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book-go-around #016 大阪府:水川のぞみさん(30代)

book-go-aroundは本を買ってる人に本を買うことや本をコレクションすることの楽しみを語ってもらうflotsambooksのインタビュー記事です。
今度あなたにもインタビューさせてください。

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#016 大阪府:水川のぞみさん(30代)

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コレクションと言えるほど持ってないのですが、最初は写真より絵が好きで画集を集めてました。

その後働いてる服屋でZINEやファッションに関係した本を取り扱っていて興味を持って。
雑誌感覚でスタイリングが可愛いな、自分の中に取り入れたいなとか
そんな感じで集め出しました。

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「あ、この人とは仲良くなれないな。」
「なんか好きだな」とか、
「楽しそう!」
「元気もらえるな」
とかその時の自分とのフィーリング(どこから目線?)で選んでます。
最近は人間臭さだったり、生活感、温度を感じる写真に惹かれます。

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ジンクスではないのですが、なるべく知り合いのお店で。
なるべく何かの記念だったり意思表明に。
なるべくオススメしてもらって。
勧めてもらうと自分じゃ出会えなかった本に出会えて嬉しいです。
なるべく、プラスで自分だけの価値がつくようにしてます。

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BLESS: retroperspective home
BLESSが自分のルーツでもあります。
センス、アイデアのイロハを教えてもらってます。

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larry clark✖︎jw anderson: THE SMELL OF US
好きな2人のコラボレートなんて…と海外でローンチした日に焦ってjw andersonにラブレターを送って購入しました。
その後、普通に日本に入荷したので無駄に送料とか手間がかかっただけでありました。
が、自分の熱量に気付けた思い出の一冊。

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juergen teller: ed in japan

当時のpulpreの付録
自分が結婚してから、写真家のパーソナルな部分が垣間見えるものが好き。「家族で日本に旅行した時の写真」でしかない感じが良い。

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Ola rindal: Dag Madoka Miya
子供が産まれた時に夫婦共通の友人からもらったのですが、家族それぞれを一冊にまとめないで3冊に分けているところに彼の家族への愛を感じる。
温かな気持ちになる。

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旦那さんが写真に興味を持ち出してから自分が集めていた本達を見てくれるようになったこと。

色々教えてもらったり、何かの記念日毎に買いあったり、共通の趣味としてお互い好きの幅も広がって嬉しい。(惚気みたいになりました。)

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このページが好きだ、とか、このフォントが好きだからとか本の装丁だとか、好きな人が勧めてくれたから、とか、匂いが好きだから。とか軽いきっかけで買うのはどうでしょう。

そうして「なんとなく好き」を集めていくうちに共通点が見つかって自分の好きがわかって、って。
楽しんでほしいです。

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ASX

flotsambooksのinstagram


(まじめに本を紹介した後にたまーに、めっちゃいい!とかやべー!とか書いてて、それに釣られて気になります。)

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先程紹介したBLESSのN°00-29は探してます。

あとはプレミアついて高くなったりでいつか買おうと思ってる本ばかりです、、褒美という名目で買わないといけないです。

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本はその世界に少し入れる所が好きです。(ネットとかで見てるときは他人事のように本当にただ見てるという感覚な気がします。)

買って家に帰る(届く)瞬間から、装丁や余白、次のページを意識するのも。本棚に並んでるのを眺めるのも。全部楽しいです。

所有することによって本自体はもちろん、当時の気持ちも振り返れる。
あと、家族や、家に訪れた他の人間の興味関心につながったりすること。
自分は親の本棚からこっそり本を読むのが好きでした。
そうゆうのも所有しているからこそで良いなと思います。

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質問に答えてるうちに本が欲しくなりました。

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#bookgoaround  では、インタビューに答えて頂ける方を随時募集しております。すごいコレクションでも良いし、この1冊について語りたいでも良いですし、断捨離を繰り返して10冊くらいしか残ってないけど、最高のものだけ残ってるって方でも大歓迎です。コレクションの量や質はこだわりません。ルールはひとつだけビジュアルブックであること。お気軽に下記にメール下さい。
info@flotsambooks.com

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