出勤前に初めてサウナに行ってみた。

その時に「出勤前のサウナやお風呂は有効だ」と実感した。

普段なら仕事の後，もしくは休みの日にサウナに行く事が多い。
その中でふと「仕事の前にサウナに行ったらどういう感じになるのか」という事が浮かび上がり，トライしてみる事にした。

朝，普段なら職場にそのまま向かう時間になるがこの日は遅めの始業開始に組んでいたのでサウナに向かう。

お金を払い館内着とロッカーの鍵を手渡される。
いつものようにかけ湯をして，体を洗う場所へ。
体を洗ってからお風呂に入り，先に湯通しをしておく。
その後に最初のサウナに入る。

個人的に久しぶりのサウナという事もあり，待ち侘びていた感覚が蘇ってくる。
7分ほどサウナに入り，かけ湯で汗を流して体を拭いてから水風呂へ。
気持ちが良い，あまりブランクを感じずに水風呂が体に馴染んでいく。

1分ほど水風呂に入った後に，室内の椅子で休憩。
体もであるが，頭の中から余計なものが抜けてスーッと研ぎ澄まされていくのを感じた。

その状態を10分近く体感した後で，別のお風呂に入り再び湯通しをした。
するとロウリュサービスの時間が来たので，再度サウナに向かう。

熱波師の方がアロマ水をサウナストーンにかけ，蒸気を呼び起こしタオルで旋回する。
サウナの熱がより強くなっていく。
熱を堪能した後でサウナを出てかけ湯をして体を拭いて水風呂へ。
今度は首の延髄，髪がつかないギリギリのところまで水風呂に浸かったのでより体に馴染んでいくのがわかった。

水風呂に入った後は再び室内の椅子で休憩。
最初の休憩と同じ感覚を最初は感じていたが，今度はそれがより深く強く頭と体に入ってくるのを感じた。
今まで何度もサウナに入ってきて気持ち良さを感じたが，今回過去1番で強い気持ち良さを感じた。

その証拠に普段なら1回気持ち良くなって休憩した後で席を立っていたが，
なかなか立てず，意を決してたった後も「もっともっと」とばかりにすぐに座り直してより恍惚とした気持ちになっていた。

最近，心身ともにストレスと疲れを感じていたことと関係するかもしれないが，
いつも感じている以上にサウナ・水風呂・休憩によってもたらされる気持ち良さがより強く感じられたのではないかなと思う。
その後にこの文章をここまで書いているが今も気持ち良さの余韻に残っている。
施設を出た後に買った缶コーラを飲みながらビートルズの曲を聴いているが，
更なる気持ち良さを感じている。

午後に出勤して仕事をしていたが，最後半であまりにも理不尽な状態になってしまいどんどんと落ち込んでしまった。
ただし，サウナに行けて気持ちが落ち着いてから出勤できたので「これで済んで良かった」と思った。これがなければ社会人として最悪な行為を積み重ねてしまっていたなというのがあった。

「出勤前にサウナやお風呂に入るのは有効」だなと個人的に強く感じている。
終わってからのリラックスはもちろんの事，仕事が始まる前や仕事中の緊張感を緩和してくれる事，それが自分にとっては必要だなと強く感じた。

それが自分にとってサウナであり，お風呂なんだなというのを実感した出来事だった。