月刊flat-工房7月号【デュエルマスターズ】

もくじ:
flat-編
・flat-デュエマ工房誕生秘話
デュエマ工房の始まり~GP2ndやっち魔天事件編
・ネットショップっていくらぐらい稼いでるの?flat-工房の収入事情を大暴露

柑橘編
・ネクラツインパクト紹介
・チェンジザダンテ紹介

うみあ編
・環境を振り返る(2018年3~4月)

みみみ編
デュエにゃん皇帝デッキ案&ループ徹底解説



flat-です。6月分の記事買っていただいた方、本当にありがとうございます。DMやリプライで多くの感想をいただきました。「よかった」「物足りなかった」「このコンテンツは面白かったけどこれは微妙だった」など様々な評価がありましたが全て読ませていただきました。その中でも目立つのが「収入情報みたいな裏情報は凄い面白かった」というもの。やっぱ人間たる者こういう裏の世界だとか日々知りえない情報に惹かれるんだなと思いました。ということでライターを先月比で2名増やしデュエマに関連することは彼らに全て託すことにし、今月号では先月同様の裏情報に加え、自分自身がyoutuberになるまでの過去も話していこうと思います。

それでは始まり始まり。
※この物語は完全に記憶を遡って書いているため一部誇張やフィクションがあります。許してください。

~flat- 18歳(高3)~
2015年夏、jubeatという音学ゲームで「KC、こもが、flat-、ディルマス」の4人が知り合ったことからこの物語は始まった。以来4人は頻繁に遊びflat-家で麻雀やスマブラをしながら高校生活をドブに捨てていた。ある日スマブラをしていると部屋の奥にあった棚に大量のデュエルマスターズカードがあるのを発見。全員小学生時代にデュエマをやっていたこともあり、ルールは一通り覚えている。KCに至っては小学校6年生のころレギュラークラスと間違えてオープンクラスに出場し、そのまま全国8位になった過去がある。

こもが:(デュエマを取り出しながら)やろうぜ。
flat, kc, ディルマス:いいね。

そんなこんなで1万枚はあろうかというカードからお互い40枚集めては対戦を行うことを日々繰り返していた。作った束はその日のうちに壊し、後日また新しく色だけ合わせただけの紙束を作っては回すことを繰り返していたが、偽りの名スネークとか言うカードがバケモンすぎた記憶は脳裏に刻まれている。ガッツリと。

そんなある日、いつも通り40枚の紙束を作製していると棚の上にデッキケースがあるのを発見。そのストレージを開けると、中からひとつのデッキが出てきた。当時14歳の弟が12~13歳のころに製作したであろうガネーシャビートである。スリーブがついていたので他の人に「作られたデッキ」であることはバレたがそんなものは関係ない。とりあえずこのデッキのポテンシャルが見たく、こもがの黒単コントロール(苦笑)と対決した。

...試合にすらならなかった。こもがは黒神龍ギランドを召喚したのが最初で最後のアクションだった。全員が小さく頷いた。

ここで全員に「デュエルマスターズ」を本気でプレイしようという意欲が芽生えた。

1週間後、KCが自分のデッキを作って持ってきた。5Cコントロールである。ガネーシャビートで無双し完全に鼻が高くなっていた俺は対戦を申し込む。
結果は惨敗。なんかもう凄い滅茶苦茶にされて負けた。知らないカード(ヴィルヘルム)でたと思ったら次のターンに知らないカード(ドラコ大王)も飛んできてわけわからないまま負けた。
ここで「強くなりたい」と思いyoutubeを散策していると、とある動画投稿者と出会う。「しゃまのデュエマちゃんねる」である。当時の登録者はまだ1000人前後だった気がする。彼の動画は僕に勇気と気力を与えた。「漆黒のグランドデビル VS デスパペコントロール?? これならこっちのガネーシャビートでも勝てるんじゃないか?? もしかして俺らは世間一般からみたら相当強い次元で対戦しているのか??」そう考えた僕らは思い切って近所の非公認大会に出ることにした。

結果からお教えしよう。KCのみ2回戦敗退、その他1回戦で撃沈である。
復帰して初めて当たった対戦相手のデッキ名はモルトNEXTだった。僕は改良に改良を重ね自信の塊と化したガネーシャビートで出た。ガネーシャの枚数が3枚から4枚になったのである。超改良だ。試合自体も序盤は此方が明らかに押していた。相手の盾も残り1枚になり此方の盤面にはガネーシャがいる。自分の盾も5枚だ。次ターン手札にあるこのクロスファイアを出して勝ち。そう考えていた矢先、対戦相手からモルトNEXT&ハートバーンが場に出される。両方知らないカードだ。

flat-「効果確認いいですか?」
相手「どうぞ」

まず確認したのはモルトNEXT、火マナが5枚以上あればドラグハートというのを出せるらしい。サイキッククリーチャーで時が止まっていた僕は対戦相手に聞いた。

flat-「どらぐはーと?ってのは何ですか?サイキックとは違うんですか?」
相手「サイキックゾーンにあるのは一緒でモルトNEXTはコスト5以下の火文明でドラグハートと表記してあるカードを場に出すことができます。今回はこれでハートバーンを出しました。」
flat-「なるほど。」

となると次に確認するのはハートバーン。
バトルゾーンにある自分のドラゴンはすべて「スピードアタッカー」を得る。
龍解:自分のドラゴンがアンタップされた時、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。

・・・なるほど。このターン中にモルトNEXTで攻撃することで次のターンこれがひっくり返るんだな。ということはこのターンで死ぬことはない。勝った。

flat-「効果確認大丈夫です。」
相手「了解です。モルトNEXTで攻撃」
flat-「ST無いです。」
相手「了解です。モルトNEXTアンタップ、ハートバーン龍解で。」
flat-「ちょっとタイム」

ここでNEXTの効果を再確認。
龍マナ武装 5:各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、自分のマナゾーンに火のドラゴンが5体以上あれば、攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。

・・・は?じゃあこれ一体出せば勝ちってこと? え?? 

相手「大丈夫ですか?」
flat-「は、はい。」
相手「ではガイNEXT3点、STなければNEXTでダイレクトアタックで。」
flat-「負けました...」

しゃまさんよ。。話と違うじゃないですか。デスパペットなんてどこにもいないじゃないですか...
大会という世界にはデスパペットはいなかったしグランドデビルなんて種族も見なかった。これに大きく衝撃を受けた俺は一つの決心をする。「本気でデュエマをやってみよう。」と。

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