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下書き供養芸 202311

前月分〜。

気まぐれに実家に帰るなどしたので、結構それにまつわるものが多かったです。

これはぽからじの話ですね。お悩み相談コーナーに「職場に好きな人(白石晴香さんのファン)がいるんだけど、立場上こっちから切り出せないので相手が気付いてOKだったときに使える合言葉を考えてください」というお便りが届いていて、これなんだよな〜と思ったやつです。

こんなに個人的な話、どうでもいいと言ってしまえばそれまでだし「女性声優に恋バナ振るな」みたいな過激派も見てきてるので賛否あるんでしょうが、私はこういうのが好きでラジオを聴いているところがあるのでとても嬉しかったんですよね。私にとって音楽の出発点でもあるラジオの質感はこういったところから生まれる気がする。

それにしても、「立場上切り出せない」ってなんなんだろう。上司だからとか、社員が少ないとか?結末気になりますね。いい方に転んでたらいいよな〜。

これはローカル線の終電を当たり前のように逃して、徒歩で実家まで帰っているときのものですね。じわじわと過疎化・高齢化の波が地元にも来ていて(たとえばパン屋さんだったところが老人ホームになってるとか、なんだったかも思い出せない場所がデイケアの施設になってるとか)、それを眺めながら「この街もゆるやかに死んでいってる」と思ったんですよね。

住んでたらじんわりすぎて気付かないことも、たまに帰るから気付くわけで、そういった終わりを緩やかに迎える街に対する得も言われぬ感情の部分は、いくら嫌いな地元の風景でも抱くようで。

同じ日、何なら時系列的には逆。平日のよりみちに遊びに行っての感想ですね。なんだかんだ初回のよりみちに遊びに行ったり(その後配信オンリーになってしばらく見てなかったんですけど)、現地で遊べるようになってからはなるべく足を運んでたパーティーなのですよ。今回は敬愛するTIGHTさんゲストなのでふらっと帰りました。

非日常をキーワードにするクラブイベントは多いと思うし、私はそういう場を作れる人のことを尊敬しているのですが、私にとって音楽はどんな形であれ日常であってほしくて、それを(今は非日常になってしまったんだけど)平日のGuildのオープンすぐで誰もいないフロアを眺めたり、いつもの人達が集まってたりするので感じられてとても嬉しくなったんですよね。

まだ関東ではそれを感じることができてないですね。MOGRAに行ってそれを感じるのは私の出自上一生無理だと思うし、茶箱は茶箱で日常というよりももっと自らが希薄化する感じというか。いつものメンバーみたいな輪が既にあって、それを眺めてる(全然それで楽しい)透明人間的な感覚が行くたびにありますね。

ん〜、これ日付見るに大阪に帰ってるタイミングで不意に思ったことかtoryさんとあいころさんの結婚報告見たときかな。振り返るといろんなことがあって、そこにいっぱい思い出が積み上がってて、あのとき楽しかったなと思い出せる。あー、たぶんお二人とsiraphのライブ見たこととか思い出しちゃったんじゃないか。たぶん当時はそういった関係じゃなかったはずですけど、あれもtoryさんハチャメチャで楽しかったな。

そこまでならいいんですけど、帰ってきて人と会うことでまだそこに積み重ねることができちゃうんだなと思ったんですよね。実際、あいころさんとお茶したのもとうふとキユっちともつ鍋したのも楽しかったし。地元なんだからそれでいいじゃんと思うかもしれないけれど、やっぱこういった依存は精神衛生上良くないんですよ。だって生活の中でそこにいないことが強調されてしまうから。

依存という概念自体は大好物なんですが、それがいざ自分の身に降りかかると怖さがありますね。心が基本的に弱いので、すがっちゃう気がしてて。依存ってそれがなくなることが一番怖い瞬間のはずなので、新たに居場所を作る方にシフトしておかないとなって思います。


大阪に帰るために新幹線に乗ったので、映画は2本見れました。どっちも自伝的な作品なんですね(キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンもそうだとは知らなかった)

ウルフ・オブ・ウォール・ストリートに関しては、確か指導教官だった教授に「見たことあります?」って言われてウォッチリストに入れたんだと思うんですが、面白かったですね。でも新幹線で見ていい映画ではなかった(性的な意味で)。一生誰かがセックスしてるんだもんな……。

それはともかく、確かに異様な額の金を常時動かすことになる金融業界において正気でいられる方が異常で、そのためにクスリもやる、自慰行為で冷静になるみたいなのは(方法として適切かはともかく)さもありなんということではあるんですよね。私も銀行員とか証券マンというわけではないんですけど、動いている額を見ると結構びっくりしてしまいます。

気付きという意味では「需要」をいかにして生み出すかという問いに「感情に訴えかける」ことの効果は弱い、シチュエーションをセットしてやる方がパワフルだという話を「俺にこのペンを買わせてみろ」の1問で描き切るのはスマートだなと思いました。

ディカプリオの作品が並んでるのは偶然です。面白そうと思ったら出てました。トム・ハンクス、本当にいい芝居をするな〜という感想です。コメディとしても面白かったし、人を騙すのは存外簡単だが、あんまり嘘をつきすぎると収拾がつかなくなるという典型例でもあるなと。

結末は現代におけるホワイトハッカーの構造に似てる気がすると思ったんですが、最初からホワイトハッカーの人に失礼だなと思ったりもします。まあでもとにかく、悪事を捕らえるには同じ穴の狢というのはある意味真理なのかもしれません。


シャニソンが始まりましたね……幸い私の音ゲーレベルだとExpertなら普通にクリアができて、それ以降は全部オートでどうにかなるのでじわじわやってますが、ん〜と言った感じ。感想はThreadsにぶん投げた通りで。

ストーリーはやっぱりenzaの分厚さに慣れすぎてて、なんか薄くて読む気になれないというのが正直なところだったりします。絶妙に気が利かない感じがするっていうか、それで?ってなっちゃう。このくらいの薄さでいいのか?とは思うんですけど、新規獲得という意味ではここまで情報量下げないとというのもあるのかな。

というわけで以上。

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