他人に気を遣うということは

自分を生きていないことだ。

悪いことだ。

そう言われる、思われることが

多いなあと感じています。

でも、そうなのかなあ？と。

本当に、そうなのかなあ、と。

そう思うのです。

悪いと決めるのは、その人の価値観

気遣いって、確かに

日本的な美徳です。

海外にいると

人のことばっかり考えていないで

もっと自分のしたいことをすればいい

そう、思われます。

それは、その通りだと思います。

過度な気遣いは

自分の心を疲弊させるだけでなく

自分の本心を見失うことにも

繋がると思うからです。

でも、気遣い自体が悪いとは

私は思いません。

というか、この世界で悪いことって

そんなにないと思うのです。

悪いと決めるのは

その人の価値観や考え方であって

それ自体が悪いことって

ないと思うのです。

確かに、犯罪は悪いことです。

それは、自分、そして相手の

命を粗末に扱うことだからです。

でも、なんでもダメだとすることは

どうなのでしょうか。

気遣いができても、できなくても

良いのではないでしょうか。

気遣いは、ただのツール。努力じゃない

私が気を遣うのは

私が気持ち良いからです。

私に、メリットがあるからです。

私にとって

相手との円滑なコミュニケーションは

とっても気持ちの良いことで

気遣いは、それを得るための

ツールにしか過ぎません。

別に、気遣いに固執しているわけでも

執着しているわけでもありません。

だから

気を遣うことに疲れる、シンドイ

と思うことはありません。

むしろ、そう思うときは

頑張りません。笑

頑張れません。笑

気なんて遣えません。笑

自分が気持ち良いから

無意識に気を遣っているのです。

私は昔から

気を遣いすぎる

疲れないのか

本心が分かりづらい

そう、言われることが多くありました。

確かに、私は人に比べると

沸点が高い方なので

多少のことでは怒らないし

不満も感じません。

だから、周りの人から見ると

”無理して”気を遣っている

ように見えたのだと思います。

だから私は、そう言われる度に

気を遣わないようと

”頑張って”いました。

でも、それがストレスなのです。

気持ちよくないのです。

シンドイのです。

良い悪いはない。頑張る必要もない

繰り返しになりますが

気を遣うことは

良いことでも、悪いことでもありません。

それを決めるのは

自分の心です。

性格です。個性です。

それこそ、気遣いも

自分の好きなようにしたらいいのです。

自分のしたいようにすればいいのです。

頑張らなくていいのです。

いいじゃないですか。

それが私なのです。

それがあなたなのです。

気を遣いすぎる、と

周りに判断される自分を

改善しようと努力したり

ダメなんだと反省したり

そんなの必要ないのです。

自分が気持ちの良いことをやる。

それがやれる人と一緒に居る。

気を遣うことは

自分の個性だと考えて

好きなように気を遣う。

それでいいのだと思います。