移ろふインターネット。

2013年の夏にAkamaiの人から聞きました。

インターネットは揺らぐんです。

と。確かに!

今日のインターネットは昨日のそれと同じとは限りません、そして明日のそれも限りません。寒波や洪水でインターネットは簡単に遅延しますし、身近な無線に至っては大気の状態によってその通信品質が大きく上下します。

そして相場はいつも、そのゆらゆら揺れ動くインターネットの向こう側にあります。しかも相場は、少し向こうの東京にも、そしてすごく向こうのニューヨークやロンドンにもあります。

自分の目の前でインターネットが突然考え事を始めるかもしれません。街の基地局で順番待ちになるかもしれません。自分だけ遠回りを余儀なくされるかもしれません。これがインターネットというものです。

このインターネットの隠れた一面に気が付くと、まずは自分のスマホが、相場へのアクセスという目的に対していかに不遇な存在かということを思い知ることになります。そして自分が今どこに住んでいて、最寄りの相場がどこにあるのか、そんなことに意識が向かい始めます。

今のインターネットを支える光や電波、そしてそれらの速さである光速って、少し大きなスケールで考えると実はすごく遅いんです。そしてその遅い媒体に情報を載せて、その対流が世界中を右往左往しているのが今のインターネットです。

「じゃぁどうするの?」そこが思考のスタート地点です。

Let's きっちり納税。noteでの収益を励みに、皆さんへ有益な情報を届けます!