フジロックのライブ配信と探究心について

2019年7月26日〜28日の3日間、新潟県苗場スキー場で開催された「FUJI ROCK FESTIVAL ’19」
私は昨年から開始されたYouTube公式のライブ配信を3日間を通じて見ていた。

もともと注目していたアーティストにも、恥ずかしながらほぼほぼ知らなかったアーティストにも心を奪われる事が多かった。

注目していたアーティストでいくと、ジャネール・モネイとKHRUANGBIN。

ジャネール・モネイに関してはELLEGARDEN前という難しいスロットながら、
衣装替えやセットなどエンターテイメントに富んだ演出と歌唱力で盛り上げていた。
すごくステキなエンターテイメントを味わった。

KHRUANGBINはFIELD OF HEAVENの大トリ。
3ピースでありながらも、音の運びやクセになるサウンドに心を奪われた。
当初は22時から行われる予定であった別アーティストの配信の関係上60分間分だけの予定だったが、そのアーティストがキャンセルとなり延長が入っての全編配信となった。
時間が過ぎるのがあっという間だった。

ほぼほぼ知らなかったアーティストでいくと、 INTERACTIVOとTHE CURE。

INTERACTIVOは全く知らない状態でたまたま観ていたところ、
スーッと音色とメロディに聴き惚れていた。
こういった出会いがあるのもこういった中継の面白さの一つだと感じている。

THE CUREに関してはKHRUANGBINの中継が終わってからのアンコール部分から見始めたが、
キャッチーでそれでいてクセになる音とメロディに一発で引き込まれた。
ライブ配信が終わった後のプレイバックで観て、KHRUANGBINと重なっていなかったら最初から観ていたなと思った。
それくらいTHE CUREに引き込まれた。

他にもVINCE STAMPLESやTYCHOなど不勉強だったアーティストのライブにも一発で引き込まれた。
(VINCE STAMPLESのヒップホップでのモッシュは衝撃だった)

その時に知らないものを知ることの楽しさ、自分で探求することの大切さというものを思い出した。

3日間を通してINTERACTIVOやTYCHOのように名前を中継中に始めて知って良いなと思ったアーティストもおり、知らないアーティストを知ってそこから新しいジャンルを開拓する。

そういったところで知らないものを知る、そして探求するという事の大切さを思い出した。

日常の忙しさでの消耗やこれまでの経験からある程度見通しが出来たりで、なかなか探求することの大切さを見失いがちになる事があるように感じている。
私もその1人であり、このフジロックのライブ配信を3日間観るまでは日常の忙しさで気力を消耗する事が多くなってしまっていた。

フジロックのライブ配信を3日間観て、自分の中に気力が戻ってきた事と探求するという事の大切さを思い出した。

こうした探究心は自分にとって気持ちの救いにもなるし、道しるべになることもある。

そういった事をフジロックのライブ配信を観て感じた。

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