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海外就職、再挑戦②~インド~

シンガポール以外の国も視野に入れ

転職活動を始めた私。

英語圏であるという条件のもと

マレーシア

フィリピン

インド

の3か国が候補に挙がりました。


ここから

シンガポールと雰囲気の似た

マレーシアが除外され

フィリピンとインドの二か国に

絞られました。

せっかくだから

違う雰囲気の国で

生活してみたかったのです。


そんな時に

新聞記者時代に出会った

経営者の言葉が

頭をよぎりました。


「今はもう

中国は遅いかもしれないけれど

経済が伸び盛りの国を

肌身で経験すると良いよ。

私達の社会人全盛期には

高度経済成長期があった。

君たちが生まれてからの日本は

景気が低迷している。

君たちは

国が発展している社会を知らない。

でも、世界には

それを感じられる国がまだある。

伸び盛りの国は

全てのスピードが速い。

その中で、自分自身も

スピード早く成長できる。

その経験は、きっと

君の財産になると思うよ」


この言葉を思い出した私は

もう、インドしか見えなくなっていました。

シンガポールすらも

見えなくなっていたのです。笑


そこからは

シンガポールの人材会社の人に

インド支店を紹介していただき

めぼしい求人に書類を送りました。

正直、人間関係に疲れていた私は

人に会う営業職以外での転職

を条件にしていたのですが

営業職の求人以外からは

全くお声がけいただけず。笑

結局、書類選考で通ったのは

ほぼ全てが営業職でした。


せっかくだから

現地で面接を受けよう。

日本に帰る前に寄って

面接を受けて

それで一社も通らなければ

私にはご縁のなかった土地なんだ

そう思って、諦めよう。

それに、インドだなんて

きっと両親に反対されて

受けさせてもらえなくなる。笑


そう思った私は

シンガポールから日本へ帰国する際に

インドを経由して

面接を受けて帰ることにしました。


初めて降り立ったインドは

思っていたよりもカオスでも

汚くもなく、逆に驚きました。

このあと

バックパッカーの皆さんが行く

雑多なインドを感じられる

オールドデリーという場所に行って

インドに疲れるのですが。笑

第一印象は

そんなに悪くなかったのです。


手配した安宿に泊り

1週間もたたないうちに

日本のインド法人から

営業職で内定をいただいた私は

ここから2か月後

当地での新生活を

スタートさせるのでした。

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