見出し画像

2023年7月〜9月の好き

追加日を見てもらったらわかるのですが、書こうと思って1ヶ月経ちました。その間に頭の中にスタックしていた出演が終わり、DJのモチベがちょっと上がったり、シャニマスのライブに行って「曲が良すぎないか」と思ったりしていました。ヘッダーは泥酔して吐きそうになり、渋谷で終電を降りてしまったために徘徊していたときの渋谷の路上。


田所あずさ - プライベート・ルーム

「もののがたり」のエンディングだったのか……『WAVER』くらいからぶち上げロキノン系みたいな曲が減ったような感じがしますが、「歌が上手くてこういうのも歌えるんだからこういうの歌った方がいいな」という気付きをあのアルバムで感じたので正解の方に行ってる感じがします。本当に歌が上手いな。

直近のリリースがこれなのすごいな……。全部いい曲なんですよ。

DÉ DÉ MOUSE, Wami - Seek Out My Rabbit

私、デデさんの曲好きなんかもしれんと最近思っているんですが、好みど真ん中のものが来て電車の中で声が出そうになりました。アリスモチーフの歌詞、かすかにスウィングジャズを感じさせるトラック、文句なしです。暗くない曲の中だと今年2番ですね。m_m_mでかけたかったけど、かけれる流れに持っていけなかった。力量足りず。

水曜日のカンパネラ - マーメイド

ラガジャングルになるのかと思ったら普通にドラムンベースになるのは面白いですが、それを除いてもいい曲でケンモチさん本当にすごいなと思いました。夏といえばレゲエバイブス。今夏もその辺を結構聴きました。そう言う流れじゃなかったからかけなかったけど、ワンチャンかけてた可能性もあったくらい聞いてました。

ボーカルがなかったらHospitalから出てるって言われても信じたかもしれないです……流石に嘘かも、ケンモチさんの曲なのはなんとなくわかるし。

桃子A1J, 韓森 - 聽筒聽筒

台湾のシンガーの桃子A1Jのアルバムより。そもそもアルバムがめっちゃ良かったんですが、確か仕事しながら流してて「何このいい曲、やばすぎ」と思って慌ててかんちゅさんに送った記憶があります。かんちゅさんはその時点で未チェックだったので貢献できました。スムースな感じとシンプルなトラックなのがめちゃくちゃ良い、流行ると思います(本当に?)。

早見沙織 - plan

青シャツさんことin the blue shirtが提供したっていうのでめっちゃ話題になってたんですが、まあいいかと思って「トニカクカワイイ 女子高編」を普通に見たんですよね。そこでおお〜めっちゃアリムラさんだと思ったし、OP映像とばっちりハマっててそれも良かったです。をたまぜでplanのセルフリアレンジもやってたっぽいし流石に見たかったな。

六科なじむ (日高里菜), Neko Hacker - オ・ヒ・メ・サ・マ!

天才アニメーション「幼女社長」の2期のED。ここまでバカだと嬉しくなっちゃうじゃないですかっていう。OP聞いてこういう感じになっちゃったか〜とがっかりした(曲が悪いわけじゃなく、1期のOPみたいなのが聴きたかったので期待したものがこなかったというだけ)ので、嬉しすぎました。日高里菜さんの声に勝てたことないです。

Four Pens 四枝筆, haruka nakamura - 夏季悲歌 (haruka nakamura remix)

そんなことあるんだと思った1曲。台湾のバンドFour Pens 四枝筆の曲をharuka nakamuraがリミックスしたもので、haruka nakamuraらしい綺麗な情景が見える仕上がりになっていて最高です。Four Pensもいいバンドだし、間違いないといえば間違いないんですけども。

七草にちか (紫月杏朱彩) - フェアリー・ガール

なんで「Seek Out My Rabbit」で1番って言い切らなかったのかというとこれです。ライブ初出のにちかのソロ曲。悪いところが一切ない、曲自体が七草にちかすぎだしアレンジが私のツボど真ん中だし、これダンスもめっちゃかわいいんです。全部。悪名高いマイコレで実装も済んでて、PVもめっちゃ良くて……。

Day1は全員初見なのでお客さんも全然ついてこれてなくて、一人で爆踊りしてて後々恥ずかしくなりました。アーカイブ期間も狂ったように見たし、リリースされてからもめっちゃ聴きました。これは5.5thのday1オーコメで川口さんが言ってたんですが、「あずちゃん、にちからしく歌うために裏声使わないように意識してるらしくて」というのを聞いて、なるほどだからここまでにちかの質感なのかと驚嘆した記憶があります。すごすぎ。

結構今年はクリティカルヒット多いんですが、現状今年一番好きです。私の好みど真ん中という意味では今後シャニマス楽曲でこれ以上のものは出ない予感がする。

これは私が好きなPVのシーン(をwaifu2x使ってデカくしたやつ)。「泣けよ洗濯機」のカットが後ろに出てるのよすぎるんですよ。

moumoon - FELT SENSE

世間での評価はもしかすると「Sunshine Girl」のユニットみたいになってるのかもしれないですが(私もいまだにそうだし)、それ以降の音源がしっかり良いmoumoon。アルバムが出るとちゃんと聞いてるんですが、今回あまりにもこの曲が凄くて(1曲目なのに)放心してたらアルバムが終わってました。

相応にエクスペリメンタルなんだけど、ちゃんとポップスの枠に収まってるんですよね。このポップに対する平衡感覚がmoumoonの凄みだなと年々感じています。

井出靖, UA - Lava Dub (Straight Dub Vocal Mix)

これUAからSpotifyがリリース通知を拾ってきたんだと思うんですが、ダブ最高〜という気持ちになりました。リバーブとかかかってればかかってるほどいいですからね。ダブ、無限にデカい音で聴きたいな。というかレーベルがGrand Galleryになっていて、そうなんだ〜となっています。Tokyo Luxury Loungeにクラブ・ラウンジ音楽の感性を育てられた人間なので……。

花譜, Mondo Grosso - わたしの声

大沢伸一のやっつけ仕事(方々に怒られそう)みたいなリミックスとかを聞くことが最近多かった気がするので、「めっちゃいい曲流れてきたけどこれ誰?」と見てMondo Grossoで「おお〜!」と思ったんですよね。特に大塚愛に提供したやつとか全然ピンときてなかったけど、これが出せるんだからまだまだいけますねえ……という感じがします。

サカナクション - アドベンチャー (Rearrange 2023)

リアレンジ・リミックスアルバムより。元がBPMが135とかだった気がする「アドベンチャー」がメロウで複雑なアレンジになっていて、好きな曲がめっちゃいい感じにリアレンジされてるが?!と興奮しました。本人たちが再解釈してちゃんと元と同じかそれ以上に良くなるの、さすがとしか。

このアルバム、agraphの「目が明く藍色」が近しい友人間で結構取り上げられてて、確かにすごかったんですけど、あれはもう原曲がクラシックの多楽章的な構成の時点ですごいので「すごいね……」としかいえなかったんですよね。なんかそういうのってあるじゃないですか。

world's end girlfriend - IN THE NAME OF LOVE

その流れでこれが出てくるんですが、マジで壮大すぎて理解が追いつかなかったwegのアルバムのリードトラック。シンプルに2時間25分は長いよというのもあるし、流石にwegなので構成がしっかりしてて、聴いてるうちにメモリオーバーフローみたいになっちゃって、途中から「頭の悪い人 (ばなな)」みたいな顔をしながら聴いてました。たぶん一生理解できないと思う。デカすぎる。

ひとひら - 翡翠に夢中

こういう変拍子のロックが好き、もうこれは人生通してたぶん変わらないです。ライブ見てみたいな。

GRAPEVINE - 実はもう熟れ

GRAPEVINEのアルバムより。いや「雀の子」かな……と正直迷ったんですが、シンプルに亀井さんのめちゃくちゃ良いメロディーに完敗です。こういうのがちゃんとあるから「雀の子」みたいな曲が作れるって田中さんも言ってたし。いや本当にメロディーがめちゃくちゃいい、20年以上ロックバンドやっててもこんなに綺麗にポップな曲が出るもんなんだな……。

エエ曲やなくてもエエやろと。前作、前々作くらいから、アルバムに1曲2曲エエ曲あれば、後は異形の曲でも大丈夫だろうと。昔は、Aメロ、Bメロ、サビ、大サビという曲っぽい体裁のエエメロディーに捉われていたけど、そんなの世の中いっぱいあって。でも、そん中にほんまのエエ曲って全然無いじゃないですか。だからいらんのだと。エエ曲風のエエ曲じゃないのっていらんと思いません? いらんのですよ。ウチには亀井君という天才的メロディーメイカーがいるんで、その珠玉の1曲があれば、後は好き勝手暴れ回って良いという安心感があるので。

SPICE「GRAPEVINE、最新シングル「雀の子」
ーー全編関西弁の歌詞、衝撃的で刺激的な楽曲はなぜ生まれたのか」

そう、そういえば口座開設のおまけでGoogle Pixel Budsが当選したので、外出時の視聴環境が多少改善されました。今までのXiaomiの安いやつで十分満足してたのでそんなに差異は感じてないですが、取り回しはいいし通信があまり途切れない点でストレスフリーになりました。

この時期サブスクに来てない音楽とか昔の曲とか何聴いてたかな〜と思ったんですが、いくつかありました。1個が下書き供養かなんかにも書いてあるんですが、宇多田ヒカルの「Goodbye Happiness」。我々世代直撃のJ-Popってなんなんだろうなというのをインターネット上でしていて、真っ先になぜか浮かんで以降、これとにちかの「フェアリー・ガール」を結構長い間家で口ずさんでました。

ベスト収録の新曲というのもあり、過去を振り返る形になっているPVもめちゃ良いんですよね。とまあ、その世代直撃J-Popを考える流れで、いきものがかりの『My Song Your Song』聴きながらよすぎる〜!とか言ってました。自分で言うのもなんだけど、節操ないな〜。

あとは9月にsiraphを見たくて突発でaquarifaの企画ライブに行ったんですよね。そのときのaquarifaがめちゃ良かったのでaquarifaのアルバム聴いたりとか、照井さんの口から出たのあのわを久々に聞いたりとかしてました。のあのわなんか2023年に名前を聞くと思わなくて……。

それとm_m_mの選曲中になぜかYOASOBIの「アイドル」にハマって、レコボ開くたびにゲラゲラ笑いながら聞いてました。推しの子は見てないです。シャニマスとコラボしたのが嫌すぎた(あれに関しては「自然と浮かんでくるというよりは、基本的にはアイドルたちの日々はすでに存在していて、そこをカメラで撮影しているという感覚でしょうか」に大きく矛盾したので、ぶっちゃけ高山さんにも怒ってる)し、この気持ちが落ち着くまではたぶん見ないと思います。

以上、やっと書けた……。15曲からはみ出た分はこんな感じでした。

康士坦的變化球のアルバムめちゃ良かったです。良かったんですが、英語表記がKSTになっててそれじゃ検索しても引っかからん!と思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?