こんにちは。
もういよいよ8月も終わりですね。
東京ではまだ残暑が続きそうですが、夏の終わりはなんだか少し寂しい気分になります。

さて、今日は書店に平積みにされていて目に止まった、この本を紹介させてください。

「happy money」

（出典：https://www.amazon.co.jp/dp/4866800410/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YHuADbYTHBGMK）

本書を手に取った理由は以下です。

１、黄色の表紙がとても目立っていた
２、過去に読んだ「ユダヤ人大富豪の教え」の著書、本田健さんが作＆訳？！というのに興味を惹かれた
３、米国、英国、欧州で同時刊行！かつ、世界25カ国で発売というワールドワイドな感じに魅力を覚えた

上記に加えて、目次を見た感じ、
「お金についての最新情報が盛り込まれているのでは？！」と期待し、
購入に至りました。

あなたの財布の中のお金は笑っていますか？

ワクワクしながら読み始めたところ、
最初に著者から投げかけられるこの質問。

「あなたの財布の中のお金は笑っていますか？」

・・・ええっ？！どーゆうこと？？

一瞬文字を読み違えたかと思いながら、私は読み進めました。

なんと、お金は、どのように受け取るか、支払うかで
笑うこともあれば、泣くこともあるのだそうです。

個人的には、この時点で、かなりの衝撃でした。

続けて読んでいくと、
人が罪悪感や怒り、悲しみなどを感じながら支払ったお金は「泣いている」と書いてありました。
一方、愛情や感謝の気持ち、幸せな気分で支払ったお金は「にっこり笑い」「声を立てて笑う」こともあるのだとか。

うそー、信じられない！
そう思いつつも、これまで自分の中の常識には到底なかった、
お金に対する様々な捉え方に、どんどんページをめくっていました。

いろんなことが書かれていますが、
個人的にこの本を読んで私がたった1つ決めたことは、
これからお金に対して感謝の気持ちをしっかりと伝え、happy money を手に入れていこう、ということです。

もちろん、お金に向かって毎日「ありがとう」と言うわけではありません。
しかし、お金を支払うとき、受け取るときに
より一層感謝の気持ちを持とうと決めたのです。
そうすることで、happy money がどんどん自分の元に集まってくるとも書いてありました。

お金そのものには、善し悪しはありません。
それなのに、もしあなたが今お金に対してネガティブな感情を抱いているとしたら、
それは必ずお金以外の人生における何かしらの問題が潜んでいる証拠、
とこの本は教えてくれました。

その問題とは、人間関係だったり、
自分に対するコンプレックスや、仕事に対する不安の表れだったりすると思います。
また、過去にお金に関するネガティブな経験があることも、
理由として考えられるかもしれません。

大切なのは、この本をきっかけに自分の人生を見直し、
仕事、家族や友人、そしてお金との関係性をより良いものにしていくことだと感じました。

世界中で読まれている理由

前述のような理由で手に取った一冊でしたが、
今回は、期待を大きく裏切られた感じがします（良い意味で）。

もう少しビジネス書のような要素もある本だと思っていたのですが、
どちらかといえば、スピリチュアルな自己啓発本の要素がかなり強めな本でした。

あまり自己啓発本が得意ではない方にはお勧めしませんが、
お金に対する新たな発見を求めている方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。

「スピリチュアル」、「自己啓発」などのワードは、
日本ではまだまだ意見が分かれがちです。

しかし、私は意見が分かれる分野こそ、もっとよく知ろうと努めています。

なぜなら、よく知りもせずに否定するだけの人間にはなりたくないとつねづね思っているからです。

私は幼少期をアメリカで過ごしていますが、
アメリカでは、小さいうちから政治、宗教について自分の意見を求められることが多かったです。

「これについて、あなたはどう思うの？」
そう聞かれて言葉に詰まるのは、日本人の特徴でもあると思います。
（もちろん、しっかりと意見を持っている方も多いのは承知の上です）

特に「お金」というテーマについては、
日本人はなかなかオープンに話す文化がありません。

そんな中、お金に対して、これまで多くの人が抱いていた既成概念をぶち壊すような、そんな威力を持つのがこの本だと感じました。

世界各国で出版されているからには、
世界中の人に受け入られている、それなりの理由があると思います。

ぜひその理由は、あなたの目で確かめてみていただければと思います。
私も自分の価値観をどんどん広げながら、お金も自分も大笑いしている未来を作っていきたいと思います！