コメント欄の知能低下がひどすぎて見るのを辞めた
WEBコンテンツには第三者がコメントを残せる機能が存在しています。
最近、コメント欄の知能低下をひしひしと感じていて、ついにコメント欄を見ることを辞めてしまったという話。
元のコンテンツだけでなく、それにつくコメントも含めてコンテンツとなる文化は昔からありました。
便宜的に「コメント」としましたが、正確に言えば「第三者が付加する情報」みたいな感じ。
ブログやYahooニュースにつくコメント
Twitterのリプライ
ニコニコ動画のコメント機能
はてブコメント
2chのレス
ニコ動なんかコメントで突っ込んだり質問したり交流したりできるから、ニコ動を見に来る人がいる。
2chなどの掲示板はスレ主に対する膨大なレスにより良スレとしてコンテンツが完成する。
いずれもコメントという第三者が提供する付加情報に価値があるからこそ成り立つ文化。
それが最近目にするコメントが全く付加情報としての価値がないものが増えている気がして、コメントを見る意義を感じなくなってしまった。
Youtubeのコメント
TikTokのコメント
SNSのリプ
Amazonのレビュー
漫画アプリのコメント
動画のコメント欄はチンパンだし、SNSのリプは日本語読めない民だし、Amazonのレビューはレビューになっていない。
「コメント欄の民度が低い」という表現はよく使われるが、「知能が低い」という表現をせざるを得ない。民度を評価するステージに上がっていない。
SNSの発展によって日本語が読めない人が可視化されたため、コメント欄に関しても日本語読解力の問題だろうと最初は考えた。だが、よくよく考えてみれば「日本語が読めない」だけで済んでいない。
動画で口頭で説明してくれていることも理解していないし、漫画の表現も読み取れていない。
もちろん中にはメインコンテンツの補足や解説や新たな視点を与えてくれるような秀逸なコメントも存在する。しかし、「何も読み取れてないゴミコメント」の勢力が拡大しすぎではないだろうか。Twitterで言うところのクソリプばかり。
本来は優秀なコメントであるほど、そのコメント自体が評価されてよりインプレッションが増えるように露出させられるものだ。
それが、最近は「ゴミみたいなコメント」をゴミだと判断せずに評価したり共感したりする勢力が多く、ゴミみたいなコメントがゴミのままトップに上がってきたりしている。
なので、真っ当なコメントにたどり着くにはゴミをかき分けて探さなければならない状況だ。
こうなっては、もはやコメント欄を見るコスパが悪すぎる。コメント欄を見て新たな情報を得ようとするのは割に合わない。ということでコメント欄を見ること自体辞めてしまった。
コメント欄の知能低下が起こっている要因は、まぁ「全体に読解力が弱まってるよね」という話しと似たようなところにあるのだろう。解決策はない。
じゃあ今後コンテンツを楽しむ側としてどのように捉えたらよいか?と考えると、今のところの結論はこうだ。
「他人のコンテンツにコメントしてるだけのやつは95パーセントゴミ」
自分でなにか面白い意見や主張があるのであれば、自身のブログなりYoutubeなりSNSなりでいくらでも発信できる時代だ。
それなのに、わざわざ他人が公開した情報にぶら下がってなにかを言おうとすることしかできない人間はきっとろくでもない。そういう人間が発信する情報はほぼ100パーセントゴミである。
もちろん、自分で情報発信もしている人間がするコメントはアリだ。
自分では何も情報発信しないしできないのに、他人のコンテンツのコメント欄に現れるだけの人間の意見は無価値。
バズったツイートのリプ欄に現れるコバンザメ商法アフィカスは即ブロックされるのと同じ。
そう捉えて情報を取捨選択するくらいがちょうどいいと思う。
まともな人
→自分でコンテンツを作って情報発信するまともだけど情報発信の必要性がない人
→ROM専で無駄なコメントはしない自分で発信しないが他者のコメント欄に現れる人
→バカ
こういう分類が成り立つと感じているので、なにか言いたいことがあるなら自分で文章や動画を作って公開すべきだと思っている。
バカはコメントを残すことでバカに共感されるバカのエコーチェンバーで気持ちよくなっているので、彼らと同じフィールドに降りてはいけない。
まともな人間が発する情報だけのフィルターバブルに入るために、バカを排除するフィルターが「コメント欄を見ない」だ。
コメント欄を見ないということは自分が他者にしたコメントも見られないので、やはり自分で情報発信すべきだという結論になる。
それにしても、まともにコンテンツを理解してまともなコメントやリプが出来る人間はどこに行ったのだろう。
2000文字弱の文章を読める稀有な能力がある皆さん教えて欲しい。
Twitter:https://twitter.com/warimizu
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