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フラワーコンペティション(AFAA)に参加してきましたvol.2〜エントリー編〜


皆さん、こんにちは。ブリスベンフローリストのYukinaです🌸今回は、前回に引き続きフラワーコンペティションに参加したときのお話。


前回の記事を読んでいない方はこちらから。

コンペティションの結果


先日のコンペティションでは、入賞はできませんでしたが優秀賞をいただきました。普段、コンペティションの審査員をしている方々を肩をならべてこうして作品をつくることができたことは本当に幸せなことだと思います。そしてそのなかで、優秀賞として選んでいただけたことにも感謝です。


コンペティションの結果

フラワーコンペティションへの道のりを私の記録としてもこちらで残していこうと思います。

フラワーコンペティションにエントリーするまでの道のり

フラワーコンペティションにエントリーする前に事前にどのようなクラスがあるのかをチェック!今年は、"Nature's Expressions" というのが大きなタイトル。そしてエントリークラスは10クラスと多め。

  1. Championship "Nature's Expressions"

  2. Cocooned

  3. Over the edge

  4. Ceremonial

  5. turn Another Leaf

  6. Coastal Jewels

  7. Seaside Ramble

  8. View from my window

  9. Carmen Miranda - Impose

  10. Burst of the Tropix - Impose

ちなみにクラス9とクラス10に関しては、花材の箱をコンペティション当日に主催者からもらい、その場で時間制限の中で作り上げるというクラス。(私たちはミステリーボックスと呼んでいます)私は緊張する性格だし、このクラスを楽しめるという自信がぜんぜんありません(笑)

クラスへのエントリーかけもちは自由!ですので同じ人が違うクラスをかけもちし、2−3個エントリーしていたりします。当日の時間の配分どうしているのだろう?といつも私は不思議思っていました。

私は自分の興味があるものに情熱を注げるタイプなので、自分が一番惹かれるタイトルを選ぶようにしています。その結果、今回私は"Cocooned"というクラスを選びました。

エントリークラスの規定を確認する

エントリーするクラスを決めた後は、コンペティションのルールをよく読み込むことが重要!エントリー前に開示されているクラスのルールがこちら。

  • Exhibit is to be designed on a supplied rectangular metal frame 180cm x 80cm

  • Allowed space 180cm height x 80 width x 70cm depth

  • Colour of frame is copper / rust

  • Competitors to provide hanging mechanics

  • Frame will be staged side by side

  • Back ground is black

  • To be viewed and judged front & side

  • Prizes 1at $100, 2nd $75, 3rd $50

【コクーンド】というタイトル、主催者側が用意した長方形のメタルフレームに作品を吊り下げる必要があるとのこと。そして、作品は高さ180cm、横幅80cm、奥行きは70cmにおさめなさいというものでした。こちらの規定に沿わない場合にはかなりの減点たいしょうとなってしまうので注意が必要です。

このほかにも、生花をデザインの中に50%使用しなければいけない、デザインをほぼ作って持ち込みすることは不可などやジャッジがどの項目で採点するのかどうかなども規定があります。

デザインを考える

作りたいクラスのタイトルでエントリーを決めたものの、どうしたら良いのだろう。ということで大先輩に少し相談することに。ありがたいことに、私が働くお店にはフラワーワールドカップチャンピオンのオーナーを筆頭にフローラルアートコンペティションで成績を残している先輩もいるのです。

「デザインを見たときにパッとテーマがわかるもの、ジャッジの判断がつくものにする必要がある。」

というアドバイスをいただいたので、タイトルが持つ意味をしっかりと検索して自分の中で理解するまで調べるとともに、以下の点をきをつけてみることにしました。

  • Cocooned の持つ意味を徹底的に調べる(画像含む)

  • 上記にあるルールに当てはまりそうなきになるデザインを片っ端からメモ(日常生活の中の家具や写真など)

  • 会場のバックグラウンドに最適な色の釣り糸やアイテムは何か候補を挙げておく

  • 使いたい花材、使える花材がどんなものがあるのかをよくみておく

常にデザインのことを考えていると、日常生活の中にはデザインだらけなんだということにあらためて気がつかされました。特に照明家具はかなり今回のテーマにヒントになるものがたくさん!!普段いかに何気なく過ごしているのかを痛感。

このようにしながら準備開始したのはコンペティションの3ヶ月前。次回はどのような感じで試作を作っていったかを記事にしたいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。Yukina💫



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