「あなたは今、チョコレート膿腫ができています」

先生が私に話しかける横で私は「ああ、やっぱり」と思った。

みなさんは「子宮内膜症」って聞いたことありますか？

私もワードは知っていて、生理管理アプリなどでなんとなく知っていました。
でも、まさか自分がなるなんて…。まあ、よく聞く話ですよね。
もし今、自分の生理についてちょっとでも不安があるのなら婦人科を受診してほしいと思い、記事を書いています。

子宮内膜症とは

まさに私は上記にある状態になり、毎月排卵期が近づけば肌が荒れ、生理が始まると重い生理痛と吐き気、多い出血量に悩まされていました。

そもそも最初から生理は重い方だった

生理がもともと重かった私は、学生時代は生理がひどく保健室に通う日もあり、張るカイロを張ってなんとかやり過ごしていました。

産後は生理があまりに重たく、吐き気とめまい。
強すぎる痛みで気を失いたいと思うほどの激痛に悶える日もありました。
薬を何度も飲んで耐える。

子育て中の私はシングルになったことで、だれにも頼れず。
頑張っちゃったんですよね。

そしたら、ステージ4ですって。

ガンじゃなくてよかったけど、ガンになるかもしれないんだよね。

子宮内膜症ステージ4

癒着しちゃっているからなのか、肛門通というかお尻の奥がつーんと痛むんですよね。特にずっと座っている日や寒い日に感じる気がします。

現在の治療

ステージ4である私がしている現在の治療法は「薬物治療」です。
今のところ、もう出産する予定はありませんがチョコレート嚢胞が4ｃｍほどなので手術はしないことに。
6ｃｍを超えると手術の対象になるので、結構ギリギリではあります。

今、私は毎日子宮内膜症治療用のピルを飲んでいます。
この病気にとって必要なのは生理を起こさせないこと。
内膜を厚くさせないことです。

「ヤーズフレックス」という名前のピルで、これは保険適応されるピル。
なぜなら治療を目的としているから。

飲み始めて体が慣れてからは、おなかの痛みは落ち着きました。
イライラも吐き気も収まりました。
ただまだ数カ月では小さくなるわけじゃないので1年くらいは最低でも飲み続けます。
で、内診して小さくなれば良し。大きくなっていたら手術かなって感じです。

先は長いけど、私の未来のために頑張ろう

この病気とも長い付き合いになるかもですが、未来のために頑張りたい。
うち、家系的に色んな病気になりやすいんです。妹は子宮筋腫になっているし、母は糖尿病と甲状腺異常です。父は、脳梗塞と前立腺がんやっているし。

家系的になりやすいと考えた上で、子供たちの成長も見守っていきたいので無理せずやっていこう。

もし、この記事を読んでいる人の中で「生理が重たい」「重たくなった」「出血量が多く夜用でないと漏れる」人がいたら早く婦人科に行ってほしい。
これ、異常だから。