民家でホームステイ①~インドネシア~

インドネシア訪問の目的は

私達の研究室が支援している

コーヒー生産者農民組合の視察と

そこで働く人たちとの交流でした。


その一環として、組合のご厚意で

2つの家族が私達学生を受け入れてくださり

ホームステイをさせていただくことになりました。


私がお世話になったのは

子ども達はもう成人して

首都のジャカルタで働いているという

老夫婦でした。

2人一部屋で泊めていただいたのですが

なんとも、ホコリっぽい。。。

実はご夫婦、年の半分ほどは

子ども達を頼って都心部に住んでいるらしく

この家に帰ってきたのは、つい最近。

お掃除していない、とのことでした。笑


泊めていただく側だし。

まあいっか、と荷解きをしていると

トトトトトト。トトト。と

天井から何かが小走りする音が。笑

屋根裏にはネズミの一家が

お住まいだったのです。

うん、気持ちはわかる。

だって一年の半分は空き家だもんね。

たまに帰ってきては

家のメンテナンスしてくれるから

朽ちたりはしてないもんね、と。笑

屋根裏からは出てこないでね

と願いを込めながら

荷解きの続きに取り掛かりました。


その日の晩御飯は外で食べていたので

荷解きをして居間に入ると

お風呂に入っておいで

と、声をかけてくれました。

ジャンケンで勝った私が

一番風呂をいただきに入ると

隅の方で、何やら

ごそごそと動く、黒く光るものが。

そう、Gでした。。。


そのサイズがまた、すさまじくて。笑

日本では見たこともないくらい大きくて

触覚を除いた胴体だけで

親指くらいの大きさでした。

こちらは裸。完全、無防備。笑

助けも呼べず

寄らないでくれ!と念を送りながら

何とか、お風呂をいただきました。


それに加えて、お風呂で困ったこと。

それは、高地にあるこの村の夜は寒く

凍えるほどであったのに

お湯などが全くなかったことです。

しかも、電気もない。笑

仕方のないことですが

暗闇に馴れた目でGを睨みながら

冷水で水浴びをしました。

まさに、烏の行水。

この先の人生でも一番

早いお風呂だったと思います。笑

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