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SHINeeのライブで号泣してからのこと...

MMA、それから東京ドーム公演

 昨年の12月上旬、韓国の音楽ストリーミングサービスであるMelonが主催する授賞式Melon Music Awards 2023を日本から視聴しました。その中でステージ・オブ・ザ・イヤーを受賞したSHINeeは、デビューしてから15年の間にリリースしてきたヒット曲のメドレー、そしてそこから「Don't Call Me」、最新曲「HARD」のパフォーマンスを披露し、観客はもちろん、授賞式に出演していたアーティストをも虜にしていました。

↑第4・5世代のアイドルたちが、まるでファンの一人のように、目を輝かせながらSHINeeのステージを楽しむこのリアクション動画がとても好きです!

 私もこのSHINeeのパフォーマンスに釘付けになり、どうしても自分の目で彼らの単独公演を見ておきたい!という思いに駆られ、その日のうちに2月に行われるワールドツアーの日本最終公演に応募しました。その後めでたく2日間とも当選し、先月東京ドームの公演に参加してきました!

 より詳細な公演の感想については、【ライブレポ】にて後ほど書かせていただきますが、スタートから6曲ノンストップで歌い踊るパワフルさ、ムービングステージやトロッコを使って会場全体を移動し、天井近くにいる私を含めたどこにいる観客も取りこぼさないステージの構成、名曲の数々をこれでもかと詰め込んだ充実のセットリスト、そして日本語で繰り広げられる面白くて温かいトークなど、さすがSHINeeとしか言いようのない、大満足の公演初日でした。

 そして2日目。初日の余韻がまだ全く抜けない中、会場に向かいひとり開演を待ちました。時間となりオープニングで流れるアニメーション(5人がパフォーマンスする「Sherlock (Clue + Note)」を描いたもの)が始まった途端、昨日も同じ映像を観ているにもかかわらず、自分でも訳が分からないくらいに涙が溢れてきました。そのまま白のキラキラした衣装(これは初の東京ドーム公演の際の衣装をオマージュしたもの)に身を包んだ3人が登場し、「Clue」と「Sherlock - Japanese ver.」をミックスしたスペシャルなパフォーマンスが始まると一層涙が止まらなくなり、2曲目が始まるまでずっと泣いていました。その後はなんとか涙を堪え、初日以上に楽しいひとときを過ごすことができました。

 終演後2日間通った東京ドームを後にし、ふわふわとした余韻を楽しみながら電車に乗って帰宅しました。そして会場の熱気から徐々に離れていく中で、公演中なぜ私はあれほどまでに涙を流してしまったのかぼんやりと考え始めました。決してデビュー当初からずっとSHINeeを応援していた訳ではなく、本格的に楽曲を聴くようになったのはここ4・5年の私が、あれほどまでに号泣してしまった最大の理由は、SHINeeという存在に対する感謝の思いが溢れてしまったからではないかとの結論に至りました。

 彼らがキャリアを重ねても「Don't Call Me」や「HARD」のような上質なアルバム、そして攻めまくったパフォーマンスを見せてくれ、後輩のアーティストたちに良い影響を与え続けてくれること、そして15年経っても、爽やかに僕たちはまだまだこれからだといえる謙虚な姿勢にずっと感謝の思いと、尊敬の念を抱いています。SHINeeと共に過ごした日々は決して長くありませんが、その中でも彼らのコンテンツに触れるたびにずっと胸の中で温めていたSHINeeに対する感謝の思いが、「Sherlock (Clue + Note)」を踊る「5人の姿」を見たときに、一瞬にして溢れて泣いてしまったのだと思います。

 私は友人や家族からロボット呼ばわりされるほどに、人前で「泣く」ということができない人間だったので、今回の出来事を通して自分って結構泣けるんだなと驚くと共に、これまで「泣けない」のではなく、人に迷惑をかけないよう「泣かない」ようにしていたのではないか、そしてこれからはもっと人前で泣いてもいいんだよ、と自分自身に無意識にかけていた「呪い」のようなものを解いてもらったような気がして、そういう意味でも少し心が軽くなりました。

そしてヒュニンカイの涙

 SHINeeのライブを楽しんだ2月末には、私が長年応援しているもう一つのグループ、TOMORROW X TOGETHER(以下TXT)DREAM WEEKというイベントを開催しました。3月4日のデビュー記念日に併せて毎年行われるこのイベントでは、毎日スペシャルなコンテンツが公開されます。5周年を迎えた今年公開されたコンテンツの一つでは、それぞれの「MOA第一号」である家族からの手紙を読むシーンがありました。

 これまでTXTの中では比較的スビンやヨンジュンが涙を流す頻度が高く、そんな時にマンネ(一番年下)のヒュニンカイがすぐそばに寄ってきて優しく背中をさすったり、時には泣いているメンバーに代わって進行をする様子を度々目にしました。私はそんなヒュニンカイの、「ステージに立つ人」として自分がすべきこと、求められていることを冷静に見極め、全うする姿が非常に頼もしく、素敵なところだと思っていました。そんな中で、今回のコンテンツではお母様からの手紙を読みながら、声を詰まらせるほどに涙を流す様子が映されていて、私が覚えている限りでは初めてこれほどまでに号泣しているヒュニンカイの姿を見ました。

 いつも優しくて、MOA(TXTのファン名)のことを大切にしてくれるヒュニンカイですが、きっとこれからも自身が抱える悩みや、心の奥底にある本当の思いはMOAには教えてくれないような気がします。ヒュニンカイがこれまで涙を見せなかったのも、本心を人に話すのが苦手だったり、自分が泣くことで迷惑がかかるのではないかという考えがあったのではないかと思いました。これからもMOAはただ見守っていることしかできないけれど、今回流した涙を機に、せめてメンバーや家族には、少しずつで良いから思いを共有して、心を軽くしてほしいと思いました。また、自分自身がSHINeeのライブを通して、「泣く」という感情表現について改めて深く考えていた時期だったので、より一層ヒュニンカイに共感しました。

最後に ~noteを始めて3年が経ちました~

 コロナ禍でふと新しいことをしてみたいと思い、書き始めたnoteですが、ついに3周年を迎えました。自己満足で書いている記事がほとんどですが、連載チックなことをやってみたりして、ここまで毎月楽しく書き続けることができました!これまで自分の内面については、表現することが苦手ということもあり、なるべく書かないようにしてきましたが、これからはK-MUSICを中心として、今回のように自分自身が考えたことについて少しずつ書いていこうかなと考えております。それもnoteに対して、そして読んでくださりリアクションしてくださる方々に対して、自分自身が心を許し、もっと進化を続けていきたい!と思うことができるようになったからだと思います。これからも細々と書いて行きますのでよかったら覗いてください!最後まで読んでくださりありがとうございました!

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