意外とみんなが苦戦する「紫陽花」を使ったブーケのお話
みなさん、こんにちは。ブリスベンフローリストのユキナです。
今日は、私が大好きな紫陽花のお話。
オーストラリアでは10月頃から出始め、12月から本格的にお花の市場でさまざまな種類の取り扱いが始まる紫陽花。
先日、職場でこんな話が出ました。
「紫陽花を使ったブーケ、なんかバランスが難しい。」
その言葉に反応したバート(お店のオーナー)から一言。
「ブーケの大きさやブーケに入れる紫陽花の大きさや本数にもよるけれど、紫陽花をベースにして他のお花を紫陽花に入れ込んで全体に馴染ませないから、紫陽花だけが主張してしまっているんだよ。カラーが濃い紫陽花は余計に目立ってしまうんだ。」
あれ、このお言葉。聞き覚えがあるなぁ。
そう。私が記念すべき職場体験にきた1日目にバートから教わったこと!!
上記の紫陽花(*1)は、少し距離があって離れている感じに見える。もう少しお互いを寄せることでナチュラルに見えるようになるんです、、、。
私たちがお店で作るブーケは基本的に、緩やかなカーブを描き、上から見ると丸く見えるラウンドブーケのスタイルです。このスタイルが余計にスタッフみんなを悩ませる原因の一つみたい。
このように白い紫陽花(*2)を使ってクリームや白いブーケは、モコモコしてとっても可愛い仕上がりになります。
こちらのブーケ、フローリスト1年目。1番最初に作った大きなサイズで$320のブーケ。できることが増えて、毎日が挑戦で楽しくなってきた頃。
失敗続きだったけど、お花屋さんで働き始めて半年経つとブーケを作るのも慣れてきた。でも、その次の課題はラッピングでした。
大きなブーケを作った時のラッピングするのが大変で、バートがブーケを包んでくれるのをビデオを撮ったり、メモしたり、真似してみたりの日々。
こちらの写真(*3)は、まさにバートがラッピングしてくれたもの。ブーケも褒めてもらえて喜んでる私(笑)
そして2年目の写真がこちら(*4)この時のカラーやお花の組み合わせがとっても好きだったもの。
そしてフローリスト3年目の私。(*5)少し落ち着いた感出てきました(笑)1つ1つのブーケに気持ちを込めて作るのは変わってません💓
まだまだ紫陽花のブーケの写真はあるんだけれど、載せきれないので今日はこの辺で。
みなさんは、何色の紫陽花がお好きですか?よかったらコメント欄で教えてくださいね😊
Yukina
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