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佐藤ママ(佐藤亮子)さん

佐藤ママ(佐藤亮子)さんをご存じですか?中学受験をお考えのママさんならば高確率でご存じですよね?

佐藤ママ(以下、敬称略させてもらいます)、世間では結構叩かれているようですが、私はどちらかと言うと好きです。
考え方とか、教育法などの意見が合うとかではなく、単純にあれだけ自分の意見をはっきりと言えるのは素晴らしい事だと思います。

東大行ければなんでもありなのか、お手伝いをさせないとはどういうことだ、勉強の段取りを組んであげるってどうなのか等々、世間からは非難ごうごう。たくさん個性的な教育方針をお持ちで、とても普通のママでは4人のお子さんの教育にそこまで時間と手間をかけられないと思います。
みんな自分はそこまで出来ないから、嫉妬半分、妬み半分で批判的なことを言っているんだろうなと想像出来ます。

佐藤ママの個性的な教育方針をちょっと検証してみようと思います。これらのQとAは実際のインタビューとかではなく、書籍やテレビ出演時の内容を私が独断と偏見で書き起こしています。ご理解ください。

1Q. 子どもの遅刻や忘れ物が多いときの対応は?
1A. 防げる失敗は親が防ぐべき。親が段取りし、準備して下さい。
検証. これでは子供の段取り力が育たないかな?と思いました。しかし、親がやるのが当たり前とは思わせず、これはあなたがやることよと毎回説明し、親がやっている姿を見せて学ばせればいいのではないでしょうか?親が遅刻や忘れ物に注意していれば、子供も自然とそれらに気をつけるようになるかと思いました。これに関しては、子供のタイプによるところが大きいかなと思います。

2Q. 子どもが勉強しないときはどうしたらいい?
2A. 親も一緒に勉強する
検証. これには大賛成です!親が進んで勉強していない家庭は、子供も勉強する環境にはないと思います。佐藤ママは子供たちに新聞を読んで聞かせたそうです。新聞は知識の宝庫です。小さいうちは新聞の中の写真などで会話を広げる、知ってるひらがなを見つけるなどが出来ます。小学生になると知っている漢字を見つける、気になる話題について話し合うなどが出来ます。
時事問題、政治経済が難しければ、新聞の新商品紹介欄を探して、子供たちと意見交換し、新発売のお菓子を買う経験をさせる。天気予報や地域のページ、読者の声欄も子供との会話に使える話題が盛りだくさんです。

3Q. 子どもにお手伝いはさせるべき?
3A. お手伝いはやらなくてもよい
検証. これに関しては、やった方がいいのではと思ったので、どういう意味で佐藤ママがこのように言われてるのか考えてみました。多分、日々の生活の中に役目としてのお手伝いはさせなくてよいという意味であろうと思います。
夏休みとかは一緒に新聞に載っていたレシピを作ったりとおっしゃっています。学校、習い事、塾と忙しい毎日にお手伝いを組み込む余裕はないのであろうと思います。しかし、家事を学ばなくていいというわけではなく、佐藤家では時間のある時には親と一緒にやっているんだろうなと思います。

以上、3点検証してみましたが、私は、佐藤ママの教育法そのままを真似してやろうなんて全く思っていません。これは良いな、真似したいなと思うところをやってみようと思っています。
2Qの子どもが勉強しないときはどうしたらいい?という質問に、尾木ママさんは、自分で出来るようにアドバイスする、学習計画などの立て方を助言するとお答えされていたことがあります。
この質問への答えに関しては佐藤ママに軍配が上がったなと思いました。

また、私は「幼少期にどう過ごしたか」が「大人になってからの幸福度」に大きく影響を与えると思っています。言い方は悪いかもしれませんし、必ずしもそうとは言えませんが、犯罪を犯した方は、やはり子供のころの家庭環境に少なからず行動や思考が影響を受けると思います。

私の結論として、子供に手間暇かけて何が悪い?学校、生活全般、宿題、勉強の段取りなどなど、親が大きく介入する、それでいいのではと思います。
それぞれのご家庭の事情もあるでしょうし、ご無理のない範囲で、子供とのコミュニケーションとして、どんどん子供の世話を焼いたらいいのではないでしょうか?
これからも、佐藤ママの発言に注目していこうと思っています。


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