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【003BP-1】Parker flighter CT BP UKモデル

こんにちは。漂流する文具垢です。今回はボールペンの紹介をしてみようと思います。パーカーのフライターCT、そのボールペンモデルです。
まず概要から。英Parker社が1990年代に製造していたフライターシリーズのうちのボールペンです。またこのシリーズにはCTとGTがありCTは所謂お手頃モデル、といった感じでしょうか。全長133mmと気持ち短めではありますが、太さが最も太い所でも8mmと非常に細いためとてもスラッとした印象があります。現行のジョッターよりも細いので、もしかしたら合わない人もいるかもしれません。重さは10g台前半と、結構軽めです。リフィルは共通規格のG2が使えます。なので汎用性は高いですね。

分解。パーツ数は少なくシンプルです。

分解してみました。工具を使わない場合は2パーツ+リフィル、と一般の高級単色ボールペンと同じパーツ数でした。これに関して特に言うことはないです。
リフィルについて、G2なので様々なメーカーのものが入れられますが、私はPelikanのM337リフィルを入れています。自分自身がペリカン好き、というのも無くはないですが、1番好きな書き味を求めた結果ペリカンになったので入れています。国産のG2は確かに滑らかではありますが滑らかすぎて滑ることがあるのが難点な感じがあります。また太めの字幅がラインナップされておらず、万年筆に慣れている自分としては細すぎた、というのもあります。海外産だとParkerやWaterman等が出していますが、その中で1番良かったのがPelikanでした。
このボールペンはコンパクトさもさることながら、非常にシンプルなデザインです。筆箱の中に突っ込んでもスーツのポケットに差しても何ら違和感は無いでしょう。フリーマーケットに比較的安価で転がっているので探してみることをおすすめします。その際はクリップの形に注意してください。このフライターシリーズにはUK版の他にUSA版があり、クリップの形が異なっています。個人的にはUK版の方が立体的でパーカーらしくエレガントなので好きです。好みによると思いますのでじっくり探すと良いでしょう。
お読み頂きありがとうございます。

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