見出し画像

古今聖歌集

ひっさびさにnoteをアップしてみようかな、と思います。というのも、わたしにはひょんなご縁から、高知のとある田舎の方で、その昔は郷士であり、先祖代々地域でお医者さんをしていたという旧家に嫁ぎ、ご主人が亡くなった後もそのお家を守り続けている、わたしとは母親ほども歳の違うおばさまと仲良くさせていただいているのですが。。
今日も、その大きな蔵のある古民家にお呼ばれし、そこのお家の方々が先祖代々、蔵の中に大事にしまってあるお宝の数々をいただいたのですが(そのおばさまはお宝でもなんでもとにかく蔵の中にある古い物を処分してしまいたいらしく‥)、その中でもわたしにとっては、いちばん価値がある宝物をいただくことができたからです!
それが、この「古今聖歌集」‼︎

表紙を見ただけでもどんなに古いものかお分かりかと思うのですが‥‥。

なんとできたのは、今から115年前の一千九百一年十月‼︎ この本は、明治四十年に発行された「參版」のようです。
ここのお家はたぶんこのころから、聖公会のクリスチャンであったらしく、もちろんほかにもわんさかと貴重な古〜い書物が残されているのですが、その中にこんな聖歌集もあったのですね。

曲目の目次も、あいうえお順ではなく、いろは順!
耶蘇の文字が目立ちます。
でもちゃ〜んとすべての曲に簡単な楽譜が付いていてとっても弾きやすそう。

まだざっと見ただけですが、百曲以上はもちろんあって、今でもよく歌われる、きっとクリスチャンではない人でも聴いたことがあるのではないか、と思われる曲は、↑↑の「神ともにいまして」。
そうか、英語では、「GOD BE WITH YOU」っていうんですね。

♬♩神ともにいまして ゆく道を守り
雨のみ糧もて 力を与えませ
また会(ああ)う日まで また会(〜)う日(〜)ま(〜)で
神の(おお〜)守り(ぃ)
なが身をはなれざれ♬

この曲、カトリックではお葬式のミサで歌われる定番なので、わたしなんか聴くだけで涙が出てくるのですが、娘が通っていたプロテスタント系のミッションスクールの先生は、プロテスタントの教会では卒業式で歌う曲の定番だとおっしゃられていました。
いずれにしろ、泣ける曲(T-T)

後、ちらっと見た限りでメロディを知っている曲は、これ↓↓かな。

そう、クリスマスに歌われるわたしも大好きな、とってもきれいな名曲です!

とにかくこんな貴重な聖歌集がわたしのところに来てくれたことが嬉しい(*'▽'*)
今年も早一か月後に迫ったクリスマスに向け、いま家にあるキーボードをパイプオルガンモードにして、きれいな和音を楽しみつつ聖なる夜を迎えたいと思っています(^O^☆♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?