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岡田斗司夫氏の4タイプで円卓会議できるGPTs作ってみた

岡田斗司夫氏が提唱した、注目型、司令型、理想型、法則型の4タイプ理論。この4つの異なる視点を持つ仮想の人物を集めて、まるで円卓会議を開くかのようなディスカッションを可能にするGPTモデル「4Type円卓会議:AI Debate」を作りました。

「4Type円卓会議:AI Debate」の魅力は、皆さんが投げかける質問や相談に対し、4つの異なるタイプから多角的な意見や提案を受け取れる点にあります。4タイプ理論にお馴染みの方なら、このユニークなアプローチがもたらす新鮮な視点や発見に、きっと驚かれるはずです。ぜひ一度、お試しください。

この記事では、「4Type円卓会議:AI Debate」の効果的な使い方や、なぜこのモデルを作成したのかという背景についてご紹介します。

まだ初期段階のプロトタイプであり、完璧ではありませんが、皆さんからのフィードバックをいただければ、より良いものへと進化させていけると信じています。ぜひ、体験談やご意見をお聞かせください。

4Type 円卓会議:使い方ガイド

「4Type 円卓会議:AI Debate」へのアクセスは、現在、専用リンクを通じてのみ可能です。以下のURLからご参加ください。

GPTsリンク4タイプ円卓会議:4Type AI Debate

基本的な使い方

このツールは、ChatGPTの使い方に似ています。ただし、特別なのは、質問や相談をすると、4タイプそれぞれのキャラクターがそれぞれ独自の思考や性格特性に基づいて意見を提供し、進行役がこれらを総合してまとめあげる点です。

使えるコマンド

  • /start:セッションを開始し、自己紹介から入ります。

  • /save:目標を確認し、達成状況をまとめ、次のアクションステップを提案します。

  • /new:これまでの会話をクリアにして、新たにスタートします。

  • /critic:提出された回答に対して建設的な批評を行います。

使い方の例

「4Type 円卓会議」を活用するには、4人それぞれのタイプから意見を引き出すことができます。たとえば、一つのタイプから提案された意見に対して、他のタイプからの見解を求めることが可能です。例えば、「注目型の提案に対して、他のタイプはどう思いますか?」や「司令型の意見に対して理想型から反論してください」といった風に、特定のタイプを指定して深い議論を促進することもできます。

このツールを通じて、多角的な視点からの意見や提案を得ることで、より幅広い視野を持って問題解決や意思決定を行うことが可能になります。是非、この新しい形のディスカッションを体験してみてください。

4タイプ円卓会議 を作った経緯

僕は自分自身を法則型と特定しています。法則型の立場からは、注目型の考え方はなかなか理解し難いものがあります。しかし、理想型と司令型とは、優位劣位の関係にあり、精神的な状態に応じて、時には理想型のように熱中できることに向かい、時には司令型のように利害を考えて行動する必要があると感じることがあります。

単に心の状態で自分のタイプが自然と変わるのではなく、意識的に異なるタイプの視点を取り入れることで、より適切な答えが見つかるのではないかと考えるようになりました。つまり、僕自身が複数のタイプに分身し、それぞれの立場から物事を検討するということです。

もう一つの考え方は、チームでの作業を想定した場合です。チームに4タイプの人物がバランスよく配置されていると、各タイプの強みを活かし、弱点を補い合い、一方のタイプが支配的になることを防ぐことができます。したがって、チーム内には4タイプそれぞれが存在することが望ましいという考えに至りました。

そんな中で、ChatGPTを使った円卓会議の構想が浮かび上がりました。通常の円卓会議では、目標達成に必要な各分野の専門家やプロフェッショナルを集めて進められますが、これを専門性に基づくものではなく、岡田斗司夫氏の4タイプ理論に基づいて実施することで、より興味深いものになるのではないかと考えたのです。

「4Type 円卓会議」を創り出した動機は、このような思考の流れから生まれました。

4タイプ円卓会議の深掘り

GPTsの設計

僕が「4Type 円卓会議」の中核となるGPTsの設計を手がけるにあたり、既に公開されている他の円卓会議関連のGPTモデルをいくつか参考にしました。これらのモデルから得た知見を基に、「4Type 円卓会議:AI Debate」の基本的な枠組みを作り上げています。

参考:円卓会議AI Debate Copilot

4タイプの特性データの概要

岡田斗司夫氏の4タイプ理論については、僕自身、大のファンとして書籍や関連動画を隅から隅までチェックしてきたつもりです。この理論に基づき、4タイプそれぞれの特性をまとめたデータベースを作成しようと考えました。ただ、詳細な事例を含めると、情報量が膨大になりすぎてしまい、整理するのが一筋縄ではいかないことがわかりました。さらに、GPTの指示に含められる文字数にも制限がありますので、最終的には最低限の情報のみを取り入れてこのデータを作成しました。

主に参照した情報源は以下の通りです:

現時点では、各タイプの特性を日本語で約400文字程度にまとめています。これからも「4Type 円卓会議」を使用していく中で、改善すべき点や、各タイプの特性をより正確に表現するための情報を追加・修正していく予定です。

補足と注意事項

「4Type 円卓会議:AI Debate」で演じられる4タイプのキャラクターは、あくまでステレオタイプに基づいたものです。

岡田斗司夫氏の4タイプ理論に馴染みのある方ならご理解いただけるかと思いますが、これらのタイプは本能の一段階上に位置する人間の特性を指しており、個々人の社会的立場、職業、個性などと重なり合って、最終的にはその人独自のキャラクターが形成されます。

したがって、このChatGPTによる4タイプのロールプレイでは、人間のキャラクター性を完全には再現できません。単純化された4タイプの特性をもとに、「大体このような傾向で発言するだろう」というロールプレイングをすることになります。

それでも、実際に「4Type 円卓会議」を利用してみると、4タイプの間に存在するざっくりとした違いは比較的分かりやすいと僕は感じています。このツールを通じて、4タイプ理論の基本的な理解を深めるきっかけになることを期待しています。

まとめ

「4Type 円卓会議:AI Debate」を通じて、岡田斗司夫氏の4タイプ理論の普及に、たとえわずか1ミリでも貢献できたなら幸いです。現状では無断での使用を避けるために「Inspired by 岡田斗司夫」の表記をしています。

近日中に、岡田斗司夫氏へのメール連絡を計画しており、事後報告の形となることは承知の上で、このプロジェクトに対する黙認(とダメ出し)を得るようお願いする予定です。もし「岡田斗司夫ゼミ」や「サイコパスの人生相談」などで紹介していただければ、より多くの方にこのツールを使っていただける機会が増えるのではないかと期待しています。

この「4Type 円卓会議:AI Debate」を使ってみた方々からのフィードバックや改善点の提案を歓迎します。直接のコメントやTwitterでのシェアも大歓迎です。皆さんの声を聞かせてください。

よろしくお願いします。

𝕏: @warimizu

4Type 円卓会議:AI Debateへのアクセスはこちらから:
https://chat.openai.com/g/g-QotldHu7t-4type-yuan-zhuo-hui-yi-ai-debate

解説:動画版


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