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逆噴射小説大賞:自作エントリー小説総まとめ

2018年10月における最高にホットな小説投稿イベント、逆噴射小説大賞のエントリー作品募集が先日終了しました。

2000作品近くにも及ぶ作品の熱量の凄まじさたるや、まさにデミ太陽の如しと言っても過言ではないでしょう。
しかし、あまりにも膨大なその物量のために、到底全部になんて目を通しきれない!という方も多いかと思います。
一日100作品読んでも読破するまで20日もかかる計算ですしね。

そこでこの記事を読むだけで、大量のエントリー作品の中から自分の投稿した9作品にいとも簡単にアクセスできるという寸法よーッ!!

おそらくまだ潜在的な読者層はいらっしゃると思うので、少しでもアピールしていきたい所存です。
それではドーゾ!


一作目。
最初ということでとにかく自分の好みをドバっとぶっ込んだ400文字になりました。
生身要素一切なしなロボメイドさんの恋愛願望をオーナーとして叶えてやるぜ!というひたすらニッチな代物。
最初期のエントリー作ということもあったでしょうが、結果的に一番スキをもらえて嬉しかったですね。
世の中捨てたもんじゃねぇ…!


二作目。
ネコチャンの一人称モノ。
とにかく猫という生き物は見てて面白くて可愛くて、「コイツこういうこと考えてそうだよな」っていう自分の中のイメージを文章に叩きつけてみようってことで書いた作品です。
「ニャー」って鳴かないのが密かな拘り。
もちろんパルプ的要素も忘れずに。


三作目。
自分が考える「パルプ小説らしさ」を凝縮したような作品です。
シスター!ゾンビ!銃!どっからでもかかってこいやぁ!!
男女二人の聖職者コンビという組み合わせも昔から頭の中にあったネタなので、それも含めてここで出力してみました。
弾切れ後のアレ含めて総合的にかーなーり気に入っています。
400文字に収めるため、情報量の多い文章を無理くり一単語にまとめるという忍殺でよく見る手法がものすごく便利だと実感したのもこれでですね。


四作目。
年の差モノ+アウトロー気味なヒロインというこれもネタとしては以前から浮かんでたものを形にしたタイプのやつです。
もんのすごくシンプルですが、やっぱりストレートに好きな属性のものを書くのは気持ちいいですね。


五作目。
ひたすら勢いに任せておバカなものを書いてみようと思ってやってみたらこれまた滅茶苦茶楽しかったわけですが、最後のは「引き」ではなく「オチ」になってしまったなぁ…というのが明確な反省点ですね。
バカを書くにはなおのこと筆力が求められるというのがよくわかりました。
小ネタとしてさらっと使いましたが、ディストピアにおいて派手な色してると重犯罪ってのを自力で思いついた時はちょっとガッツポーズしました。


六作目。
これはもう恐縮すぎるのを承知でなんですが、長谷川裕一作品の影響というか、ああいう雰囲気やノリをエミュレートしてみたい!という願望から生まれました。
クロノアイズとかめっちゃ好きです。読んだことない人は是非とも読みましょう(ダイレクトマーケティング)。
漫画の見開きページのようなぶわーっとしたイメージを浮かべながら書いたりもしたので、少しでもそういった部分が伝わればいいなと。
これもnote上で反応をいただけたのがとても嬉しかったですね。
圧倒的感謝っ…!


七作目。
募集期間も後半に入っており、このあたりになると他のエントリー作品からの影響というか、触発された部分が大きいですね。
タイトルでインパクトを取りに行ってるのにも露骨にそれが伺えます。
この世界における日常を考えて書き出してが面白かった反面、全体のフックをそれに頼りすぎてしまった感もあります。
匙加減は本当に難しい…!


八作目。
もうこのタイトルを付けたかっただけだろ感が半端ないですね。
いわゆる方程式モノを自分でも書いてみたいなーってことで、難しく考えずに形にしました。
掴みとしてはあまりにも平坦すぎるなと思いましたが、無理に捻るよりは自分の中でしっくり来ることを優先させています。
地の文での主人公の愚痴とかとにかく書いてて楽しかった…!


九作目。これでラスト。
最終日の夜に浮かんだネタを勢いで形にしてギリで滑り込ませた作品です。
身近な物を非日常世界のネタにするという手法はベタですが、自分の中でもそれを磨いてみたくてやってみたらこんなんなりました。
一発ネタも甚だしい感じですが、それぐらいでいいよね!
最後の最後の数時間でガーッと文章化できたのは自分にとって大きいなと思っています。


以上で紹介終了となります。
読んでくださった方々、スキを付けてくださった方々に改めて海より深い感謝を…。

スシが供給されます。