盟友のためのエオルゼアガイド
はじめに
この記事は、現在DQ10をプレイしている人に向けてのFF14ガイドです。
DQ10もFF14も、どちらも楽しいゲームです。同じスクウェアエニックスの作品として、どちらも楽しめばいいのでは! という思いから書いています。
なお、FF14プレイヤー向けに、DQ10のガイドも書いています。
この記事は三部構成で、第一部はFF14とDQ10を比較しています。第二部は、実際にFF14を始める人に向けてのアドバイスです。第三部は、用語集です。
FF14をやるんだ! と決めている人は第二部から。FF14をやろうか悩んでいる人は第一部から読んでみてください。と言っても全体的に長いので、必読と書いた部分以外は気になるところだけ読んでください。必読部分は、おせっかいではありますが、読んだ方が楽しくゲーム出来ると思います。
DQ10とFF14のそれぞれ同じような機能については、括弧書きで書いている部分があります。マウント(ドルボード)と書いたり、ドルボード(マウント)と書いたりしています。
なお、画像の質が悪いです。noteにアップすると画質が落ちるようです。実際はもっと色鮮やかで綺麗だと思って見てください。
盟友かつヒカセンの皆様へ用語やコンテンツの説明は、これは書いておいた方がいいという情報や間違いがあったら教えてください。
■第一部 特徴
DQ10とFF14を比較して、良い点と不便な点を書いています。良い点はFF14を遊んで欲しいから、不便な点は、予め知ってもらうことでゲーム開始後のショックを和らげる狙いがあります。
なお、ストーリーについてはどちらもおもしろいと思っているので割愛しています。
FF14の良い点1 パズル的なバトルが楽しい
ギミック
アウルモッドなどが使ってくる『分散する災禍』を見たら、一箇所に集まって全員でダメージを受けますし、邪神マデっさんが『冥府の地鳴り』を使ってきたら、ジャンプして避けると思います。
また、邪神トーマが物理無効状態になったら洗礼をすることでしょう。
このような「あの攻撃・防御が来たらこう対処する」と対処方法がはっきりしている攻撃・防御は『ギミック』と呼ばれています。
DQ10だと、一箇所に集まる、移動して危険地帯を避ける、ジャンプするといった対処方法が主なものですが、FF14では、こうしたギミック&対処方法の種類がたくさんあります。
例えば、
敵に背を向けて視線を合わせない
岩の影に隠れて強大な攻撃をしのぐ
上から降ってくる爆弾を指定の魔方陣に入って受け止め被害を最小限にする
敵の属性攻撃の反対属性のオーブに触る
味方同士距離を取る(アウルモッドのジャッジメントなど)
味方が集合して均等にダメージを受ける頭割り攻撃(分散する災禍)
特定の場所に敵をおびき出して倒す
吹き飛ばされても大丈夫な場所に移動する
など、多岐にわたります。
よく使ってくるお馴染みのギミックもあれば、そのボスしか使ってこない独自のギミックもたくさんあります。
そんなにたくさんあったら覚えられない! と思われるかもしれませんが、どんな攻撃が来るのかは、画面に表示されます。
例えば『頭割り攻撃(分散する災禍)』では、このように、
いかにも集まれ! といった矢印が表示されます。
他にも、敵に背を向けて視線を合わさない攻撃は、
邪眼マークが表示されます。
どんな攻撃が来るのかが表示されるので、初めて戦う相手でも、定番のギミックなら簡単に対処できます。
もちろん、『初見殺し』と呼ばれる、初めて見たときいきなり対処するには難しいギミックもありますが、少しずつ慣れ、上達していく感覚も楽しみのひとつです。
(対処法がわからなくても、味方と同じ位置に動けば大抵なんとかなります)
FF14の戦闘はDQ10より難しい?
これは半分正解で、半分は間違いです。
FF14のバトル画面は情報量が多く、慣れるまで時間がかかります。
しかしその情報は無駄なものではなく、ボスが誰を狙い、どんな攻撃をしようとしているか、残りHPはいくらで、どの場所が攻撃範囲かがわかるようになっています。
一方DQ10のバトル画面はシンプルで、すぐに馴染めます。
しかし視線でタゲを判断し、攻撃範囲も経験で見極める必要があります。
どちらも難しい面・易しい面の両方があります。ギミックが多い分多彩になりますが、どちらが難しいとは言いきれません。
大人の部活動
新しい敵が追加されると、新しい攻略方法が研究されます。
例えばメイヴで道具使いが『石割り』をするように、各職に求められる役割がある場合もあります。
メンバーそれぞれが息を合わせて攻略する必要があるので、人によっては固定メンバーで挑戦し、長い場合だと数週間かけて少しずつ攻略することもあるようです。
こうした、
固定メンバーで挑戦する
少しずつ上達して目標を達成する
という特徴は部活動のような魅力があります。
後述するように強敵の追加ペースが早いため、飽きずに遊ぶことができます。
(なお、強敵はエンドコンテンツであるため、ストーリーを追うだけなら挑む必要はありません)
レベルシンクがある
各ボスやダンジョンに、上限となるレベルが設定されています。
上限を超えると挑戦できなくなるのではなく、その上限まで、自動的にレベルが下がります。これをレベルシンク(レベルの同期、の意味)と言います。
DQ10で例えると、強ボスと戦うときはレベル60になるイメージです。普通に倒せるけれども歯ごたえがある、といった感じです。
レベルシンクには、次のようなメリットがあります。
始めたばかりの人とも一緒に戦える。 強くなりすぎたので一緒に行けない、とはなりません。 初心者の人とも肩を並べて戦えます。
初期の敵・初期のダンジョンであっても、(ある程度)緊張感を持って挑める。 過去の敵が使い捨てされません。おもしろい敵だったけど今じゃ弱すぎて……ということがなくなります。
ルネサンス……。
なお、レベルシンクをオフの状態で挑戦することもできます(報酬が減ります)。
多人数戦が豊富
コンテンツによって挑む人数が決まっていますが、4人から最大は24人で挑むコンテンツがあります。
パーティーは人数によって、
4人: ライトパーティー (Ligth Party)
8人: フルパーティー (Full Party)
24人: アライアンス (Alliance)
と呼びます。
8人のフルパーティーが三つ集まってアライアンスを組みます。
24人で同じボスに挑むこともあれば、一時的に3つに分かれて別のルートを攻略することもあり、少人数の戦いとは違うおもしろさがあります。
強敵追加ペースが早い
ボスの強さのバリエーションが豊富で、(ほぼ)毎バージョン強敵が追加されます。
ストーリー上の敵をノーマルとすると、
ノーマル < 極 < 零 < 絶
と強くなります。
常闇などの1~5よりも変化が大きく、戦い方自体ががらっと変わることもあります。
強敵の追加に、猛者たちは沸き立ちます。
FF14の良い点2 カスタマイズ性が高い
FF14は設定項目が多く、特にウィンドウやスキルの配置などの見た目(UI。ユーザーインターフェース)をかなり自由に変更することができます。
UIの変更
各種情報の表示場所や大きさをかなり自由に設定できます。
DQ10で例えるとこんなことができます。
CT(RT。リキャストタイム)が貯まったかを見やすい位置に表示する。
自分にかかっている各種効果を、キャラの真横にちょっと大きめに表示する。
ルムチャ1とルムチャ2とパーティーチャットとフレチャの着信音をそれぞれ違うものにする。
様々な情報を細かく表示することもできますし、要らない情報は小さくしたり消したりできます。
マクロが使える
FF14のマクロとは、ゲーム内で使えるプログラミング機能です。
文字で書く必要がありますが、一度設定してしまえば簡単に(ワンクリック、またはボタンふたつで)使えます。
例えば次のような流れをワンボタンに設定でき、使用すると一連のスキルを自動で使います。
ラピッドステッキ → パーティーの上から2番目の人にザオラル → ベホイム
(迅速魔 → レイズ → テトラグラマトン)定型に登録したセリフを叫んだ後、戦士に転職して指定のマイコーデ(ミラージュプレート)に変更、指定したついてクンを出す。
回復職に転職し、同時にパーティーメンバー情報を大きめに見やすい位置に表示する。
職人(ギャザクラ)スキルを指定の順番に使う
戦闘からプレイベまで、かなり色々なことができます。
もちろん使用しなくても大丈夫です。
また、先人たちが便利なマクロを様々に開発し、公開されているので真似をするだけでも十分便利になります。
FF14の良い点3 仲間募集機能が便利
オートマッチング対象が広い
コンテンツファインダー(CFと略す)という『強戦士の書』のような機能があります。
大半のバトル系コンテンツに、このCFから挑戦することができます。
DQ10の感覚だと、強ボス、同盟、試練に加え、ナス、ピラミッド、邪神、万魔、パニガルム、常闇~咎人、防衛軍が含まれている感じです。パーティーを組んでいけばそのパーティーで、規定の人数に足りなければオートマッチングで他のプレイヤーとパーティーが組まれます。
街中に限らず、どこにいても申し込めます。
CF(強戦士の書)以外にも、パーティー募集機能があります。
リーダーが条件を決め、他の人はその条件を見て自ら申し込む形式です。
モブハント(輝晶獣)や、複数のコンテンツを通して攻略するツアーの募集に使われているようですが、CFに比べ募集数は多くありません。
パーティー募集機能は主にバトル系の募集を行う場所ですが、ゲーム内でプレイヤーイベントを告知する場所がないので、パーティー募集機能で告知している人もいます。
ルーレットがある
CF(強戦士の書)の中に、ルーレットという選択肢があります。
ルーレットとは、CFから行けるコンテンツの中からランダムで行き先が選ばれる選択肢です。
自分のキャラクターがまだ挑戦できないダンジョンやボスが選ばれることはありません。
ルーレットには複数の種類があります。
例えば
「討伐・討滅戦」 ボス戦の中からランダム
「レベル90ダンジョン」 最新ダンジョンの中からランダム
「レベル50・60・70・80ダンジョン」 各レベルのダンジョンの中からランダム
「アライアンスレイド」 24人で行くダンジョンの中からランダム
「レベリング」 主に、最新を除くダンジョンからランダム
「メインクエスト」 メインクエストで行くことになる長めのダンジョンからランダム
などです(他にもあります)。
ルーレットの役割は、参加人数のバランス調整です。
人気のダンジョンばかり申し込みが集まり、不人気だったり流行が過ぎたりしたダンジョンには申し込む人が少なすぎてマッチングしない、という事態を解決するための制度です。
どこに行くかわからないリスクの代わりに、クリアした際の報酬はかなり大きく設定されています。
特に、レベルレと略される「レベリング」は、大量の経験値がもらえます。低レベルのダンジョンだからと言って報酬が少ないわけではなく、参加したキャラクターのレベルに応じた割合で経験値が得られます。料理などの状況によりますが、数回行けば1レベル上がります。
ただし、各種ルーレットは一日にそれぞれ一回しかクリアできません。レベルレと「アライアンスレイド(アラルレと略されます)」のそれぞれ一回ずつクリアはできますが、レベルレ2回は行けません。
行き先を選べないリスクは逆に楽しみな部分でもあります。久し振りに行くダンジョンは新鮮ですし、レベルシンク制度のおかげで低レベルのダンジョンでもそれなりの緊張感で戦えます。
報酬もおいしく、日替わり討伐感覚です。
なお、一日一回のリセットタイミングは午前0時で、クリアした時点でカウントされます。
例えば12月1日23時50分に出発し、12月2日0時05分にクリアした場合、12月2日の分のルーレットクリア権を消費します。12月2日の22時からルーレットに参加しようとしても、既に参加済みに、となっているわけです。
FF14の良い点4 カメラ機能が充実
カメラ操作の範囲が広い
最もカメラを引くと、戦場全体が見渡せます。
最もアップにするとキャラの表情まで豊かに見えます。
また、実用性はないでしょうが、一人称視点にも切り替えられます。
カメラとキャラクターの距離は固定できるため、ボス戦やダンジョンでは常に引いた状態で広く見渡し、ストーリーやフレンドとの会話ではアップにしたままにできます。
(カメラを引いていても、壁にめり込む場合はアップになります。壁からカメラが外れるとまた指定した距離に戻ります)
写真機能が充実
写真機能(グループポーズ。通称グルポ)が充実しています。
「ライト」 最大三箇所まで光源を置くことができます。 光源の色味や強さ、照らす範囲の指定もできます。
「時間停止」 自キャラ、自キャラ以外を指定して、しぐさ(エモート)の途中で動きを止めることができます。
「チルト」 カメラを傾けられます。
「カメラの距離」 通常のカメラ操作に加えて、更にカメラをアップにしたり引いたりすることができます。
「ステッカー」 予め用意されているものに限りますが、ハートマークや数字、アイコンやタイトルロゴを好きな位置・大きさ・角度で貼ることができます。
DQ10のカメラは、プレイしている画面そのままの状態で写真を撮りますが、グループポーズは、プレイヤーごとに、グループポーズモードという別のモードに入ります。
これは、グルポ機能を起動した瞬間を切りとって編集モードに入るようなイメージです。
例えば隣にフレンドがいる状態でグループポーズモードに入った場合、グルポモードに入った自キャラ目線だと隣にフレンドがいつづけ、同じエモート(しぐさ)をし続けます。
グルポモードの外にいるフレンドは、自由に動けます。フレンドが動いた場合でも、グルポモードの中にいるフレは同じ位置にいて、同じエモートをしているように見えます。
グルポを解除したらフレンドは全然違う場所にいた、ということもあり得ます。
設定できる項目が多い分時間はかかりますが、いくつかの設定は保存し、次回呼び出すこともできます。
プロフィール画面を作れる
フリコメに加えて、好きな職業やインする時間帯をかけるプロフィール画面(アドベンチャラープレート)を設定することができます。
アドベンチャラープレートには、写真を添えることができます。
まだ新しい機能なのでアドベンチャラープレート用写真に使えるしぐさ(エモート)の種類が少ないなど不自由な面もありますが、他の人のを見るのも自分のを設定するのも楽しいです。
FF14の不便な点1 情報量に慣れるまで時間がかかる
画面の情報量が多い
なんと、これが冒険開始直後の(ほぼ)初期画面です。
状況によって更にウィンドウが増えることもあります。
上でも述べたように、多めの情報量は便利になるものばかりなのですが、最初に見たときは圧倒されます。オンラインゲームとしては一般的な情報量かもしれませんが、特にDQ10はシンプルにまとめられているため、その差を大きく感じます。
設定次第で見やすくしたり、自分好みにしたりすることはできますが、最初に戸惑うのは避けられません。
英語や略語が多い
世界中でプレイしてもらうことを前提に作られているので、用語や略語はアルファベットが多くなっており、覚えるまで大変です。
FF14の不便な点2 コミュニケーションがしづらい
会話はチャット欄のみに表示され、キャラクターの上に表示されません。
文字色や着信音の変更は出来るものの、キャラクターの名前がアルファベットなこともあって、読む速さはどうしても落ちますし、誰の発言なのかを把握するまで時間がかかります。
後ほど詳しく書きますが、FF14はデータセンター(DC)及びワールド制を取っており、データセンターやワールドが異なるとコミュニケーションに制限がかかります。
ワールドが異なると例えば、フレンドでも何をしているのかが表示されませんし、チーム(フリーカンパニー。FC)に加入することも出来ません。
FF14の不便な点3 ドレアの制限が多い
今のレベル&今の職業で装備できるものしかドレアに使えません。 ドレア用であっても、戦士専用の装備は賢者の装備にはかぶせられません。
姿見がありません。 似た機能の「試着」はありますが、バザーや他の人の装備など、アイテム詳細を調べられる状態でないと確認できません。
染色は、各装備につき一色のみです。
FF14の不便な点4 ログインやマッチングに時間がかかることがある
ログイン時に待たされることがあります。
ログイン先のワールドの混雑具合によりますが、平日夜だとログイン時に10秒~20秒、大型バージョンアップ時は数分かかる場合があります。
マッチングも待たされることがあります。早いときは申し込みと同時にマッチングされますが、人気のないダンジョンだと、60分以上待ってもマッチングしないことがあります。
申し込んだ後も自由に行動できるので待つストレスは大きくはないのですが、10秒もマッチングしなければ職を変えてみる? となるDQ10に慣れていると長いと感じるかもしれません。
■第二部 始めるに当たって
どのゲーム機にすればいいか
FF14が遊べるゲーム機は次のとおりです。
PlayStation5・PlayStation4版
Windows版
Mac版
Steam版
Switch版・ブラウザ版がなく、Steam版・Mac版があります。
Steamとは、WindowsやMac上で動く、ゲームを買えるソフトです。Windows版やMac版を直接買うこととの違いは、セールのタイミングや起動方法が少し変わることですが、コンプリートパック(真・オールインワン)の販売がないので敢えてSteam版を選ぶ理由は少ないと思われます。
機種を選ぶ際には、DQ10に比べて、要求されるスペックが高め、という点に気を付ける必要があります。
快適に動く順に並べると、おおよそ
ゲーミングパソコン > PS4・5 > ビジネス用パソコン
という感じです。
パソコンで遊ぼうとしている人は、まずベンチマークソフト試してみて、快適に動くかどうかを確認してみましょう。
また、PS5とPS4では、移動のロード時間が短いなど、PS5の方が快適に動きます。
基本的にはDQ10をSwitch版以外で遊んでいる人はそのままの機種で遊ぶのが遊びやすいかと思います。Switch版で遊んでいる人は、どれかから選ぶ必要があります。
推奨スペックは高めですが、映像も音楽も、高スペックにすればするほど綺麗という感じです。
料金体系
バージョンについて
料金体系の説明の前に、まずはバージョンについて。
FF14は、リリース当初不評だったため、大胆に作り直しています。
このため、数字で表すバージョンと、実際に遊べるバージョンがずれています。
以下、FF14のバージョンを示す場合は「Ver.」、相当するDQ10のバージョンを示す場合は「バージョン」と書きます。バージョン2とあったら『眠れる勇者と導きの盟友』のことです。
Ver.1.X時代は、DQ10オフラインモード(兄妹の方)のように、ゲーム中で物語として語り継がれているだけで、現在のプレイヤーは遊べません。
新しく始める人は、物語上、Ver.2.Xの時代から始めることになります。
なお、ストーリーの追加ペースがDQ10と異なっています。
新パッケージが来ると、かなりのボリュームのストーリーが一気に来て、その後のバージョンアップで少しずつストーリーが追加されます。
新パッケージで追加されるストーリーは物語上の区切りも良いので、これで『新生』が終わったぞ! と思っても実はまだVer.1.2にいて『蒼天』にはたどり着いていない、という状況になります(なりました)。
無料体験版
無料体験版(フリートライアル)があります。
DQ10で言うところのバージョン2(蒼天)まで遊べます。
DQ10と同様、主にコミュニケーション関係に各種制限がかかりますが、ストーリーをひとりで遊ぶ分には大きな問題ありません(バザー(マケボ)への出品ができないなど不便は不便です)。
ただし、バージョン2(蒼天)までの範囲だと、選べない種族があります。
無料体験版だから選べないのではなく、バージョン2までしか遊べないから選べません。パッケージをバージョン2まで「購入」したとしても、選べない種族があるのです。
種族は課金により永続的に変更することが出来ますが、可能なら最初から遊びたい種族を選んだ方がいいと思います。
月額料金
月額料金のうち、一番安いエントリーコースは月額1,408円(税込み)です。
高い方のスタンダードコースにすると、作成できるキャラ数が増える&90日単位で払えるようになります。
90日単位で払うと少しお得になりますが、
90日単位で払っても、まだエントリーコースより高い。
いわゆるサブキャラを作るメリットが少ない。
エントリーコースでも最大8キャラまで作れる。
ことから、エントリーコースをおすすめします。
なお、キッズタイムはありません。
パッケージについて
パッケージは、2022年12月現在三種類が売られています。
スターターパック
コンプリートパック(オールインワンパッケージ)
暁月のフィナーレ
つまり全て遊ぶには、「コンプリートパック」または「スターター+暁月のフィナーレ」のどちらかが必要です。
コンプリートパックを買う方が少しだけ安い。
選べる種族が増える
レベル上限が解放される
以上の理由から、体験版で遊んだ後は、コンプリートパックを買うことをお勧めします。
DQ10以上に頻繁にセールを行っている印象がありますが、いつセールになるかは確定的でないため、欲しい時が買い時です(冬休み前や大型連休前に安くなるイメージがあります)。
おすすめの始め方
以上をまとめたおすすめの始め方はこんな感じです。
(種族については後ほど簡単に書きます)
■選びたい種族がヴィエラやロスガル以外の場合
無料体験版で遊びつつ、制限が鬱陶しくなったり、蒼天(バージョン2)のストーリーが終わりそうになったり、セールがやってきたりしたときにコンプリートパックを購入する。
■ヴィエラやロスガルを選びたい場合
もうヴィエラやロスガルじゃないとだめ! という人は、最初からコンプリートパックを購入するのがおすすめです。
とはいえ、多くの方にとって最初は種族への愛着もないでしょうし、どんな動きをする種族なのかもわからないと思います。
また、種族を変更できる『幻想薬』は、1,100円の課金アイテムですが、新生(バージョン1)のメインストーリーのクリア報酬として1個もらえます。
まずは無料体験版から始めるのが良いと思います。その後、変更したくなったら変更してみましょう。最悪、1,100円を払えば元に戻せるのでDQ10より気軽です。
必読1 初期クエスト
種族によってストーリーが変わることはありません。
その代わり、最初に選ぶ職業によって、降り立つ街が変わってきます。
三つの街それぞれに初期クエストがあり、どれか一つしか体験できません。
三つのストーリーはすぐに合流して一本になりますが、もし全てを経験したいとなれば、一番簡単なのは、キャラクターを新たに作ることです。
課金を含めて取り返しが付かないのは、この初期クエストのみです。
とはいえ、課金をしないで済むならその方がいいです。
以下、課金まで考えれば取り返しはつくけど大きな影響を与える要素について、引き続き必読として書いておきます。
必読2 データセンター(DC)とワールド制
FF14は、データセンター及びワールドという仕組みがあります。
データセンターは世界に10個あり、このうち日本には4個あります。
このデータセンターの中に、更に複数のワールドがあります。
ゲームを始める際は、どれかのワールドを選んでキャラクターを作ります。
このとき選んだワールドをホームワールドと言い、基本的にはホームワールド内で遊ぶことになります。
ホームワールドから他のワールドには、無料で遊びに行くことができます。これはあくまで遊びに行くだけで、ホームワールドが変わるわけではありません。
他のワールドに遊びに行くと、できないことがあります。
例えばバザー(マーケットボード)には、ホームワールドでしか出品できません。
チーム(フリーカンパニー)は、ホームワールドで作られたものにしか加入できません。
家も、ホームワールドでしか買えません。
他の人と遊ぶ際も、同じワールドであれば自由に遊べますが、ワールドが異なったり、データセンターが異なったりすると様々な制限がかかってきます。
同じデータセンター内のワールドであれば、ルームチャット(CWLS)やフレチャ(Tell)は届きますが、データセンターが異なると届きません。
他のデータセンターやワールドに移動はできますが、DQ10のサーバー移動ほどお手軽ではありません(ワールド間の移動はそれほどでもないですが、データセンターをまたぐ場合、長いときで十数分かかるそうです)。
各種制限もあるため、「移動可能だから」と適当に選ばない方が無難です。
なお、図ではわかりやすくするため「DC1」「World1」のような書き方をしていますが、実際のデータセンターやワールドには、「バハムート」や「メテオ」「チョコボ」など、FF用語に由来した名前が付けられています。
(ちなみに「メテオ」はデータセンターの名前、「バハムート」と「チョコボ」はワールドの名前です)
ホームワールドの変更は出来ないの?
課金により、ホームワールドの変更は可能です。
ただし、人が多いワールドには変更できないなど、制限がかかる場合もあります。
また、空いているワールドには無料で変更できることもあります。
運営は、各ワールドのプレイヤー数がなるべく同じになるようにしたいのです。
ワールドの選び方
■ポイント1
もし既にDQ10のフレンドがFF14を遊んでいて一緒に遊びたいと思うなら、フレンドと同じワールドを選びましょう。
■ポイント2
各ワールドの人数のバランスを取るため、人が多いワールドでは、新たなキャラクターを作れないことがあります。
また、人が少ないワールドでは、人を増やすため『優遇ワールド』に認定されていることがあります。優遇ワールドに新しく作ったキャラクターは、一定期間経験値が多くもらえる、などといったサービスがあります。
新規キャラクターの作成禁止や、優遇ワールドの認定は、時々変更されます。
特に一緒に遊びたい人もいない場合は、その時の優遇ワールドを選ぶとスムーズに進められます。
フレのいるワールドを選ぶか、それとも優遇ワールドを選ぶかで悩んだら、フレンドがいるワールドを選ぶ方を優先するのがおすすめです。
優遇ワールドのサービスは一定期間(最短90日)で終わるからです。
必読3 キャラメイク1 名前
ゲームを始める前に、名前を決めておきましょう。
DQ10と同じ名前にしようと思う方がほとんどではないかと思いますが、FF14では、
名字を付ける必要がある
アルファベットで入力する必要がある
同じワールド内で他の人とかぶってはいけない
という違いがあります。
特に名字については、DQ10にはないため、新しく考えなくてはいけません。(FF14内でDQ10のフレンドに会うと、そうかこの人はこんな名字だったのかと新鮮に思います)
キャラメイク画面で悩んで止まってしまうので、先に考えておくことをおすすめします。
もし同じ名前がいた場合に備え、第二候補まで考えておくとなおよいです。
プクリポには「パピプペポ」が付く名前が多い、というように種族毎に決まったルールが公式に発表されているそうです。より世界に入り込みたい方は、調べてみるのも良いかもしれません。
必読4 キャラメイク2 種族
選べる種族が最大8種類あります。
Windows版では、FF14が快適に遊べるかどうかを調べる無料の「ベンチマークソフト」が公開されています。
このベンチマークソフトに、キャラメイクを試すことができる機能が付いています。
課金アイテムを使えば永続的に変更は可能ですが、ベンチマークソフトや動画を見て、どんな感じか確かめてみることをおすすめします。
ここでは文字だけですが、簡単に説明します。
■ヒューラン
いわゆる人間です。
普段エテーネでいる人は、一番身近に感じると思います。
■エレゼン
耳がとがっており、エルフに近い種族です。
ただし、成長するとかなり背が高くなります。
太いわけではなくて、すらっと高身長。
和の要素はありません。
羽根もありません。
■ララフェル
背が小さく、幼児のような見た目の種族です。
例えるなら、エルフやドワ子を幼児にした感じです。
小さい種族がいいならララフェル一択です。
■ルガディン
背が高く、がっちりムキムキな種族です。
オーガを更にマッチョにした感じですが、肌の色はむしろウェディに似ています。
■ミコッテ
ネコミミとしっぽのある、猫モチーフの種族です。
背の高さは真ん中より少し低めです。
個人的な感覚では、ウェディとエルフを足して二で割った感じです。
■アウラ
肌に白or黒の鱗があり、しっぽもあります。
モチーフは竜だと思われます。
背は、女性の場合全体では低い方です(ララフェルよりはだいぶ高いですが)。
男性の場合、全体では高い方です。男女差が大きい種族です。
個人的な感覚では、ウェディとエルフを足して二で割った感じです。
■ロスガル
ライオン顔の獣人です。
男性のみ作れます。
背も高く、身体の幅も大きいマッチョです。
多分、DQ10で一番近いのはリベリオ(個人の感想です。
漆黒(バージョン4)のパッケージを入れないと選べません。
■ヴィエラ
ウサギモチーフの種族です。
背がすらっと高く、ウサ耳があります。
男女ともナイスバディで、女性はオーガ、男性はウェディに近い印象です。
女性は漆黒(バージョン4)のパッケージを、男性は暁月(バージョン5)のパッケージを入れないと選べません。
上の方で載せた「初期画面」の写真は、ヴィエラです。
その他種族の基礎知識
多少、種族によって戦闘ステータスが違うようですが、気にする必要はない程度みたいです。それよりも、見た目が気に入っているかどうかの方が重要です。
8種類の種族に、更に2種類ずつの「部族」があります。 部族とは、大雑把な言い方をすると、同じ種族だけど山に住んでいる人や海辺に住んでいる人がいる、みたいな感じで、肌の色などが少し異なります。
普段は意識する必要はありませんが、ごく稀にストーリー上でも「アウラ・ゼラのやつらは~」のように部族名が出てくることがあります。
男女を示す際は「オス」「メス」を付けて呼ばれることもあるようです(個人的には余り好きな言い方ではないですが)。
ミコッテなら、メスッテ・オスッテのような感じです。
エル子、ドワ子のような、冒険者間で使われる俗称です(○○子みたいな言い方は嫌いではありません。
どの種族を選んでも、ストーリーには影響ありません。
必読4 キャラメイク3 守護神や誕生日
キャラクターの誕生日や守護神を選ぶ必要があります。
戦闘ステータスには全く影響しないので、好きに選んで大丈夫です。
それぞれの種族でよく信仰されている神がいるので、ロールプレイを徹底したい人は、その当たりも考慮すると良いかもしれません。
誕生日は、自動的にエオルゼア(FF14の世界。アストルティアに相当)内の暦に自動変換されます。
月の日数によっては、15日と入力したのに16日に変換されることもあります。
誕生日や守護神は、ロドスト(広場)で公開されます。他の人から見られます。
リアルの誕生日を入れる際は注意。
職業についての基礎知識
最初に選んだ職以外は、クエストをクリアすることで転職できるようになります。 最初に選んだ職で降り立つ街が決まり、降り立つ街ごとに初期クエストが異なるのは上で述べたとおりです。 各職業の解放は簡単なので、初期クエストを気にしなければ、最初の職は直感で選んで大丈夫です。
天地雷鳴士になるにはどれかの職が50レベル以上である必要がある、みたいに前提レベルがある職業もあります。
転職は、武器を装備することで行えます。 例えば、両手呪具(両手杖)を装備することで、黒魔道士(魔法使い)に転職できます。 転職→装備変更、ではなく、装備変更→職変更です。
神官に会いに行く必要はありません。
ダンジョン内など、転職できない場所があります。
ギアセット、と呼ばれる、装備一式を登録しておく機能があります。 瞬時に、登録しておいた装備一式に着替えることができます。 武器も登録できるため、同時に転職可能です。
例えばギアセット1に両手呪具(両手杖)、ギアセット2に片手呪具(スティック)を登録した場合、ギアセット1を選ぶと黒魔道士、ギアセット2を選ぶと白魔道士(僧侶)に転職できます。スキルは、レベルアップ&職業クエストをクリアすることで覚えていきます。 スキル振りはありません。全員同じスキルを覚えます。
パッシブスキルはありません。 このため、強さ目的で、色々な職業のレベルを同時に上げる必要はありません。
二職目以降の育成時は経験値にボーナスが入り、育てやすくなっています。
正確には、一番高いレベル以下の職に入ります。 例えば一番高い職がレベル80の場合、他の職を上げる際も、79まではボーナスが入ります。
職業1 ロールとは
DQ10のオートマッチングのとき、回復がいない場合はマッチングが遅く、僧侶になったらすぐマッチングした、という経験がある人も多いと思います。
これは運営側で、僧侶や旅を回復職として指定しているからです。この指定により、パーティーの中に必ず回復職が入るようになっています。
回復職以外だと、この職業は火力、といった役割が何となく決まっていると思います。
FF14の場合、全ての職業がどの役割なのか、きっちり決められています。
これをロールと言います。
ロールには、タンク、DPS、ヒーラーの三種類があります。
DPSについて
DQ10で言う、火力職のことです。
DPSとは、ダメージ・パー・セコンドの略で、ネットゲーム用語のひとつです。
直訳すると、一秒当たりのダメージ、という意味で、いかに効率よくダメージを与えられるか、という指標です。DPSが高い=高火力です。
本来はダメージ効率の良さを示す単位ですが、FF14では「火力職」という意味で使われています。
DPS(火力職)の中にも、魔法系、近接物理系、遠距離物理系と分かれていますが、あんまり意識しなくて大丈夫です。
全部で12職あります。
ヒーラーについて
そのままの意味ですが、回復職です。
ヒーラーは、ピュアヒーラーとバリアヒーラーの二種類に分かれます。
ピュアヒーラーというのは直訳すると純粋な回復職という意味で、HPを回復する能力が優れています。
バリアヒーラーのバリアというのは、ダメージを防ぐバリアのことです。バリアヒーラーは、バリアを張る能力が優れているヒーラーです。
ダメージを受けた後一気に回復するピュアヒーラー、ダメージを受ける前にバリアを張っておいて、受けるダメージを減らすバリアヒーラーの二種類です。
全部で4職あります。
タンクについて
DQ10で一番近いイメージは、レグ戦におけるパラのような壁役です。
相撲システムはないので実際に壁はできませんが、かなりの高確率で敵のタゲ(ヘイトを集めた状態)になるスキルがあります。
HPと守備力が高く、タンクが敵の攻撃を一身に受けている間にDPSがダメージを与えていくのが基本的な戦い方です。
ダンジョンの中では、DPSやヒーラーが狙われないよう先頭を歩くことが多いです。このため、ダンジョンの道案内的な役割もあります。みんなタンクに付いていくため、タンクが道を間違えると全員が道を間違えてしまうわけです。
全部で4職あります。
マッチング時のロールについて
全てのボス、ダンジョンには、どのロールが何人で突入する、というルールが決まっています。
一番基本的な4人パーティーの場合、タンク1人、DPS2人、ヒーラー1人です(=壁1、火力2、回復1)。
8人の場合は、だいたい倍になって、タンク2人、DPS4人、ヒーラー2人ですが、ダンジョンによって異なる場合もあります。
また、一部のダンジョンでは、バリアヒーラー1人、ピュアヒーラー1人と決まっているものもあります。
回復が足りなくてマッチングしない、みたいな状況はCF(強戦士の書)での募集でも起こります。ルーレットの場合、不足しているロールがアイコンで表示されます。不足ロールで申し込んだ場合、経験値などの報酬にボーナスが入ります。また、マッチングも早くなります。
どのロールが不足しているかはルーレットの種類やタイミングによって変わりますが、ほとんどの場合、タンクが足りていないようです。
なお、タンク=T、DPS=D、ヒーラー=Hと略されることがあります。
会話の中で、D1H1募集とあったら、DPS1人、ヒーラー1人募集している、の意味です。
職業2 ジョブ・クラスとは
DQ10で言う「職」は、FF14では「ジョブ」と呼ばれています。
このうち、昔からあるジョブには「クラス」という仕組みがあります。
クラスとは、ジョブの下位バージョンです。
FF14がリリースされた当時は、クラスが基本職、ジョブが上級職という扱いだったと思われますが、最近追加される職業は直接ジョブになることができ、クラスがありません。
クラスがある職業の場合、まずクラスになってある程度レベルを上げることで、ジョブに進化することができます。
例えば幻術師が進化することで、白魔道士になれます。
進化、といっても、ソウルクリスタルというアクセを装備することでジョブに変化するだけなので、幻術師かつ白魔道士という感じです。例えば経験値の表示は、白魔道士の場合でも「幻術師に1,000ポイントの経験値」のように、クラス名が表示されます。
特徴的なのは巴術士(はじゅつし)です。
学者はヒーラー、召喚士はDPSなので、一職上げることで、二つのロールのどちらにもなれます。巴術士かつ(学者&召喚士)なので、学者のレベルを上げることで、召喚士のレベルも上がります。
職業3 ギャザクラとは
職人に似た役割として、クラフターと呼ばれる種類のジョブがあります。
DQ10の職人は、数種類の中から選んで就くことができ、職+職人でしたが、FF14の場合は、戦士や賢者のようなジョブの一種なので、例えば裁縫をしたい場合は、戦士などの戦闘職から裁縫士(さいほう職人)に「転職」する必要があります。
戦闘職と同じく、武器を持ち替えることで転職できます。この場合武器とは職人道具のことで、裁縫士の場合は、縫針です。
一つを選ぶ必要はなく、各クエストをクリアすれば、全てのクラフターになることができます。
クラフターに並ぶジョブとして、ギャザラーと呼ばれる種類のジョブがあります。
ギャザーとは「集める」という意味で、ギャザラーはフィールドから魚介類や木材などを入手できジョブです。
DQ10のキラキラ拾いに似ていますが、拾う際、スキルを使う点が異なっています。レベルが上がると様々なスキルを覚え、効率よくアイテムを入手できるようになります。
ギャザラーとクラフターを合わせてギャザクラと略されます。
ギャザクラは、主に自分の装備を作る目的や金策手段ですが、街を復興させるなど、ギャザクラ向けのイベントが開催されることもあります。
また、バトル系エンドコンテンツ(聖守護者4や咎人2)に挑もうとする場合、禁断マテリア(輝晶核による強化)に挑戦する必要がありますが、お店ではやってくれないので自分でやるか、できる人に頼む必要があります。禁断マテリアは、クラフターのレベルを上げ(てクエストをクリアす)ることでできるようになります。
ギャザクラは、ストーリーを追うだけなら挑戦しなくても大丈夫です。
やっていると便利ではあります。
職業4 どのジョブ(クラス)を選べば良いの?
最初に選ぶ職で初期クエストが変わる、といっても、やってみるまでは好みかどうかはわからないですし、そこまで気にする必要はありません。むしろ、ある程度進んでから再度、別のキャラを新規に作り体験した方が、より味わい深く楽しめる可能性もあります。
最初の職は、職や街のイメージで決めると良いと思います。
選び方1 職のイメージで選ぶ
味方の盾となってパーティーを導きたいのか、とにかく高火力を敵に叩きつけたいのか、溢れる慈愛の心で味方を癒やしたいのか。
魔法を唱えたいのか、すばやく切りつけたいのか、はたまた拳で殴りたいのか。
自由なイメージで決めてしまっていいと思います。
タンクをやってみたいけどパーティーの先導はちょっと怖いな、という方もいるかと思いますが、各ダンジョンのしかけを丁寧に説明した攻略サイトはたくさんありますし、パーティーを組んだとき、初めてですと言えば多くの先輩たちは優しく導いてくれることでしょう。
やっぱり向いていないなと思えば他の職の解放も簡単ですし、元に戻るのもすぐにできます。第一印象で決めてしまいましょう。
選び方2 最初の街で選ぶ
職業にこだわりがないのなら、街のイメージで選ぶのも手です。
最初の街は、三つありますが、少し物語が進めば移動は自由にできますし、施設は同じようにあります。
初期クエスト以外に変わってくるのは、愛着です。
森の街、砂漠の街、海の街、と聞いてどれが一番わくわくするでしょうか?
個人的なイメージとして、街や付近のフィールドの複雑さが少しずつ異なっています。
街と選べる職の関係はこんな感じです。
括弧の中はジョブ(上級職)、アルファベットはロールです。
その他の職業や詳しい説明はオフィシャルサイトをご覧ください。
装備1 装備の基礎知識
装備の種類はこんな感じです。
武器(+盾)
頭
胴(体上)
脚(体下)
足
イヤリング
チョーカー
腕輪
指輪1
指輪2
(ソウルクリスタル)
ソウルクリスタルは、ジョブに転職する際に装備するもので、最初に一つ手に入れたら以降の更新はありません。
装備箇所は多いですが、体下なら耐性、というような部位ごとの特徴はありません。
アクセならではの特殊効果もありません。
一部の装備に経験値アップなどの特殊効果があるものもありますが、部位ごとの特徴というより、その装備の特徴です。
アクセも見た目に反映されます。
さすがに装備箇所が多すぎると考えたのか、一部のアクセは将来的に削除される予定らしいです。
耐性という考え方がなく、耐性装備もありません。
装備は各種ステータスが上がるだけです。
HPも大きく上がります。
武器を装備してもHPが上がります。
全体的に、左側の装備の方がステータスアップ効果が大きいです。
装備は装備枠(アーマリーチェスト)だけでなく、道具欄でも持てます。
実際装備する際は、装備枠(アーマリーチェスト)に入れておかないといけません。
セット効果はありません。
ダメージを受けることで、各装備の耐久度が減っていきます。
耐久度が0になっても無くなりませんが、性能がぐっと落ちます。
街の修理屋に依頼すると直してくれます。
クラフターのレベルが上がると自分で修理も可能です。
死んでしまうと耐久度がちょっと多めに減ります。
マテリアについて
錬金に当たるものとして、マテリア制度があります。
各装備にはマテリアという石をはめ込む穴が空いており、穴にマテリアをはめ込むことでステータスがアップします。
耐性に関するマテリアはありません。
街にいるマテリア屋で行えます。
マテリアには効果の低いものから高いものまでランクがあります。
マテリアの入手方法は複数あります。
クエストなどの報酬
使い込んだ装備から精製する(結晶と違い、装備そのものはなくなりません)
マケボ(バザー)で買う
交換用アイテムと交換する。
マテリアの穴の数以上にはめ込むことを「禁断マテリア」と言い、この場合は失敗する可能性があります。
失敗すると、マテリアを失います。
感覚的には輝晶核に似ています。
エンドコンテンツに挑む場合、ある程度前提となっているようです。
禁断マテリアは街のマテリア屋では行えず、クラフターのレベルをある程度上げて自分で(または他の人に依頼して)行う必要があります。
ストーリーを中心に遊ぶ場合は挑戦しなくても大丈夫です。
低レベルのうちはすぐにレベルが上がり、装備もすぐ更新することになるので、ざっくり適当で大丈夫です。
自分の装備の錬精度(使い込み度)が100%になると、マテリアを抽出(精製)できます。
抽出しても装備は無くならないので、100%になったらその都度取り出してみましょう。
装備のメニューから自分で取り出せます。
錬精度が100%になった装備は、アイテムアイコンに白いマークが付きます。
マテリアを装備したり精製したりするには、クエストをクリアする必要があります。
装備2 アイテムレベル(IL)
装備には、装備の強さを示すアイテムレベル(ILと略されます)が設定されています。
装備可能レベルとは別です。
例えば同じ60レベルで装備できるものにも、アイテムレベル(IL)の高いもの、低いものがあります。
耐性装備もセット効果もないため、基本的にアイテムレベル(IL)が高い装備の方が強いです。
ただし一部の装備に、アイテムレベル(IL)の割に強い装備があります。
ILの割に強い装備はお得ではありますが、レベルがどんどん上がる成長期では、特に意識しなくて大丈夫です。
耐性システムもセット効果もないため、ジョブごとに複数の装備を持つ必要がありません。
一番強いやつだけ持っておけば大丈夫です。
ステータス画面には、ILの平均値が表示されています。
各ダンジョンには、参加条件としてILが設定されています。
参加条件以上の平均ILでないと、参加できません。
各部位装備していないと、邪神や防衛軍に参加できないようなものです。
装備3 装備の入手方法について
装備の主な入手方法は次のとおりです。
ダンジョンの報酬
クエストの報酬
マケボ(マーケットボード。旅人バザー)で買う
自作する
アラガントームストーン(錬金石)で交換する(後述)
ダンジョンを攻略することで、実用的な装備をもらえるところがDQ10との大きな違いです。
装備枠(アーマリーチェスト)について
装備枠はアーマリーチェストと呼ばれ、装備する部位ごとに枠があります。
体上の枠がいっぱいだから、足の枠に入れる、といったことはできません。
装備は、道具欄で持つこともできます。
道具欄にあるものは装備できません。
装備したいときはアーマリーチェストに移動させる必要があります。
設定により、手に入れた装備をまず道具欄に入れるか、いきなりアーマリーチェストに入れるかを選べます。
道具欄に入れると便利なのは、要らない装備と要る装備が混ざらないことです。
レベルレなどで手に入れた低レベル装備は後ほど売ることになると思いますが、そのとき売ってはいけない装備を売る心配がなくなります。
装備4 アラガントームストーンについて
ダンジョンクリアの報酬として「アラガントームストーン」と呼ばれる通貨をもらえます。
アラガントームストーンには錬金石のように、複数のランクがあります。
バージョンアップごとに新しいものが追加され、古いものが削除されます。
ただし「アラガントームストーン:詩学(通称『詩学』)」という常設されているものもあります。
そろそろ削除されそうな古いものは『詩学』に交換できます。
全てのアラガントームストーンには、持てる数に上限があります。
溢れる前に使わないともったいない、というわけです。
最新のアラガントームストーンには、一週間当たりに入手できる上限があります。
リセット日は日曜日ではありません。火曜日です。
アラガントームストーンは主に、実用的な装備との交換や、その装備の強化に使用します。
IL(アイテムレベル)の項目で、ILの割に強い装備があると書きましたが、詩学で交換可能な装備レベル50、60、70、80の装備がそれに当たります(通称、詩学装備)。
次の点にも注意です。
最先端のアラガントームストーンは、主に最新付近のダンジョンでしか入手できません。
レベルがカンストしている必要もあります。
最先端のアラガントームストーンは、入手できたとしても、装備と交換してくれる交換屋は終盤の街にしかいません。
つまり早めに手に入れる意味が余りないです。
ストーリーが最先端に追いつくまでは、詩学のみを入手可能です。
最初に交換できる詩学装備(ガーロンドシリーズ)は、50レベルから装備可能です。
ガーロンドシリーズは、三つの街にいる交換屋から交換可能です。
装備できないレベルでも、溢れるくらいなら交換しておくとよいです。
序盤は、詩学のみを気にする感じです。
武器の長編クエストについて
各バージョンに、各ジョブ一つの武器を作成し、強化できる長編クエストがあります。
実装された当初は実用的な装備ですが、バージョンが進むにつれ、実用性の薄れたおしゃれ装備になっていきます。
この長編クエストの一部に、詩学と交換できるアイテムが必要(または交換すると楽にクリア可能)な行程があります。
必ずやらなくてはいけないクエストではありませんが、達成感がありますし、きらきら光るエフェクトがきれいなものが多いです。
もし狙うのであれば、詩学を溢れさせるのはもったいないので、溢れそうになるなら必要なアイテムに交換しておくと良いです。
検索キーワードは次のとおりです。
ZW ゾディアックウェポン (新生)
AW アニマウェポン (蒼天)
EW エウレカウェポン (紅蓮)
RW レジスタンスウェポン (漆黒)
いずれも各バージョンの終盤で作成可能になります。
装備5 装備の更新について
ストーリークリアがメインの場合
この場合、50レベルくらいまではストーリークエストの報酬、ダンジョンの報酬で十分です。
50以降もクエスト報酬&ダンジョン報酬でよいですが、マケボ(バザー)にびっくりするほど安価に強い装備が売られているので、時々更新することをおすすめします。
詩学と交換出来る装備は、ILのわりに強いです。
例えば50レベルで装備可能な詩学装備(ガーロンドシリーズ)は、装備可能レベルが53~56くらいの装備と同程度とされているようです。
強いですが、あっという間にレベルが上がるので、苦労してまで全身揃える気構えは不要です。時々バザーを覗いて見ましょう。
おしゃれを優先しましょう。
エンドコンテンツに参加したい場合
実はこちらも、最先端のストーリーに追いつくまでは同じです。
エンドコンテンツで入手できる装備を更に強化し次の強敵に備える、というサイクルに入っていきますが、以前最先端だった装備は、強化済みのものが詩学と交換可能になっています。
つまり、そのサイクルは現時点の最先端での話なので、まずはストーリーが優先ということになります。
装備6 ドレア(ミラプリ)について
FF14のドレアシステムは、主に二つの方法があります。
装備に直接貼り付ける
ミラージュプレートを使用して装備に貼り付ける
いずれの場合も、今のレベル&今の職業で装備できるものしかドレアに使えませんが、どのジョブでもレベル1から装備できるおしゃれ用装備もありますし、ショップ(FF14オンラインストア)でも購入可能です。
また、各機能を使うにはクエストをクリアしておく必要があります。クエストは簡単ですが、序盤すぐには行けない場所が受注箇所になっています(≒メギに行く感覚)。
装備に直接貼り付ける場合
ミラージュプリズムと呼ばれる消耗品が必要です。
ミラージュプリズムを略してミラプリと呼び、ドレアの意味で使用されています。
NPCに依頼する必要なく、街の中なら自分で実行可能です。
貼り付けた装備は無くなりません。
解除する際は、ミラージュディスペラーという消耗品が必要です。
ミラージュプレートを使用して貼り付ける場合
マイコーデに似たミラージュプレート機能があります。
大きく異なるのは、適用するたびに、装備している防具に実際に貼り付け直されてしまうことです。
例えば鎧Aに鎧Bの見た目を貼り付けている状態で、ミラージュプレートを適用して鎧Cの見た目にした場合、鎧Aに鎧Cの見た目が貼り付けなおされ、鎧Bの見た目は失われてしまいます。
マイコーデのような「適用を解除」という概念がありませんが、ミラージュディスペラーを使えば、鎧Cの見た目をはがし、鎧Aの見た目に戻すことは可能です。
ミラージュプレートは、いわばスタンプのようなものです。押すことで上書きはできるけれども、消そうと思ったらディスペラーという消しゴムが必要、という感じです。
鎧Bの見た目と使い分ける方法もあります。鎧Bもミラージュプレートに登録して置き、その都度ミラージュプレートを適用し直すことです。
ミラージュプレートに登録した装備は、ギアセットに関連付けることが可能です。
例えば、同じ鎧Aを装備するけれど、戦士に転職したらドレアBを自動で貼り付け、暗黒騎士に転職したらドレアCを自動で貼り付け、というように使い分けが可能です。
ミラージュプレートの適用は、街中や拠点(ピィピや黄葉商店みたいな場所)でしか行えません。ダンジョン内やフィールド上では適用できないので注意が必要です。
フィールドでは、装備は変更できるけどミラージュプレートの適用ができないため、戦士(ドレアB)から暗黒騎士(ドレアC)になるはずが、暗黒騎士(ドレアB)になってしまいます。暗黒騎士はダークな雰囲気の見た目にしたいのに戦士の陽気な感じの見た目に! となってしまいます。
ミラージュプレートに登録する際は、登録したい装備を『ミラージュドレッサー』または『愛蔵品キャビネット』に収納しておく必要があります。
愛蔵品キャビネットとは、チャガナで買えるような装備&ショップ装備のみ収納できる倉庫です。
ミラージュドレッサーは、大抵どの装備でも収納できます。
愛蔵品キャビネットに収納可能な装備もミラージュドレッサーに収納できますが、収納数に限りがあるので、まず愛蔵品キャビネットに収納できるものはそちらに入れ、収納できないものをミラージュドレッサーに入れましょう。
ミラージュドレッサーor愛蔵品キャビネットに収納した装備から選んで、ミラージュプレートを作成します。
これはマイコーデの登録と似ています。一部位ずつ選んで登録します。
ミラージュプレートに使用する装備の色の替え方は、二通りあります。
1 色を変更してから、ミラージュドレッサーに収納する。
2 ミラージュプレートに登録する際、色を変える。
似ていますが少し違うのは、1の場合、色を変えた状態で収納しているので、色を変えた状態のまま、複数のミラージュプレートに使用できる点です。
ミラージュドレッサー及び愛蔵品キャビネットへの収納、ミラージュプレートの作成は、宿屋などで行えます。
また、グランドカンパニー(トリニティのチーム)専用の部屋でも可能です。
必読5 ショップで購入した装備の注意点
ショップ(FF14オンラインショップ)でおしゃれ装備が買えますが、フリーパス制度ではないので注意が必要です。
一度捨ててしまうと再度購入する必要があります。
購入して受け取ったら、すぐに愛蔵品キャビネットに収納しましょう。
試着について
FF14に姿見はありませんが、試着機能があります。
装備の詳細を見られる場面では、その装備を自キャラに着せた場合の見た目が確認できます。
アイテムの情報をチャットで伝えることができます。
チャット欄からアイテムの詳細を調べ、試着することもできます。
街中で見かけた人の情報を調べ、試着することもできます。
試着画面で、色を変えた状態も確認できます。
試着した装備以外の部位は、非表示にするか、今装備している装備を表示することができます。
「記憶」モードにすることで、複数の部位の試着が可能です。
例えば頭装備を試着したまま、体上装備を試着することが可能です。
便利な機能ですが、姿見の代わりにならないのは、アイテムの情報を見る必要がある点です。
例えばマケボ(バザー)にある装備は全て試着可能ですが、ダンジョンで入手できる装備は出品できないので、実際に着ている人を見たり、装備情報を教えてもらったり、ダンジョンの宝箱で見かけたりする必要があります。
姿見のように、ゲーム内に存在する装備を一覧できない、ということです。
ショップ(オンラインストア)にある全ての装備については、宿屋のベッドで『幻想試着』ができます。
幻想、とついているのは、リアル世界を垣間見るから、だそうです。あくまでまぼろしを見ている設定ですが、機能としてはほぼ同じです。
染色について
染色は、自分でできます。NPCに頼む必要はありません。
カララント(花)が必要です。
カララントは1個あれば染められます。
オンラインショップにも売られています。
装備の中には色変更できないものがあります。
色変更可能な装備のアイコンには、右上に丸いマークが付いています。
丸いマークは、今何色に染まっているかも示しています。
染色は、ひとつの装備につき一箇所です。
試着画面から、染色のテストもできます。
レベル上げ1 基礎知識
レベル上限は、導入しているパッケージによって異なります。
レベル解放クエストはありません。
パッケージを導入(レジストリコードを入力)すれば、自動的に上限が上がります。
ストーリー及びサブクエストでもらえる経験値で、だいたい一職はそのバージョンのカンストくらいまでは上がります。
新生なら50くらいまで、蒼天なら50→60、紅蓮60→70、漆黒70→80、暁月80→90。
優遇ワールドに指定されたワールドで作成したキャラは、一定期間優遇ボーナスが付加されるため、もっと上がります。
ストーリーのクエストは受注条件レベルがあり、終盤に向けて段々上がります。
例)漆黒の終盤は、80でないと受注できなくなります。
受注条件=クリア条件なので、例えば高レベルのジョブで受注して、受注条件を満たしていないほど低レベルのジョブで経験値をもらうことはできません。
受注条件を満たしている別のジョブで経験値をもらうことは可能です。
例)受注条件65のクエストを、70のジョブでクリアし、65のジョブに転職して経験値を受け取ることができます。
時々、受注したジョブでないと受け取れないクエストもあります。
クエストによっては、レベルに応じて、もらえる経験値が調整されます。
レベル上げ2 レベル上げはした方がいい?
早く最前線のエンドコンテンツに挑戦したい場合 → ストーリーを優先
ストーリーをじっくり楽しみたい場合 → 適度にレベル上げをすると進めやすい
エンドコンテンツに挑戦したい場合はレベル上げを優先した方が良いような気がしますが、実際は逆です。というのは、最前線のエンドコンテンツで戦うには強力な装備が必要ですが、それらの装備は最前線のダンジョンでしか入手・強化できないからです。
特に、装備を強化するアラガントームストーンは週に入手できる上限があるため、入手できる段階まで早く進めた方が良いです。
万魔やピラに挑戦できるようになるのが優先、という感じです。
ストーリーを楽しみたい場合は、程よくレベル上げをしておくと、フィールドの雑魚敵に絡まれなくて快適です。
ストーリーのボスやダンジョンなどのバトルイベントではレベルシンクがあるため、上げすぎていて楽しめない、ということはありません。
一方、サブクエストでは特に、フィールドの敵を倒す依頼が多々ありますが、フィールドの雑魚戦ではレベルシンクされないため、さくっと倒せます。
と言っても、レベルを上げすぎるとストーリー経験値を溢れさせてしまいますし、せっかくレベルを上げてもダンジョンでは活かせないので、能力を持て余している感覚にもなりました。
ほどほどに、マイペースでレベル上げをするのがおすすめです。
レベル上げ3 取得経験値をアップさせる方法
利用しやすいボーナスは次のとおりです。
料理
DQ10の料理とほぼ同じです。
一定時間ステータスと取得経験値が上がります。
レストボーナス
街や拠点など、エーテライト(ルーラストーンの登録クリスタル)のある場所はレストエリアと呼ばれ、モンスターが襲ってきません。
レストエリアに入った際、レストボーナスという効果が自動的に発生し、蓄積されていきます。
レストボーナスが蓄積された状態では、もらえる経験値がアップします。
蓄積には上限があります。
レストボーナスは、ログアウトした状態でも蓄積されます。
ログアウトするときは、レストエリアで行うようにしましょう。
エンゼル帽系アイテム
序盤で行けるようになる初心者の館では、ビギナーリングという指輪をもらえます。
その他、パッケージ予約特典や、お友達招待キャンペーンでも同様のアイテムをもらえます。
装備部位が異なる場合、それぞれ効果を発揮します。
バザーへの出品
マーケットボード(通称マケボ。旅人バザー)への出品は、リテイナー(プラコン)を通じて行います。
リテイナーは一定レベルになると雇えるようになります。
家を持っていなくても雇えます。
名前を付けられます(考えておきましょう。
無料で2人まで雇えます。
それぞれ出品枠や倉庫枠を持っています。
月額課金で最大8人まで増やせます=課金により出品枠と倉庫が増えます。
リテイナーは街にある「呼び鈴」で呼び出せます。
呼び出したリテイナーのメニューから、出品することができます。
リテイナーは出品のほか、持ち物を預けたり、見た目を変更したり、リテイナー専用のアイテム発掘クエストに派遣したり、様々な能力があります。
移動方法の違い
スプリント
スティックを倒すと走りますが、これとは別に、どのキャラクターも最初から「スプリント」というスキルを持っています。
20秒間、走るより速く移動できます。
使用後、60秒間経たないと再度の使用はできません。
効果時間20秒、RT(リキャストタイムの略。CT)60秒です。
使用してから60秒後なので、20秒の効果が終了してから40秒後に再度使用できます。
戦闘中でも使用できます。
フィールドで使用するより速さは落ちます。
左スティックを押すとスプリントが発動するようなマクロを設定しています。移動中そのまま使用できて便利。
ジャンプ
移動中、ジャンプできます。
ジャンプで低い柵を超えたり、向こうの足場に飛び移ったりできます。
ジャンプを利用したカジノ(ゴールドソーサー)アトラクションもあります。
落下
街中以外で高いところから落ちるとダメージを受けます。
高ければ高いほどダメージも大きくなります。
ただし、HP1は残ります。
落下ダメージだけで全滅にはなりません。
落下ダメージでHPが減っているところを雑魚に絡まれる場合はあります。
FF14では、スキルや道具を使わなくても、自動的に少しずつHPとMPが回復します。
落下してHPが1になったら、動かずまずHP・MPの回復を待った方が良いです。
マウント
ドルボードに相当する機能として、マウントがあります。
ドルセリンは不要です。
自分のマウントの入手には、クエストクリアが必要です。
自分のマウントを手に入れる前でも、ギル(ゴールド)によりレンタルすることもできます(チョコボ)。
ストーリーが進行すると、飛べるようになります(フライングマウント)。
新生(バージョン1)のフィールドは、新生のメインストーリーが一段落したとき機能が解放され、全てのフィールドマップで飛べるようになります。
蒼天(バージョン2)以降は、各マップにある『風脈の泉』というチェックポイントを全てチェックすると、そのマップで飛べるようになります。
全てのマウントが飛べます。
ルーラストーンが見当たらない
エーテライト
街や拠点には、エーテライトと呼ばれる大きなワープ用クリスタルがあります。
エーテライトをチェック(『交感』と言います)すると、以降そのエーテライトに飛べるようになります。
街中には、都市内エーテライトと呼ばれる、その都市の各所へ飛べる小さなエーテライトがあります。
メギやヴェリにあるワープポイントのような感じです。
イメージとしては、交感することでバシっ娘の行き先に登録される感じです。
新しい街に着いたら全滅時の復活先を変更、ではなく、まずエーテライトと交感しましょう。
テレポ
登録したエーテライトへの移動は、テレポという呪文を使って行います。
最初から覚えています。
テレポはギル(ゴールド)を消費します。
遠ければ遠いほど、高くなります。
「お気に入り」に登録したエーテライトへの移動は、半額になります。
3箇所、お気に入りに登録できます。
コンパニオンアプリ(超便利ツール)を入れることで、更に1箇所登録できます。
ワンタイムパスワードを導入すると、「お気に入り(無料)」に1箇所登録できるようになります。
最大では、「お気に入り」4箇所、「お気に入り(無料)」1箇所です。
一定時間エーテライト使用料が割引になったり、特定の街にのみ移動できたりするアイテムもあります。
お友達招待キャンペーンの特典として、無料転送券99枚がもらえます。
デジョン
本来リレミトの効果のある呪文ですが、ダンジョン以外で使うとホームタウンとして登録した街へ無料で移動することができます。
最初から覚えています。
RT(CT)15分なので、頻繁には使えません。
ゴールドソーサーとウルダハ
カジノの街であるゴールドソーサーには、各街から無料飛空艇で移動することができます。
そして、ゴールドソーサーの最寄り街であるウルダハへは、無料飛空艇で移動できます。
つまり、各街→ゴールドソーサー→ウルダハと、間にゴールドソーサーを挟むことで、ウルダハには無料で移動できるわけです。貧乏な序盤では便利な節約法です。
なお、ゴールドソーサーからウルダハ以外への移動は有料です。
船
海の街であるリムサ・ロミンサからは、いくつかの拠点に船が出ています。
漁業ギルド前と、巴術士ギルド前の二箇所から船に乗れます。
テレポより安価なので、どこに行けるのか、確認しておくことをおすすめします。
チョコボポーター
街や拠点間をつなぐ馬車機能です。
画面が暗転して一瞬で移動、というわけではなく、実際にチョコボに乗って移動する様子を見る必要があります。
移動は自動で行われ、操作不要です。
なお、途中下車可能です。
テレポよりも安価ですが、時間がかかります。
行ったことのない場所へは行けません。
街や拠点に着いたら、チョコボポーターに話しかけて利用できるようにする必要があります。
テレポより劇的に安いわけではない、というのが個人的な感想です。
景色をのんびり眺めたり、休憩時間に充てたりする時間だと思っています。
バトル1 基礎知識
DQ10の場合、フィールドにいる敵に当たると戦闘画面に入りますが、FF14はフィールドでそのまま戦います。
フィールドで敵に襲われた場合、一定距離離れると逃げられます。敵が元の位置に戻ります。
オートアタックという、自動で行う通常攻撃(いわゆるAペチ)がありますが、基本はスキルによる攻撃です。
ターンが回ってくる、という考え方がありません。
各スキルにはRT(リキャストタイム。CTのこと)が設定されています。
RTは、長いものだと15分、短いものだと数秒まで様々です。
ターンがないので、使えるスキルをどんどん使って戦います。
スキルの中には、指定の順番に使うと効果がアップする組み合わせがあります。
スキルによっては、特定のスキルの後でないと使えないものもあります。
スキルはコマンドメニューから選ぶのではなく、コントローラーの場合、トリニティの攻撃方法のように、特定のボタンを押すことで発動します。
マウスでアイコンを押しても発動します。
スキルの配置は自由にできます。
スキルを置くスペースを増やすこともできます。
多くの範囲攻撃は、ダメージを受ける範囲が表示されます。
エリア・オブ・エフェクト。略してAoEと呼ばれます。
エリアが消えたときに、ダメージが確定します。
ダメージが確定する前に移動すれば避けられます。
敵を「選択」していると、様々な情報が表示されます。
誰を狙っているかが名前が表示されます。
敵が詠唱を始めた場合、詠唱ゲージも表示されます。
パニガルムのボスのように、残りHPも表示されます。
スキルや道具を使わなくても、自動的に少しずつHPとMPが回復します(再掲)。
戦闘中だと回復スピードが落ちます。
バトル2 ボス戦
ボスは、特定の対処をしないといけないギミックと呼ばれる特殊な攻撃をしてきます。
特殊な攻撃は、大抵何かしらの合図があります。
剣を構える、しっぽを高く上げるなど。
「ボスAは、○○をしようとしている」のように画面にメッセージが表示されることもあります。
知らないととても避けられない攻撃もあります(初見殺し)。
大抵、味方と同じ場所に行くとなんとかなります。
たまに、近付いてはいけない攻撃もあります。
ギミックは種類も多く書き切れませんが、先輩ヒカセン(光の戦士の略。プレイヤーを指し示す総称。DQ10でいう盟友)たちが、様々な攻略サイトを作ってくれています。
IDについて
インスタンスダンジョンの略です。ID。
ストーリー上で行くことになるダンジョンは、迷宮のように、自分たちだけが別マップに飛んで攻略する仕組みです。
フィールド移動→ボス戦1→フィールド移動→ボス戦2→フィールド移動→ボス戦3、のように、フィールドの移動とボス戦を繰り返して攻略していきます。
オートマッチングでパーティーを組んだ場合、だいたい「よろしくお願いします」「おつかれさまでした」と挨拶するくらいです。
初めての場合、「初見です」などのように伝えておくと、みんな優しくしてくれます。
ムービーを見る場面がありますが、他の人を待たせてはいけないと焦って飛ばす必要はありません。
レベルシンクがあるため、昔のダンジョンでもそれなりの手応えがありますが、何十回と同じダンジョンを攻略している先輩ヒカセンたちは、一直線にゴールを目指します。
例えば攻略に無関係な部屋はチェックしませんし、逃げられる敵からは逃げることもあります。
迷宮の宝箱を無視するような感覚です。
自分がタンク以外なら、タンクの人に付いていけば大丈夫です。
ダンジョンの移動中にも様々なギミックがあります。
最近、初心者が戸惑う複雑なものは改善されつつありますし、パーティーの誰かがわかっていれば対応できるものが多いので不安に思わなくても大丈夫です。
もしどうしても不安であれば、攻略サイトを見て予習するのも手です。
個人的にはわからないまま行く方が楽しいし、初見力を鍛えたいので最初のときは見ずにいくことがほとんどです。
宝箱について
ダンジョンの道中、宝箱を見かけることがあります。
また、ボスを倒すと宝箱が現れます。
宝箱の中身は、全員が入手できるわけではありません。
誰かひとりだけが入手できます。
宝箱を開けた人のものになるわけではなく、抽選です。
早い者勝ちではないので、宝箱を見かけたらとりあえず開けてOKです。
抽選方法には二種類あります。
ダンジョンの道中で拾う宝箱は、ミラージュプリズムやカララントのような消耗品などが入っています。
こうした消耗品は、宝箱を開けた瞬間自動的に、ランダムにパーティーの誰かが入手します。
例えばAさんが宝箱を開けた瞬間、Bが○○を手に入れた、とログが出ます。
ボスを倒したときにもらえる宝箱は、ロットルールと呼ばれるダイスに挑戦します。
ロットルールについて
誰かが宝箱を開けると、(初期配置では)右下に、「戦利品」と書かれたマークが出ます。 ここを押すと、抽選対象になっているアイテムが表示されます。
抽選は、各アイテムごとに、要るか要らないか、自分の希望を表明します。 制限時間は300秒です。 希望の表明は三択の中から選んでボタンを押します。
Need: 必要! とても欲しい!
Greed: 欲しい。もらえるんならもらう。
Pass: 要らなーい
各ボタンを押した瞬間、自動的にダイスが振られ、出目がアイテムのアイコンの上に表示されます。
Needが一番強い気持ちの表れです。
対象のアイテムが装備の場合、Needは今の自分のジョブが装備できる場合にしか選べません。
例えば、タンクなのに、ヒーラー用の装備にNeedは押せません。
装備以外の、ミニオン(ついてクン)などにはどのジョブでも押せます。
Needを押した人同士の中で、一番大きな数字を出した人が手に入れられます。
Needを押したのが一人だった場合は、当然その人がもらえます。
Greedは、二番目に強い気持ちです。
今の自分のジョブが装備できないものの場合も選べます。
誰もNeedを押さなかった場合、Greedを押した人同士でダイスの出目を競います。
Needの方が気持ちが強いので、いくらGreedを押して高い目が出ても、Needの人が優先されます。
Passは、要らない時に押します。
Passを選ぶと、ダイスは0が出た扱いになります。
300秒を過ぎた場合や、希望を表明せずにダンジョンから出た場合もPass扱い=出目0になります。
欲しいアイテムがあるなら、ボスを倒した後、すぐにダンジョンを出てはいけません。全員が表明し終えるまで待つ必要があります。
全員が希望を表明したとき、全員の出目が比較され、結果がチャット欄で発表されます。 自分が勝ち取ったものは、自動的にアイテム欄や装備枠(アーマリーチェスト)に入ります。
特に序盤のダンジョンでもらえるアイテムは、先輩ヒカセンにとっては星の数ほど見たアイテムなので、遠慮は全く必要ありません。わからなかったらとにかくNeedまたはGreedする、くらいの気持ちで大丈夫です。
300秒は結構長いので焦る必要はありません。
また、中ボスを倒した後はすぐ次のボスに向けて移動し始めるので、落ち着いてボタンを押せるタイミングはダンジョンの最後のボスを倒すまで無いのですが、みんな結構すみやかに、カンダタにもらった金庫や薬箱を扉に触るまでに使う感覚でボタンを押していきます(慣れます)。
マクロについて
マクロは、白チャの定型文やスキル、だいじなものを組み合わせて1ボタンで実行するような機能です。
戦闘中に使うスキル
エモート(しぐさ)
マウント(ドルボード)の呼び出し
ミニオン(ついてクン)の呼び出し
ホットバー(スキルを配置する場所)の呼び出し
チャット相手先の切り替え
パーティーコマンド特定のメニューを開く
など多くの項目は、実はチャット欄にコマンドを入力することでも実行できます。
例えばチャット欄に「/sit」と入力すると、エモート「座る」を実行します。
こうした文字による命令をまとめて登録しておくのがマクロです。
登録したマクロは、スキルのようにアイコンとして配置できます。
マクロは無理に使わなくても大丈夫です。
使いたいと思ったときも難しくはないですし、先輩ヒカセンたちがたくさん便利なマクロを公開しているのでコピペして真似させてもらうこともできます。
なお、次のふたつは多くの人にとって便利な使い方かなと思います。
左スティックを押すと、スプリントを使う。
右スティックを押すと、マウント(ドルボード)を呼び出す
F.A.T.E.について
フィールドマップに時々紫色のマークが付いていることがあります。
これはF.A.T.E.というフィールドに定期的に自動発生するクエストです。
「モンスターが襲ってきたので撃退を手伝ってくれ!」などのように簡単なストーリーがあり、モンスター討伐なら一定数を倒すとクリアになります。
上限レベルが設定されており、上限を超えた場合はレベルシンクをしないと参加できません。
クエストは、範囲内に入ることで受注したことになるものもあります。
その場合「受注しますか?」→「はい・いいえ」のようなやりとりはありません。
レベルシンクする必要がある場合は自動的に参加せず、画面に現れるレベルシンクボタンを押すことで参加できます。
範囲から抜けると自動的にクエストもキャンセルになります。
クリアすると、貢献度に応じて報酬がもらえます。
F.A.T.E.は、他のプレイヤーと協力してクリアするクエストです。
自分が挑戦している間に他の人がやってきて加わることもあるし、その逆もできます。
報酬でもらうよくわからないアイテムたち
オーケストリオン譜
ゲーム内のBGMを聞けるようになる楽譜です。
宿屋の部屋に、ジュークボックスのような音楽プレイヤー(オーケストリオン)があり、ここで聞くことができます。
ハウジングの家具としても設置できますが、ハウジングは家が高額+土地が希少なのでハードルが高いです。
アイテム欄から使用することで、登録されます。
マケボ(バザー)で売り買いできます。
中には高額なものもあるようです。
金策として売るも良し、自分で使って楽しむも良しです。
古びた譜面
加工が必要なオーケストリオン譜です。
加工には錬金術師(クラフター)のレベルを上げる必要があります。
加工することで、オーケストリオン譜になります。
いつか錬金術師のレベルを上げて加工するか、処分するかのどちらかです。
アラグ金貨
ウルベア金貨と同じ、換金用アイテムです。
売ってしまいましょう。
カード:○○
FF14の中で遊べるミニゲーム「トリプルトライアド」用のカードです。
複数枚のカードを選んでデッキを作成し、NPCや他のプレイヤーと対戦できます。
使用すると、アイテム欄からは消え、トリプルトライアドで使用できるようになります。
同じカードは1枚だけしか使えません。
2枚目を使おうとすると、もう登録済みだから使えないよと言われます。
不要なカードは、ゴールドソーサー(カジノ)でMGP(カジノコイン)と交換できます。
CF(強戦士の書)の右側の方に、ゴールドソーサーの項目があり、ここから交換所まで飛べます。
CFの表記は対戦とありますが、対戦する会場へ飛ぶだけで、直接対戦につながるわけではありません。
同じ場所に戻ってくることができます。
マメット:○○
ミニオン(ついてクン)のうち、ボスやNPCの人形タイプのことです。
使用することで、呼び出すことができるようになります。
おすすめサイト
よく見ているサイトを紹介します。
いずれもネタバレにはご注意ください。
コニーのタルト
各装備の見た目を詳細に載せてくれているサイトです。
入手方法や、染色の様子まであるのでとても便利です。
姿見がないので、こういったサイトで世界にはどのような装備があるかを探してみましょう。
その他、操作や設定の豆知識がわかりやすく解説されています。
ミラプリスナップ
色々なプレイヤーが、自分の好きなミラプリを投稿するサイトです。
おしゃれなミラプリがいっぱいで、組み合わせの例として参考になります。
FF14予習室
https://ru-eka.com/archives/category/contents
IDやボスの攻略方法を丁寧に解説してくれているサイト。
ギミックへの対処方法を学べます。
個人的には、IDに関しては予習ではなく、復習用に利用しています。
(初見で挑んだ方が楽しいので! でもタンクの時は見てから行きます……)
トップページが重たかったので、目次のページにリンクを張っています。
FFIVX初心者の館
https://www.finalfantasyxiv.com/beginner/read/
初心者向きオフィシャルサイト。
本記事より写真が豊富でよほどわかりやすい……。
■第三部 用語集
ID
インスタンス・ダンジョンの略。
インスタンスとはコンピュータ用語で、その都度創り出される、くらいの意味だと思われる。
インスタンスダンジョンとは、迷宮のように、自分たちのパーティーだけが入れるダンジョンのことを指す。
CF
コンテンツファインダーの略。
オートマッチングで挑戦するダンジョン・ボス戦・ゴールドソーサー(カジノ)・PvP(コロシアム)に申し込むことができる機能。強戦士の書の「同盟」部分のようなイメージ。
メンバーが揃うと、一定時間内に「参加する」「一時待機」「拒否する」の選択を迫られる。
申し込んだあとは、申し込んでないときと同じように自由に行動できるが、拒否or一定時間内に未回答だった場合は1ペナルティが科される。3ペナルティ後はその日いっぱい、CFを利用できなくなる。美容院やムービー中など、ボタンを押せない場面では注意。
ペナルティカウントは日付が変わるとリセットされる。
シャキる
CF(強戦士の書)に申し込み、マッチングすること。
マッチングした瞬間、シャキーン! という音がすることからこう呼ばれている。
申し込みと同時にシャキることを、即シャキという。
レベルレの場合、常時タンクが不足しているため、タンクで申し込むと即シャキしやすい。
ルーレット
CFの申し込み方法のひとつで、行き先がランダムに決定される。
ランダムな分、経験値などの報酬がかなり多くもらえる。
一部のルーレットは、略して呼ばれることがある。
ルーレット:レベリング → レベルレ
ルーレット:アライアンスレイド → アラルレ
ルーレット:レベル50・60・70・80ダンジョン → 567、5678など
徐々にレベルの高いダンジョンが追加されたため、色々な略称があると思われる。
FC
フリーカンパニーの略。
チームのこと。
チムチャやチームアジトなどDQ10と似た機能がある。
FC専用スキルがあり、テレポ代が安くなったりギャザクラ経験値が増えたりとお得なことも多い。
なお、ホームワールドで開設されたFCにしか加入できない。
ロドスト(冒険者の広場)で、FCを探せるコミュニティファインダーというページがある。
LS
リンクシェルの略。
エオルゼア内で使用される通話可能な貝殻のこと。
ストーリー上のキャラクターも使用し、会話している様子が時々見られる。
ゲーム内でプレイヤーがLS(リンクシェル)という場合は、ルムチャに似た機能のチャットルームを指す場合が多い。
ホームワールドが同じキャラクターしか加入できず、会話も同じワールドにいるときにしかできない。
CWLS
クロス・ワールド・リンクシェルの略。
LSが同じワールド専用なのに対し、CWLSは、同じデータセンター(DC)のメンバーであれば違うホームワールドのキャラクターでも加入でき、会話もできる。
データセンター(DC)が違う場合、会話は届かない。DCトラベルを利用し、一時的に同じDCに移動すれば加入もできるし会話も可能となる。
なお、違うDCにいる者同士の会話はできないため、コンパニオンアプリ(超便利ツール)のチャットなど、他のコミュニケーションツールを使用する必要がある。
Tell
チャット方法の一種で、1対1で会話する形はフレチャに似ているが、
名前がわかればフレンドになっていない人とも1対1の会話が可能
ただし、フレンドではない人とは別のワールドにいる人には届かない。
相手がダンジョン攻略中の場合などは届かない
といった点が異なる。
フレンドに対してはワールドが異なっていても可能だが、ワールドが異なる場合はダンジョン攻略中などの状態がわからないため、届くか届かないか、話しかけてみるまでわからない。
なお、どこチャがないため、相手がオフラインの場合は届かない。
マケボ
マーケットボードの略。旅人バザーのこと。
リテイナー(プライベートコンシェルジュ)を呼び出して出品させる仕組み。
各ワールドで独立しており、ワールドごとに出品内容は異なる。
このため、商品によっては、ワールドを変えることで、安く購入できる可能性がある。
パリン
幻想薬を使用して、キャラメイクをやり直すこと。
パリンする、などのように使う。
幻想薬を使用すると、性別・種族などを変えることができるため、大きく見た目が変わる。
アイテムを使用した際の、瓶を割るような音に由来している。
幻想薬は、オンラインストア(ショップ)で税込み1,100円。時々セールで安くなる。
グルポ
グループポーズの略。
スクリーンショットを撮るモードのこと。
グルポモードに入った人は、名前の横にビデオカメラマークが付く。
一度起動すると(多機能であり夢中になるため)しばらく解除できない。
写真好きの人は要注意。
なお、シャッターボタンはなく、キーボードのプリントスクリーンボタンやPSならコントローラーの撮影ボタンを押すことで撮影できる。
友好部族クエスト(蛮族クエスト)
エオルゼアで生活している様々な部族から受注できる日替わりクエストのこと。
ストーリーを進めていくことで受注できるようになる。
クエストクリアにより、友好度が上がり、部族専用ポイントがもらえる。
専用ポイントを集めることで、様々なアイテムと交換することができる。
一日の受注上限があるため、友好度を上げるためには毎日コツコツこなす必要がある。
以前は蛮族クエストと呼ばれていたが、現在は改称され、友好部族クエストが正式名称。しばらくの間は、蛮族クエストという用語の方をよく聞くと思われる。
エモート
しぐさのこと。
クエスト報酬や、オンラインストアで購入することができる。
友好部族クエスト(蛮族クエスト)でも、その部族独自のエモートが交換できる。
チャット欄に「/○○」と英語でエモート名を打ち込むことでも発動できる。
「いいね!」のように、対象を選んで発動することもでき、「Aは、Bを歓迎した」などのようなログが残る。選べるものなら何にでも発動できるため、うっかりボスや、出口などにエモートを送らないよう注意。実害はないが恥ずかしい。
冒険録
オンラインストアで売られている有料アイテムで、各バージョンのメインストーリー、各ジョブそれぞれに用意されている。
使用すると、メインストーリー用の冒険録の場合はメインストーリーをクリアした状態にできる。例えば「新生の冒険録」を使用すると、新生のメインストーリーをクリアした状態となり、次の「蒼天」から始めることができる。
ジョブの場合は、ジョブクエ(職業クエスト)がクリア済みかつレベル80になる。
特定のジョブを一気に最前線に持っていきたい場合や、フレンドのいるワールドで別キャラクターを育てたい場合に使用するものと思われる。
先釣り
ダンジョンの道中、タンクが先導し敵の攻撃を受けるのが基本だが、タンク以外のプレイヤーがタンクの先を行き、敵を集めてくること。
タンクの進行がもたもたしている場合など、素早くクリアしたいという意図だと思われる。
公式には推奨されていない行為であり、トラブルの元。
まとめ狩り
なるべく多くの敵を集めて一気に倒すこと。
範囲攻撃の効率が良くなるため、敵を素早く倒すことができる。
一方、敵の攻撃も増えるため、特にヒーラーがの負荷が増える。
先釣りほど非推奨というわけではないが、慣れていないメンバーがいる場合は避けた方が良い。
白・黒・赤・青
順に、白魔道士、黒魔道士、赤魔道士、青魔道士のこと。余り使わないかも?
DQ10で例えると、白=僧侶、黒=魔法使い、赤=魔戦と見せかけて踊り子。
青魔道士は、敵の攻撃を受けることで自分も使えるようになる「ラーニング」を持つ独特の職業。
ヘイト
敵視、とも言う。
DQ10の怒りに似ており、ヘイトを集めた人が集中して狙われる。
タンクは自らにヘイトを集めることで、他の味方に攻撃が行かないようにすることができる。
どのタンクのジョブにも、ヘイトを集めやすくする特技がある。
敵が誰に対してヘイトを抱いているかは、パーティーメンバー部分のゲージで確認することができる。また、自分に対するヘイトは、敵一覧部分のゲージで確認することができる。
ロドスト
ロードストーンの略。冒険者の広場。
運営からのお知らせやマイページがあることも広場と同じ。
マイページは装備や各ジョブのレベルなど、様々な情報が他の人からも見られる。
キャラクター写真も今の装備が自動的に反映されるため、あまり変なミラプリをしたまま落ちると恥ずかしい。
LB
リミットブレイクの略。
ダンジョンやボス戦で使える必殺技で、パーティー共通のゲージを消費する。
ゲージは、戦闘をしていくことで自動的に貯まる。
タンクならダメージ軽減、近接DPSなら単体大ダメージ、のようにそれぞれのロールに応じて内容が異なる。
パーティー共通のゲージを消費するので、自分が使うと他の人が使えなくなる。
もうすぐボスを倒せそうなときにDPSが使用したり、大ピンチの時やむを得ずヒーラーが範囲回復技を発動したりと、使い時は考えなくてはいけない。
また、ダンジョンによっては「ここで使う」という暗黙の了解がある場合がある。ボスの場合も「タンクがLBを発動しないと耐えられない場面」が稀にある。いずれも、序盤のダンジョン・ボスにはないのでご安心を。
ナギ節
元々はFF10の用語で、定期的に襲ってくる強大な敵シンが襲ってこない、平和な期間のこと。
転じて、バージョンアップの追加要素を遊び尽くし、次のバージョンアップが来るまで暇を感じる期間のこと。
どちらかというとネガティブな意味合いを含んでいるので使用する際はご注意。
PLL
プロデューサー・ライブ・レターの略。
プロデューサーが登場し、アップデート情報などを伝える配信番組。DQXTV。
ゲーム内では見られない。
吉田
FF14プロデューサーの吉田直樹氏のこと。親しみを込めて呼び捨てされる。
リリース当初の不人気だったFF14を立て直した立役者。
スクエニ取締役で、DQ10の初期にもかかわっていた。
MIP
モスト・インプレッシブ・プレイヤーの略。
ダンジョンやボス戦の終わり、最も印象的だったプレイヤーをお互い投票する制度。
一番活躍したり、初めてそのダンジョンをクリアした人に送られることが多い。
ボス討伐後、初期配置では右下にMIP投票というボタンが現れる。
フレ同士など、最初から組んで行ったプレイヤーには投票できない=オートマッチングで出会った他人だけにしか投票できない。
投票された数は記録され、メンターと呼ばれる初心者プレイヤーの指導役になれたり、称号がもらえたりする(そこまで大きなメリットではない、と感じる人が多いと思われる。
むしろ、された数ではなく、自分が投票した数が週課にあり、わずかだが経験値をもらえるため、初心者の間は投票した数の方が重要。
投票しようとしてもさっさとダンジョンから出てしまう人が多いため、初めて行くダンジョンでの投票は諦めた方がよい(ムービーが始まることが多いので……。
おわりに
DQ10を勧める記事より長く、図表が多いのは愛の差ではなく、とっつきにくさの違いによるものです。シンプルにスムーズにプレイできるのは、DQ10の良いところのひとつです。
フレがFF14に行って帰ってこないという経験をした人はFF14を毛嫌いするかもしれませんが、FF14を遊ぶことで、DQ10の良いところを実感することもあろうと思います。
本記事を読んで、FF14に興味が出てきたり、DQ10愛を再確認できたなら幸いです。
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