【アラザル10号刊行記念】「日本語ラップ批評のために」言い残したことベスト10
1. SUSHIBOYS『NIGIRI』
SEEDAも注目する埼玉県出身の謎の3人組のアルバム。日本語でTRAP以降のラップをやるというオーダーをひねってひねって握った結果、おそらく天性の直観的スキルとうまく相乗してサピア=ウォーフ説的な言語学的なあれで新しい何かが生まれてしまっている例。銃社会でもなくドラッグディールのリアリズムの意味も違ってしまう「peace club=平和」の象徴に守られた国で何を題材にすれば良いのかの『WILD FANCY ALLIANCE』以来の