聖杯とは自分が思う最高のカップのことだ。
なんでもできる機能性にすぐれたもの、どんな飲み方をしても絶対こぼれないカップ、希少なものを少しだけ飲むもの。考えれば無数にある。そこから自分に合ったもの、自分の技術でできることを選んで作っていく。納得できるものを作れるようになるまでに５年はかかるだろう。そこまで作り続ける人は少ないようだ。

さて、ＦＸの話にしようか。この聖杯をどうやって作っていくのか。その作り方の例を書いてみる。私のやったやり方ですが。

自分で線を引き作っていくのもいいが、ウィークリーのスケジュール帳で右半分が白紙のものがあればよい。１５００円くらいで売っている。
左半分は毎日のトレード履歴、勝因、敗因、損益を書いていく。相場観などを書くのもよい。右半分は今週の課題、ルール、感想、コメントなどなんでも思いついたことを書く。大事なのは後で見返してトレードの良し悪しを判断でできることを書いておくということ。半年後になぜあの時は良かったのか、なぜこんなに負けたのか判断できるとその後の対策ができる。

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あとはいくつか例を書いておく。

議題例
・ロットは固定が良いか分割がよいか
・利益幅を倍にすると到達確率は1/2になるか
・リスクリワード１：１なら利益になる確率は何％か
・優秀な投資家、トレーダーの資質とは何か
・最高のトレーダーはどんなトレードをしているか
・相場に臨機応変に対応するのとルールに従うのはどちらがよいか
・ルールに従った場合と従わなかった場合のパフォーマンスはどれくらい違うか
・値動きとはどのように動いていると考えるか

損益、エントリー、イグジットに関する例
・利益は何pipsまで伸ばせるか挑戦
・リスクリワード　何：何までできるか
・エントリー手法はいくる重ねると良いか
・分割エントリーはよいか？
・分割決済はよいか？
・損切は何pipsまで狭くできるか
・損切入れない大局観トレードをしてみる