverse Magazineのインタビューで、ジャンルよりもまずは5人がボーカルに集中できるサウンドを考えた結果、最終的に90年代のR&Bを意識した作品になり、また作るにあたってはBoyz Ⅱ Menや韓国R&Bを代表するグループBrown Eyed Soulのサウンドをイメージしたと語っています。

 冒頭の重厚なコーラス、シンセサイザーやサックスの音色がまさに「90年代R&B」そのものです。そして時には激しく歌い上げ、時には優しく包み込んでくれる5人の歌声は何度聴いても飽きることがありません。愛する人への深い愛情を歌ったこの曲は、ある程度のキャリアを重ねてきた彼らだからこそ歌いこなせる世界観だと思います。

 実はわたくし、この曲にリリース前のハイライトメドレーを聴いたときに「一聴き惚れ」しました。リリースされてからフルで聴いてもその時の自分の感覚は全くもって間違っていなかった!と思わせてくれる素晴らしい作品です。

 13人全員でのパフォーマンスはもちろん、このようなチームごとの楽曲に挑戦できるのもセブチならではの魅力ですよね。10月のカムバックも非常に楽しみです!

 次回はTREASUREの楽曲を紹介したいと思います!最後まで読んでくださりありがとうございました!



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