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ウェブサイトのコンテンツを作るために必要なこと

SEOのためにウェブコンテンツを作る?

昨今、オンライン上の引き合い獲得が急速に注目され始めてて、オンラインのみで商談を取りまとめる活路を見出す必要が出てきている。

しかし、SEOやウェビナー、ホワイトペーパーなど様々な媒体やコンテンツが営業から提案され「オンラインの商談にはコンテンツが不可欠!コンテンツを強化しよう!」と大合唱になっているけど、そういやコンテンツは誰がどのように作るんだっけ?というのが、今オンラインセールスで問われている喫緊の課題だ。

マネジメントに求められる文章力

古代ローマにおいて「クルスス・ホノルム(名誉あるコース)」と呼ばれる出世コースに乗るためには、リベラルアーツを学ぶことは必須だった。リベラルアーツには「文法学・修辞学・論理学」という表現力を鍛える学問があり、文書や演説により組織を運営することを求められた。

つまり、マネジメントに「モノを書く力」が必須というのは2000年前から変わらない。

なので、ウェブサイトのコンテンツもトップまたはトップに親しいマーケの担当者が書くべきものと思っている。

事業計画書を作ろう

「うちの会社にはそういうまとまったコンテンツがなくて・・」というクライアントさんには、僕は必ず事業計画書を書くことをオススメしている。事業計画書を書くためには、ASIS(現状)とTOBE(目指したいこと)の両方がなくてはならない。このASISとTOBEを明らかにして、ASISからTOBEへ向かう手法がまさに事業計画となるわけだ。

ASISを書くためには現場担当者のリアルなビジネスプロセスの把握が必要になるし、TOBEを書くためには、トップのビジョンがなくてはならない。なので、両方に目端が聞くプロパーの社員さんがキーマンになる。

ついでにいうと、ウェブ制作会社側の担当者も、自社の事業計画書を書くなどといったトレーニングが必要になる。

ウェブコンテンツを取りまとめられるということは、自社の戦略と戦術、ビジネスプロセスの整合性が取れていて、新規の引き合いが来てもこれまでと同じ品質でサービスを提供できるということになる。

コンテンツ作成のための具体的な道標

「読ませるコンテンツ」「面白いコンテンツ」の作り方は一旦脇において、まずは自社の事業計画を明らかにする手助けとなる書籍を紹介していく。

リアルな実務手続きをドキュメント化することで、なにか自社の強みなのか、どこを改善すると更に強くなれるのか?を知ることができる。

起業家、新規事業立ち上げ向きとはなっているが、既存事業の検証にとても有効なフレームワークを提供してくれる。

言わずと知れた名著。これのいいところは関係者で集まってワークができるところ。上記2冊は読んでて脳が擦り切れる思いがするけど、これはまだまだ楽しさの余地を残している。

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