感情を俯瞰して感じ切る
1
人は誰でも、感情は常に揺れる。
マイナスもあればプラスの感情もある。
感情の生き物である。
2
マイナス感情
自分は無理だって苦しくなる。
人間関係。
仕事。
自分の目標に向かって行っているのに、全く達成する気がしない。
何をしてもうまくいかないと悲観する。
不安になる。
絶望する。
感情に飲まれてしまう状況を何度も経験した。
自分なんて生きている意味はなるのか。
何もできないまま布団からも出れない。
3
プラスの感情もマイナスの感情もどちらも良い悪いはない。
あって当然。
そんな自分を認めてあげる。
感情をコントロールできませんと、人生の師匠に相談した。
感情を感じ切れという。
最初はよくわからなかった。
変化のしない自分に嫌気がさしていた。
けれども、黙って淡々と続けていた。
出てくる感情に蓋をせず感じ続けた。
苦しい感情が出たら、苦しいんやね。
何もかも嫌だと思ったら、何もかもが嫌なんやね。
と受け入れた。
続けていると少しずつであるが何と無くわかって来た。
4
中心にいる自分が俯瞰して見る。
あっ今、マイナスな感情になった。
しんどいんやな。
グーってなってる。
もっと考えさせたろ。
嫌な言葉を連発する。
やったらもっと深い感情が出てくる。
それを止めない。
やばいくらい出て来たなと思ってそれを
グーって感じる。
めっちゃきつい。
もっと出せ。
もっと出せとどんどん出させる。
グーってなる。
そうしてくると。
気がつくと考えてもぐーっと出なくなる。
これが感じきっている状態。
だから出てくる感情をどんどん出させる。
同じ食べ物を食べていると飽きてくるのと同じ原理。
どんどん味わい尽くす。
すると中心に戻ってくる。
これが落ち着くということ。
5
プラスの感情
こちらも同じ。
自分はできる。
うまくいく。
嬉しくて人に喋る。
気がつくと自分の話ばかりしていたことがある。
他の人の話を聞かず突っ走る。
すると気がついたら自分は一人だった。
そして、後悔する。
だから、今、嬉しいと感じているんだな。
もっと感じとこ。
もっと出せ。
嬉しくなる。
ワクワクする。
これも止めない。
そして気がついたら落ち着いている。
好きという気持ちも同じかもしれない。
この気持ちだけに任せて動くとぐちゃぐちゃになるときがある。
だから、感情だけを感じて
行動は後から動く。
6
プラスの感情もマイナスの感情もどちらも良い悪いはない。
この二つがあるから自分はどんどん磨かれる。
中心にいると相手の動きを見ることができる。
揺れているときは自分のことしか見えていない。
もしくは、過去か未来の幻を見ている状態。
だから、目の前の人の動きを見て、それに合わせて動く。
その人の願いを叶え。
思いを聞き、行動する。
この状態を常に作ることができるのが感情をコントロールしている状態。
自分のエゴ(感情)が現れたら感じる。
今、エゴが出て来た。
エゴが出た怖い。
やなくて
めっちゃ感じまくったろ。
エゴがあるおかげで、自分の本当の思いがかる。
そして、中心に戻る。
最初は時間がかかる。
慣れたら一瞬で戻れる。
これがマインドセット。
この中心の状態を常に意識する。
俯瞰している自分がいて、感情の揺れている自分をみる。
感情が揺れているときこそ、自分が加速する準備をしているとき、
目の前の起こったことが自分の成長の種。
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