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アマチュアミュージシャンにハンデ制を導入する。

アマチュアゴルフには「ハンデ」というものがありますよね。GoogleのAIによるとハンデとは、
ゴルファーの実力を決める指標として利用されます。ハンデが小さいほどゴルフが上手く、逆に大きいほど下手ということになります。具体的にはハンデ0はスクラッチゴルファーと呼ばれ、プロ並みの実力者です。ハンデ1〜9はいわゆるシングルプレーヤーで上級者です。
となっています。今回お話しするのは「ハンデ制をアマチュアミュージシャンの世界にも当て嵌めたらどうか」という問題提起です。

(アマチュア)音楽は(アマチュア)スポーツとは違う。巧拙で判断すべきものではないし勝ち負けをつけるものではない、というのが今までの定説のようになっていましたので、アマチュアの合同ライブは「みな平等に」同じ持ち時間、セッティングや機材を含め全て出演者が同じ条件下でやることが前提になっていました。その結果、お目当てや仲間のミュージシャンの時間以外は聴かないオーディエンスが増えていくことになってしまいました。

では「巧拙」を魅力の有無、「勝ち負け」をより楽しい時間を提供出来るか否かに置き換えてみましょう。

そして「ハンデ」です。まずはハンデを時間で考えてみましょう。
魅力あるミュージシャンは長い時間。
まだまだのミュージシャンは短時間。

ハンデの付け方は他にもあります。
例えば、
魅力あるミュージシャンはソロで。
まだまだのミュージシャンはサポートミュージシャンと共に。

そして、
魅力あるミュージシャンはメインステージで。
まだまだのミュージシャンはサブステージで。

これらのいわゆる「格差」は出演者全員が納得してくれなくてはいけません。ここは肝心なところです。。。

しかしまた、ハンデは上を目指し精進すれば減ってゆくものです。これは確かなことです。私の提唱するハンデ制とは、常により良い変化を求め、そして求められていくものなのです。

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