今日は渡航日の話を書いていこうと思います。
私が渡航したのは、日本時間で1/2の夜、羽田空港からでした。何を隠そう、あの機体衝突の事故の日だったのです🥲

搭乗前①

事故は夕方18時くらいに起こったのですが、私はちょうど家族と空港に向かっているときに見送りに来てくれる友達からの連絡で事故のことを知りました。震災にあたり物資支援に向かおうとした時に起こったものということで、今回の事態には本当に心が痛くなります。被害者の方にはお悔やみ申し上げます。
とはいえ国内便の滑走路でのことだし、特に影響はなさそうだな、と甘く見ていた京急線の品川駅での母との会話が思い出されます。空港に着いてみると、国内便国際便問わず全ての便で一旦搭乗手続きが見合わせとなっており、混乱し不安を抱える人々で騒然としていました。私が乗る予定のフィンエアーも、チェックインの列・預け荷物の列ともにぐちゃぐちゃで、たくさんの人でごった返していました。
それでも、遅れてでも出発できる見込みがついたからなのか少しずつ列が動き出して、なんとか荷物の預け入れと紙媒体のチケットの受け取りを済ませることができました。この時すでに出発時刻の1時間前。案内があるまで保安検査場には入らないでくださいと言われ、見送りに来てくれていた友達とトランプやおしゃべりをしつつアナウンスを待ちました。そこから音沙汰なく、予定出発時刻も過ぎてどうなるかな～と思っていたころ、ようやく保安検査場を通行していいとの放送が！家族と落ち合い（放送を聞いてあわててテイクアウトにしてもらったようで手には吉野家の牛丼が🥩）、最後のいってきますの挨拶をして別れ、保安検査に向かいました。
家族と最後に一緒にご飯を食べられなかった（荷物の預け入れに時間がかかった＆いつ呼ばれるかわからないということで諦めてコンビニのおにぎりで済ませた）のが心残りでした…

搭乗前②

そこから保安検査を済ませゲートに向かったのですが、近くの他のゲートも軒並み遅延、出発時刻未定でごった返しver.2という感じでした。そこから何度も出発予定時刻を延ばし、結局24:30についに飛行機が出発しました。

ヘルシンキ空港に到着

非常口のすぐ横の席で机が突っ伏しにくかったのもあり、全然眠れなかった中アマゾンプライムの一気見でなんとか約12時間をやり過ごし、出発で2時間半遅れたものの1時間半の遅延で到着しました！（薬屋のひとりごとにどハマりしたものの、フィンランドでは見られないことがわかって後で絶望することになります）手荷物検査でデバイスを取り出すのを忘れてやり直しになりました、気をつけましょう（同じような人何人もいた笑）
そして、在留カードを見せて説明しながら入国審査（？）を無事通過し、ついにフィンランド、初ヨーロッパに降り立ちました！🇫🇮 朝5時半だったけれど早くから営業していたカフェからただようシナモンの香りと、ムーミンストアのかわいいムーミングッズにとっても癒されました☺️
（この時R-kioskiというフィンランドのコンビニ的な所でSIMカードを買っておけばよかったです。すっかり忘れていたし、まさかコンビニで買えるとは思ってなかった…）

周りから聞こえるのは異国の言葉だけ、アジア人も一人も見かけないという状況に、遠いところまで来たのだな～という実感がむくむくと湧いてきました。そしてヘルシンキから国内便に乗り換えて1時間半、ついにオウルに到着です…！（機内はとても寒かった！！！！🥶🥶）

オウルに到着

スーツケースを受け取り出口に向かい、日本の同じ大学からオウルに先に夏から留学していた友達と落ち合うことができました。そこからバスの乗り場に向かったのですが、ぶっ叩くようなというか、突き刺さるような寒さが…！🥶その時の気温は-25℃、バスに乗るまでの一瞬とはいえ、東京にいたときと同じ防寒具しか身につけてなかった私に容赦なく襲い掛かるびっくりの寒さでした。空港で着替えるべし。

そこからバスに1時間ほど揺られ、Kummi studentという最初の時期の世話役バディのようなありがたい存在の学生に寮前のバス停で鍵をもらい、寮の中へ。そして荷ほどきと少しの休憩をした後、友達に大学と街を案内してもらいました。ただ外を歩いているだけでまつ毛と鼻の中が凍るほどの寒さでした🥶（この絵文字使いすぎ笑）
ドライヤーと少しの食材を買って寮に戻り、夜ごはんには同じ大学の日本人の先輩からおすそ分けしていただいたサーモンスープとkarjalanpiirakka（カレリアンピーラッカ）を食べました！疲れた体に染み渡りました～

着いた日の話はこれくらいで終わりたいと思います。ではまた！