見出し画像

私にとっての5月30日

大学入学後NPO団体に所属してから、5月30日は"ごみぜろ"の日ということで、その日はなんとなく特別な日だった。なにかイベントを催したことはないが、仲間と公園のごみを拾いに行ったり、団体の歴史を振り返ったり、所属した理由を思い出したりしていた。

 2020年5月30日は新しい一歩を踏み出した1日だった。

ハイエースにダンボール4箱、衣装ケース6箱、キャリーケース2個、その他もろもろを詰め込んでHIS同期だった徳島出身汗だくおじさんと(年齢は一個下)と愛知県碧南市へ移動した。この時はまだ愛知は名古屋しか知らない状態で、知り合いも誰も何もない状態だった。

画像1

この日はこれから働く会社の創業13周年の記念日であり、会社社長の50回目の誕生日でもあった。PDエアロスペースで自分が"総務"として働くこと以外に、ほとんど何も知り得ていなかったが何か縁のようなものを感じていた。その理由は自分がなんとなく特別だと思っていた日が、会社にとっては記念の日で、その日に住処を移し新しい挑戦をする覚悟で満ち溢れていた日だったからだと思う。

また実家を出て生活していたが、同棲でもシェアハウスでもない、はじめての"一人暮らし"を開始した日でもあった。

振り返ってみると、新しい環境下のなか新しい生活と仕事は、はじめて経験することばかりであった。慣れを感じるまでに半年以上かかった。明るく元気、いつでもポジティブシンキングな自分がはじめて"人生を終わらせたい"と思うほど追い込まれていた。全然前向きになれず、会社を辞めることを考えたり、逃げる口実として結婚をしようと目論んだり、毎日会社には行っていたが自分らしさがそこにはなかった。

でも逃げるじゃなくて、どうにかこの状況を打破するために、今の自分に負けず、前に進みたいと思う自分がいた。

自分の強さはどこから来るのかはまた今度深掘りするとして、自分が変わりたい状況で会社に新しい人が入り、仕事以外でもたくさんの新しい人と出会い、再会を果たした。自分をとりまく環境が変わったことにより私は前に進むことができた。

画像2

画像3

画像4

2021年の5月30日は東京都江戸川区の地元で過ごした。家族と江戸川の土手の散歩と小岩菖蒲園にでかけた。大好きな人と大好きな地元で、大好きな花を見て、大好きな運動をして幸せな時間を過ごした。地元の友達にも会えたし、その友達が飼っている猫にも癒された。前日は大好きな友達の幸せな結婚式があり、自分を形成する上で重要な"博愛"というもののが、深く大きくなる時間を過ごすことができた。

28歳のあゆから27歳のあゆへ

画像5

画像6

画像7

スクリーンショット 2021-05-31 8.20.33

スクリーンショット 2021-05-31 8.10.43

27歳の誕生日は1回目の緊急事態宣言発令直後だったから、家族だけですごしたね。旅行会社の職場からは自宅待機を命ぜられ、PDASのリモート業務をしながらおうち時間を過ごしていた1年前。毎日パンかケーキを焼いて、弟とできなくなってしまった逆上がりの練習と、久しぶりのピアノの練習を毎日していたね。短かったけどあの1ヶ月はとても健康的で、ストレスフリーな状態だっただなと実感しているよ。人前で披露できるくらいにもうちょっとピアノの練習をしてほしかったなと、あんなに練習した曲が全然弾けなくなっていてちょっぴり悲しかった28歳のあゆでした。笑 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?