2023年10月〜12月の好き
やっと書き始められた……(現在2024年1月30日)。気力が足りないのでひとことレベルになるかもしれない。
2023年1年分選んだので手持ち無沙汰になったら聞くプレイリストが増えました、よかったね。2023年分の記事は以下のとおりです。
2023年10月〜12月に出た曲たち
Mr.Children - アート=神の見えざる手
ミスチルの新譜より。どこかで小林武史のプロデュースが完全に外れた記憶があるんですけど、『SENSE』以降はセルフの方が曲がいい気がする……。その中でも特にびっくりしたのがこれで、たとえば歌詞のセンセーショナルなメッセージもそうだし、シンプルな曲構成もそうだし。単純に暗いというよりもちょっと物憂げな感じがある『シフクノオト』が一番好きな自分としてもなかなか嬉しかった曲ですね。
伊藤美来 - 点と線
星屑テレパスOP。坂部剛氏のこの手の曲だと内田彩さんの「daydream」とか「ピンク・マゼンダ」、山崎エリイさんの「ラズベリー・パーク」等がありますが、どれも本当に好きだし、アニメのOPでイントロから「まさかな〜」と思ったら本当にそのとおりでひれ伏しました。
アニメ自体も原作好きとして見てとっても丁寧に作られてたなって思ったし、FOD独占のことを忘れれば良かったと思います。個人的に雷門瞬の声はもうちょいしっかり女の子っぽいイメージだったんですが、全然そこも気にならず。FOD独占でマイナス1万点くらい叩いてるのでアレですが……。
That Fancy I, Shunji Fujii - Mind
SPRAYBOXからリリースの2023年一番良かったクラブミュージック。イントロのジャズっぽい空気感から2step/Garageマナーに則ったドロップ、Rasmus Faberのピアノか?みたいなブレイクのフレーズ……こんなにクラブユースでめちゃくちゃ好きな曲がGarage周辺から出てきて「は〜」と思いました。正直乙女ハウスとかでしか聞けないかと……。ジャケットのデザインもかわいくてグッドです。
上坂すみれ - polar night
上坂すみれさんのスムースな4つ打ち。何かで聴いた感じするな〜と思ったんですが、メトロミューのオリジナル曲とかこんな感じだった気が。表題があまりにアニソンすぎたのもあり(さすがオーイシマサヨシ……Sound Scheduleで曲出さん?)、こっちはシンプルにいい曲だな〜ってなりました。
DE DE MOUSE, Mandark - Noisy Love
DE DE MOUSEがSweet JohnやI Mean Usで活動中のMandarkを迎えたディスコっぽい曲。DE DE MOUSEの曲もいいけど、それ以前にシンプルにMandarkが歌上手すぎ。この後「越洋電話 Oversea Calls」の企画でCrystal Teaを含めてもう1曲リリースされるんですが、こっちの方が好きですね。
Cö shu Nie - Burn The Fire
サビでハーフになるな、嬉しくなるから。Cö shu Nieって絶妙にオタクが好きそうなラインをアニソンでずっとやってるイメージでほどほどに好きなんですが、これはブレイクスっぽい要素もあり特に好きだな〜となりました。彼女たちが主題歌やってるアニメはたぶん見たことないですが……。
BUPPON, Kojoe - HONDAI
BUPPONのアルバム『Mother』より。エレクトロニカ寄りのビートにポエトリーっぽいラップがめちゃくちゃよいです。
mol-74 - Mooner
mol-74の新曲。綺麗なメロディと静かなところから広がっていく曲展開がいいな〜と。去年自主レーベル立ててたんですね、その「11.7」にちなんで11月7日に出てました。
コメティック - くだらないや
シャニマスの新ユニットでライブ中にいきなりドロップされた郁田はるきセンター曲。初めて聞いた時「3+3+3+3+4」で16拍になるの変態すぎてだいぶ爆笑しましたが、作ってるのがMassive New Krewで「ハイパーポップだと行き過ぎ」って言われたのかなみたいなアレンジになってるのがどんどんツボに……。そのうえ、言葉選ばずに言えば郁田はるきのイメージソングなわけでかなり好きになりました。
bala, Shinichi Osawa, MANON, SUNNY ONLY 1 - barla
大沢伸一かケンモチヒデフミかのリリース通知で拾ってきたんですが、ほえ〜と思いました。クリエイター集団みたいな感じなんですね、映像とかグラフィックが入るとライブの演出が期待の100倍くらいで返ってくるイメージだし見てみたいな。
STUTS, 北里彰久, Alfred Beach Sandal - パノラマ
STUTSがAlfred Beach Sandalこと北里彰久を迎えた曲。いい曲だな〜以外の感想がないかもしれない。これは2024年1月末の話ですが、クラブでかかってめっちゃテンション上がりました。
賽 - Rabbit's
Suchmosの鍵盤が始めたらしいジャズ・クロスオーバー系のバンドの賽のアルバム『YELLOW』より。書き始めた時にはもう終わってるんですが、こういう曲をめっちゃ快遊でかけたいな〜って思ってたのもあって、この曲が特に耳に止まったみたいです。結局音響というかモニターの感覚を掴みきれず、モニター聞かなくてもできる古のアニソンブートとかをかけて終わってしまった……。
2023年は特にですが、個人的にジャズ・クロスオーバー系の音楽にもう一歩踏み込めた感じがしていて、こういう音楽との出会いも増えた気がします。それこそUHHO UHHO UHHOもこの辺の視聴履歴からサジェストされたんじゃなかろうか……。
yeti let you notice - animation
オルタナロックバンドのyeti let you noticeの新曲。大学の諸々が忙しくて日本のマスロックとかポストロックをSpotifyにオススメされるがまま雑多に聞いてた時期があって、その時に出会った中の1バンドだった気がします。「人間の弱さ、醜さ、狡さを歌う文学的な世界観」らしいけど、普通に歌詞聴いてないので勿体無いことしてるのかもしれないですね。
fhána - 光舞う冬の日に
fhánaのEPより。このEPの1曲目もポエトリーやったりこういう変拍子やったりと手広くやってるバンドなので、アニメを見始めた頃に衝撃を受けた「ウィッチクラフトワークス」の「divine intervention」を聴いてからずっと好きで飽きが来る気配すらないですね。
宮下遊 - デウスエクスマキナ
ニコニコをさっぱり通ってきてないので全然知らなかったんですけど、何かをきっかけに聞き始めたんですよね。そのきっかけもカルトさんのSpotifyだった気がするけど、あんまり思い出せない。アルバム聴いてもピンと来る曲は少ないけど、これははちゃめちゃに歪んでていいね〜と思いました。
この曲はsomariさんというボカロPの人が作ってるらしいんですが、良くも悪くも偏った巨大市場のボカロの音楽にはこういうハイパーポップっぽいのとか、昔Roanさんとかがちょっと教えてくれた実験系のものとかが埋まってるっぽいんですよね。シャニマスキャストの声優番組で歌われるボカロ楽曲の中にさっぱりこういうものが入ってこないあたり、相当デカくてちゃんとメインストリームみたいなものがあって、そのアングラの立ち位置にあるんだろうなと毎度思わされます。
この時期は何聴いてたんだろうな〜と思ったんですが、そもそも新譜すら追いついてない感じだったので、BGMに流してたハウスとかディスコ系のプレイリスト以外はこれと言ってみたいなのがなかったですね。
以下は今回漏れた分。一部2023年のまとめのほうに入っています。
2023年好きだった曲たち
そして2023年好きだったり、記事書いたときは知らなかったけど好きだな〜と思った曲も含めて100曲入りのプレイリストにしました。いくつかピックします。
UCARY & THE VALENTINE - Biomas
UCARY & THE VALENTINE、今こんなんなってんの?!と後追いでびっくりしたやつ。はるか昔にカミコベの特番とかで見た時こんなんじゃなかったくない?と思ったんですが、とにかくこのミニアルバム自体が良かったです。
Mr.Children - 天頂バス
選曲してるときに「あれ?ミスチルのアルバムがいくつか欠けてる?」と気付いて慌ててレンタルして改めて聴いてたんですが、これが本当にいい曲でね……。1回ライブに連れて行ってもらった時にやってた「Pink 〜奇妙な夢」とかも好きなんですが、やっぱりこれくらいの感じで人生やりたい気持ちが自分にもあり、当時の桜井さんの気持ちにも想いを馳せたりします。
TENDRE, AAAMYYY - OXY
こちらもDJの選曲中に頻繁に聴いてたやつ。TENDRE、絶妙に「いい曲書いてるしメロウなDJやるときに使いやすいけど、そこまで刺さってない」ラインなんですが、この曲はめっちゃいいな〜と思って桜逢祭もm_m_mも、なんなら終わったので言いますが快遊の選曲リストにもぶち込んでました。生命がどうみたいな歌詞、好きがちだな自分。
以上、2024年ももう1ヶ月過ぎちゃったけど2023年好きだった曲たちでした。
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